■写真は2010年9月24日、長野県の大町市で撮影したウラナミシジミ。
ウラナミシジミは夏から秋にかけて、徐々に生息範囲を北に広げていく。
中部地方の高地では9月頃から見ることができる。
よく見ると裏の翅の模様が美しい。
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●SRS研究所[SRS速読法・能力開発法指導]
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
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2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
三ヶ根山のアサギマダラ・自然旅行体験●
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3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■姫島ではコミスジをときどき見かける。
名前のごとく、小さく、しかも三条のスジ(=ミスジ)を持つ蝶である。
コミスジは、ひらりひらりと特徴的な飛び方をする可愛い蝶である。
多くは翅を開いて葉に止まる。
大分県の姫島ではなぜかススキの葉に止まる場面をよく見かける。
南西諸島ではリュウキュウミスジを見かけるが、
模様がよく似ている。ただし、リュウキュウミスジの方が
表も裏も色彩が多様に見え、輝きも強い。

090523。大分県東国東郡姫島村のみつけ海岸にて撮影。
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■タテハチョウ科コミスジ(小三條)。学名 Neptis sappho。
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姫島の自然旅行体験(SRS研究所)●
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■例年5月末頃から6月にかけて、群馬県の上毛高原では、
草原や河原にウスバシロチョウを見るようになります。
ウスバシロチョウはモンシロチョウに似ていますが、
アゲハチョウ科の蝶です。
半透明の翅に黒い斑紋を持ち、胴体には黄色い体毛があります。
飛び方が独特で、シロチョウのように「ひらひらと舞う」のではなく、
ぶっきらぼうに直線または放物線を描いて飛びます。
花に泊まることもありますが、ぽとりと落下するように草むらに消えたりします。
近寄って見ると草の根元あたりを歩いて移動していたりします。
よく見ると、卵を生んでいる場面を目撃したりもします。
やや原始的で不思議な蝶だと感じます。
年一度だけ現れるこの蝶を見ると、心の深い領域が動くのを実感します。
■写真は、北毛青年の家の近くの草原で09年5月20日に撮影しました。
ヨモギの葉に止まっています。
天気のよい夏に近い暑さを感じさせる日でした。
夜の天気予報によれば、全国的に暑い一日だったとのことで、
特に埼玉県の熊谷では33度が記録されたそうです。

■この日は、上毛高原の新幹線駅近くから、高山村にかけて、
広い範囲で飛んでいるのがみかけられました。
個体数は例年よりかなり多いと推測されました。
過去の例では、2005年の場合、6月になってから多く見られました。
それと比べると、2009年は羽化した時期がやや早いと思われます。
■本日ウスバシロチョウと一緒に見た蝶は、ジャコウアゲハ、
スジグロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ヒメウラナミジャノメ。
■SRS研究所の3D昆虫園にも筆者が書いた
ウスバシロチョウの記事があるので、参照のこと:
●
25■ウスバシロチョウは不思議で優雅なアゲハチョウ科の蝶
/アゲハチョウ科/パラレル法●
59■05年もウスバシロチョウが6月上旬の上毛高原に出現した
/アゲハチョウ科/小さい旅15/パラレル法-------------------------------------------------------------
■アゲハチョウ科ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)。中国東部、朝鮮半島、日本に分布。
日本では北海道、本州、四国に分布する。
越冬は卵で行い、2-3月に孵化。年一回だけ、5-6月に発生。
食草はムラサキケマンなど。
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■福島県のグランデコスキー場で、08年8月6日から
例年のように、アサギマダラのマーキングを開始しました。
以下の写真はその最初の日の最後にマーキング(標識)した例です。

[070806]福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場。デコ平。
■07年の8月の初旬は、グランデコでは
気温が低い状態で始まり、気象条件も不良で、
5日まではアサギマダラの個体数が極めて少ない状態でした。
6日からやっと少しずつ増えて行ったという状況でした。
それに対して、08年には、8月6日の時点ですでに
そこそこのアサギマダラの個体数がいるように思われました。
結局、12時30分頃から、16時30分頃までの間に、
SRS3227から初めて、SRS3500までの
合計173頭に標識することができました。
この数字は、取材陣の人と一緒に行動しましたので、
標識に没頭できたわけではないために、
平素の標識活動から見ると、かなりセーブした数字になっています。
■すべての個体がほぼ新鮮な個体でした
(一頭だけ破損がありましたが、翅表面は新鮮でした)。
いずれの個体も比較的最近羽化した個体であろうと推測されました。
上記の時間帯の温度は24~28度で、
アサギマダラにとっては比較的好ましい温度でした。
以上から、
■08年のデコ平のアサギマダラの個体数は、8月上旬の段階では、
07年よりも多個体数がより多い傾向にあることが分かりました。
明日以後は、
さらにアサギマダラの個体が増えてくるであろうと推測されました。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■ジャノメチョウは草原や林縁に7月から9月頃にみかける蝶。
北海道から九州に分布しています。
■群馬県の高山村では、
7月下旬になって、突然、ジャノメチョウを数多く見るようになりました。
おそらく一気に同期して羽化する出来事があったのでしょう。
その多くはラベンダーの香りに引き寄せられて来たものと思われます。
写真の個体は、地面の枯れ葉に止まっていますが、
茶色の翅と周囲との間には自然な移行が見られ、
擬態が成立しています。
■下の画像は、クロス法で立体視できます。
■タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科ジャノメチョウ。学名Minois dryas。
学名Hestina persimilis japonica (C. et R. Felder, 1862)

[080723] 群馬県吾妻郡高山村。ジャノメチョウ。
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■ここでは前項で紹介したゴマダラチョウを、
パラレル法で立体視しましょう。
■このゴマダラチョウは花壇で、
おそらく獣糞をもととしていると推測される肥料に
飛来しました。
■タテハチョウ科ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)。
学名Hestina persimilis japonica (C. et R. Felder, 1862)

[080608] 徳島県板野郡板野町黒谷字居内28。四国八十八箇所第四番。黒厳山大日寺。
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■5月17日に、大日寺を訪れたところ、
その花壇に、2頭のゴマダラチョウが飛来しました。
見ると、畑の肥料に止まって、口吻でなめ回していました。
ゴマダラチョウは、腐った果実や、
獣糞などを訪れることが知られている。
この肥料も、おそらく牛か何かの糞のように見えるので、
その香りに惹かれてやって来たのでしょう。
■下の画像は、クロス法で立体視できますので、
やってみましょう。
■タテハチョウ科ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)。
学名Hestina persimilis japonica (C. et R. Felder, 1862)

[080608] 徳島県板野郡板野町黒谷字居内28。四国八十八箇所第四番。黒厳山大日寺。
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