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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

グランデコから安達太良山へアサギマダラが19km移動

  グランデコスキー場で8/12に私が標識した
   アサギマダラ「SRS7366(雄)」が、7日後の8/19に、
    福島県二本松市安達太良山で見出された。
     19.1kmの移動である。
      渡辺亨君(小学4年生)が見つけ、一生さん(父)が撮影された。
       画像は両方を並べたもの。
        今年のデコ平からの移動の第一例である。
安達太良山再捕獲
[060812]福島県耶麻郡北塩原村グランデコスキー場。
[060819]福島県二本松市安達太良山。
詳細はSRS研究所のHPの「2006年渡りの記録」の「詳細記録」に示す。
http://www.srs21.com
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赤城山麓から緑豊かな榛名連山を望む

  赤城山と榛名山は渋川市の市街をはさんで東西に分布する。
   初秋の一日、赤城側から榛名山を眺めることができた。
    榛名山の周囲には複数の山々が配置されている。
     画像の中央やや上に建物が白く集積して見えるのが伊香保温泉郷。
      大きな山塊を一望にすることを通して、
       身の回りをより大きな観点からとらえるセンスが磨かれてくる
   榛名連山
[060928] 群馬県渋川市赤城山麓。
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姫島から群馬県赤城村へアサギマダラが736km移動

 大分県の姫島からアサギマダラが、群馬県の赤城自然園へ渡った。
  06年5月23日と25日に、それぞれ木野村孝一さんと私が姫島で確認し、
   6月22日に赤城自然園で再捕獲された。
    下はその個体の画像。2回標識してあるのは2人が確認したため。
     アサギマダラは春に北上の渡りをするがその詳細は不明であった。
      それが徐々に解明されつつある。
       本例は、06年に姫島から北上して確認された個体の6番目である。
        同時に、最も遠く(最も北)で確認された例となった(06年現在)。
         姫島・赤城移動例

[060525] 大分県東国東郡姫島村。[060622]群馬県渋川市赤城自然園。
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上毛高原は黄金の実りが広がっている

 上毛高原は特に水田地帯というわけではないが、
  日本の標高500m~1000m地帯で通常に見られる程度の水田がある。
   9月の彼岸頃ともなると黄金(こがね)の実りが楽しめる。
    この場所は私の気に入っている場所の一つ。
     左で陰影を作っているのは桑畑。
      前方には段々の水田が続き、その向こうは低めの山々。
       空の表情は時々刻々変わっていく。
        日本には風景の喜びが満ちている。
上毛高原の黄金の実り

[060928] 群馬県月夜野町。
イネ科イネ属イネ(アジアイネ。稲)。学名Oryza sativa。
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SRS研究所のHP 「ここをクリック」
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バーゼリアには不思議な丸い花が咲く

  バーゼリアは南アフリカ原産の常緑低木。
   葉はスギを連想させる。
    茎の先に丸い緑色の蕾をつける(散房状)。
     開花すると白く変わり。
      蕾をつける花茎の分岐部が赤くなり、
       これが何とも不思議な印象を与える。
       バーゼリア

[060927] ブルニア科ベルゼリア属バーゼリア(別名ベルゼリア)
     学名Berzelia lanuginosa。
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ホタルガはホタルに擬態した蛾の一種

 ホタルガは頭は赤く、翅は黒く、その翅に白いラインがある。
  ホタルは頭が赤く、翅は黒く、発光部分を白と見なすと、類似している。
   このようなことから、ホタルガは、ホタルに擬態しているとも言われる(ミューラー型擬態)。
    一般に毒を持つもの同士が似ることをミューラー型擬態と呼ぶ。
     ホタルガには毒がある。
      ただし、ホタルと異なり、昼間に活動をするのが興味深い。
     ホタルガ

[060924] 愛知県知多市佐布里池。
    マダラガ科ホタルガ。学名Pidorus glaucopis atratus。
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ツバキの実がほんのり赤く色付き始めた

  ツバキは花が美しいが、実にも捨てがたい魅力がある。
   ツバキ油などの実用性もあるが、
    子供時代には投げたり、転がしたり、割ったり、と遊びにも用いた。
     そんなツバキの実がほんのりと色付く時期になった。
      彼岸過ぎの一日。
      ツバキの実

