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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

文京区の公園はミンミンゼミが盛んに鳴き、ある朝、一匹が階段に落ちていた。[080806。東京]

■8月6日の朝、東京都文京区の須藤公園を歩いていたら、
 階段に、ミンミンゼミがひっくり返りの状態で落ちていた。
 寿命が尽きたらしい。写真はそれを普通に見る形に戻した状態。
 東京でも毎日たくさんのセミが羽化し、
 激しく鳴き始めるのと同時、
 それと同じくらいたくさんのセミが、
 鳴くのをやめて命を失っていく。
 それが夏の盛りの蝉の生き様である。
■写真はクロス法で立体視ができます。
ミンミンゼミ
[080806] 東京都文京区千駄木。須藤公園。階段に落ちたミンミンゼミ。
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■カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科ミンミンゼミ(ミンミン蝉) 。Oncotympana maculaticollis。
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東京の自然体験(SRS研究所)
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オニヤンマが新幹線の駅の構内に迷い込んでいた。[080731。3D立体視。群馬県]

■オニヤンマは日本最大のトンボです。
 頭部から腹部の端までの長さは10cm前後になります。
 黒地に斜めに走る黄色いすじが特徴的で、
 緑色の複眼も印象的です。
 飛ぶ速度は2m/秒程度で、
 気温が高いときの方が朝晩の気温の低いときより速く飛ぶとのこと。
 ハエ、アブ、ハチなどを空中で捕食します。
■7月31日、新幹線の上毛高原駅のホームの窓辺にいる
 オニヤンマをみかけました。
 構内に入り込み、ガラス窓で逃げるのを阻止されたのでしょう。
 あきらめ顔で窓の外をみつめている、といった風情です。
■写真は窓辺のオニヤンマ。
 クロス法で3D立体視ができます。
オニヤンマ
[080731] 群馬県利根郡月夜野町。オニヤンマ。
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■オニヤンマ科オニヤンマ属オニヤンマ(鬼蜻蜓、馬大頭)、学名 Anotogaster sieboldii。英名hollylock。
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奄美大島ではチョウセンカマキリがアサギマダラを狙っていた [071109。奄美大島]

■カマキリはアサギマダラの天敵のひとつである。
一匹のカマキリが何頭ものアサギマダラを食べてしまった現場を
何度も見たことがある。
■下の写真はチョウセンカマキリ。
奄美大島でアサギマダラを採集していたら、
いつの間にかアサギマダラと一緒に入って来た。
花の陰でアサギマダラなどの昆虫を狙っていたのだろう。
車のボンネットの上に乗せて撮影した。
いかにも「挑戦的」な顔つきをしているが、
チョウセンカマキリのチョウセンは「挑戦」ではなく、
「朝鮮」から来ている。
目の中の小さい黒点が小さい瞳孔のように見えて、
何となく残忍な印象を与える。
これは「偽瞳孔」と呼び、本当に黒いのではなく、
反射光がないために黒く見えるだけ。
一般にカマキリというとこのチョウセンカマキリのことを言うことが多い。
■チョウセンカマキリの分布は本州から沖縄まで。
緑色型と褐色型がある。
後羽の前縁部と、中央部に濃褐色の短い紋がある。
体長は雄70mm、雌90mm程度。
チョウセンカマキリ1

チョウセンカマキリ2

■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■カマキリ科チョウセンカマキリ(朝鮮蟷螂)。別名カマキリ。学名Tenodera angustipennis。
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SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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ウラギンヒョウモンがヨツバヒヨドリの花で吸蜜していた(群馬。07年7月25日)

■ウラギンヒョウモンはオレンジ色の美しい蝶。
一般に、ヒョウモンチョウ類は、ヨツバヒヨドリが大好きである。
07年7月25日、まだ蕾の一部が咲き始めたばかりであったが、
数多くのヒョウモンの仲間が、玉原高原のゲレンデで至福の時を過ごしていたた。
ウラギンヒョウモン
[070725]群馬県沼田市玉原高原。
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オオスカシバは2cmほどの口吻でホバリングしながら吸蜜する(奄美大島。07年5月3日。やや近接した写真。オオスカシバNo.2)

■オオスカシバは透明な翅を持つ蛾である。
驚くべき高速で翅を動かし、蜂のような音をたてながら、
ホバリングしつつ蜜を吸う。
ハチドリそっくりの動きである。
体長は3cmほどで、口吻は2cmほど。
その様子が写真ではよく見える。
シロノセンダングサで吸蜜している場面だが、
写真の例では脚も同程度の長さであり、
それを添えて活用しているようにも見える。
体色はウグイス色が基調で、胴体の中部に暗色の帯がある。
■通常の蛾とは全く異なる運動をするオオスカシバのような昆虫を見ると、
昆虫の可能性の凄さが分かり、ついでに頭も少し柔軟になる。
■前項の解説も参照のこと:
07.07/27●「オオスカシバはハチやハチドリのように
ホバリングと瞬間移動をする
(奄美大島。07年5月3日。オオスカシバNo.1)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1061.html
オオスカシバ2
[070503]鹿児島県奄美市住用町神谷。奄美大島。
■チョウ目(鱗翅目)スズメガ科ホウジャク亜科オオスカシバ属オオスカシバ(大透翅)。学名Cephonodes hylas Linnaeus,1771。英名Pellucid hawk moth。
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1061■■070727(0300)-37896-7■オオスカシバはハチやハチドリのようにホバリングと瞬間移動をする(奄美大島。07年5月3日。オオスカシバNo.1)

オオスカシバはハチやハチドリのようにホバリングと瞬間移動をする(奄美大島。07年5月3日。オオスカシバNo.1)

■奄美大島の住用川の川辺では、
シロノセンダングサにオオスカシバが訪れ、
次々とホバリングしながら吸蜜していた。
まるで蜂のような音を立てて超高速で羽ばたき、
ブンブンと飛び回っていた。
■オオスカシバは本州以南に分布する蛾。
翅が透明なので、スカシバ(透翅)と呼ぶ。
蛾の多くは暗いときに活動するが、
明るい日中に活動する。
日本では本州以南に分布する。
クチナシが食草。
■次項では、オオスカシバのもう少し近接した画像を示す。
■南西諸島には近縁種でリュウキュウオオスカシバがいる。
四国、九州にも分布する。
この種は腹部の中部に帯状の模様がないので、区別できる。
オオスカシバ1
[070503]鹿児島県奄美市住用町神谷。奄美大島。
■チョウ目(鱗翅目)スズメガ科ホウジャク亜科オオスカシバ属オオスカシバ(大透翅)。学名Cephonodes hylas Linnaeus,1771。英名Pellucid hawk moth。
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クロセセリは奄美ではよくみかけるやや大きめのセセリチョウ(奄美大島。07年5月3日)

■奄美大島ではクロセセリは比較的よく見かける蝶である。
白と褐色の地味な色彩の蝶だが、
前翅にある白い斑紋が印象的だ。
■クロセセリは九州から南西諸島に分布するセセリチョウ科の蝶。
前翅長は約20ミリ。
最近は、本州の近畿地方、四国の愛媛県まで北上している。
4月から10月まで、3回から4回発生する。
ショウガ科の植物を食草とする。
クロセセリ
[070503]鹿児島県奄美市住用町神屋。奄美大島。
■鱗翅目セセリチョウ科クロセセリ。学名Notocrypta curvifascia。
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