長野県下伊那郡大鹿村鹿塩・黒川林道で、
「SRS3435、ヒメ、5/25」と標識のあるアサギマダラを、
桜井正人さんが再捕獲してくださった。
これは5月25日に姫島で私がマークした蝶です。
大分県から、長野県への移動が確認された初めての例です。
66日間かかっています。羽に破損はなかったとのこと。
この例の意義は、5月に大分県にいた「渡り蝶」が、
7月末という夏場にも本州中部でしっかり生き延びていることが、
初めて明確に分かったことです。
下の画像は6月3日の姫島の様子ですが、
この蝶たちがまだ本州のあちこちで飛び回っている可能性があります。
皆さんも、アサギマダラをみかけたら、
時間と場所を示すメッセージをコメントしてください。
今年はおそらく個体数が多そうです。
アサギマダラは「感動の生命体」ですよ。

[060603] 大分県東国東郡姫島村みつけ海岸。
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