[060924] ツバキ科ツバキ属ツバキ。学名Camellia japonica。
愛知県知多市佐布里池。
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カラスウリが実りの度を強めた(2)

  9月6日に、カラスウリに関する最初の記事を書いた。
   今回は2回目だ。
    季節時計が進んで、さらに実りが深まった。
     緑色に白い縞を持つウリは見事な朱色に染まっていく。
     カラスウリ

[060905] ウリ科カラスウリ属カラスウリ。学名Trichosanthes cucumeroides。
 カラスウリの本ブログの最初の頁は、下記:
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-115.html
 カラスウリの「花」に関しては、SRS研究所の3D植物園も参照してください:
http://www.srs21.com/3d_plant/pages/264-karasuuri.htm
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グランデコから長野県大町市への移動個体(SRS8868)を自己再捕獲

 2006年8月15日に、福島県のグランデコスキー場で、
  「SRS8868」と標識したアサギマダラの雌個体を放蝶した。
   同年9月22日に、長野県大町市の中綱湖畔で、
    その蝶に再会することができた。自己再捕獲の今年の第一例である。
     38日間の旅をして、福島県から長野県まで移動してきたのだ。
      移動距離は237km。 
       その割に翅に破損が見られないのは、
        比較的穏やかな道中だったのだろう。
        (元画像と比較するとより詳細な変化が分かる。追記をクリックすると画像が見える)。
         この個体は「SRT1348」と追記して再度放蝶した。
          この個体が、次にどこへ移動するのか楽しみだ。
           画像の背景は淡いピンクはフジバカマ、黄色は実った稲田である。    
         自己再捕獲デコ

[060922] 長野県大町市平 のっぺ山荘。
[060815] 福島県北塩原村 グランデコスキー場。
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中綱湖の西空に浮かんだ波状高積雲

  秋の彼岸(=秋分)の前日。
   中綱湖畔の夕方の西空に、
    波状の白い雲が現れ、
     次第に展開して行った。
      2~7kmの中程度の高さに出現する高積雲である。
       陸上には風はないが、上空には風があるのか、
        分単位で、全体が広がっていく様子を眺めることができた。
         雲は天心のアートである。       
   波状高積雲

[060922] 長野県大町市平 中綱湖。
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ヒメアカタテハは翅裏が美しい

 ヒメアカタテハは、一見、アカタテハに似るが、
  より優しい色合いの蝶である。
   アカタテハの赤はどぎつさがあるが、
    ヒメアカタテハの朱色には控えめな華やかさがある。
     英語名で、Painted Ladyと呼ぶのもうなづける。
      特にその翅裏の色調が美しい。
       画像はフジバカマを訪れて吸蜜するヒメアカタテハ。
ヒメアカタテハ

[060922] タテハチョウ科ヒメアカタテハ。学名Cynthia) cardui。
     長野県大町市平のっぺ山荘。
SRS研究所の3D昆虫園の次項も参照のこと:
91■ヒメアカタテハはほぼ世界中に分布する美しい蝶
http://www.srs21.com/3d_insect/pages/091-insect-himeakatateha.htm
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フジバカマの上の青空でアサギマダラが飛ぶ

 白馬山麓ののっぺ山荘にはたくさんのフジバカマが育っている。
  そこには、のべ数千頭を超えるアサギマダラが渡りの途中で集まる。
   9月22日はその第二波の通過中であった。
    この日は、やや風が吹いていたこともあって、
     吸蜜していたかと思うとひらりひらりと飛び回る様子を、
      一日中観察することができた。 
       写真は美しい秋空を背景に、
        アサギマダラが軽快に飛び回っている様子を示す一枚。
飛ぶアサギマダラ

[060922] 長野県大町市平 のっぺ山荘。
     マダラチョウ科アサギマダラ。キク科フジバカマ属フジバカマ。
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カンタンはルルルルルと鳴く「秋の鳴く虫の女王」

  カンタンはマツムシ科の細長い秋の虫だ。
   下の画像の個体は淡黄色の体の色をしているが、
    もう少し緑色がかった個体もあり、変異が多いようだ。
     鳴き方はルルルルルとも、リリリリリとも、ロロロロロとも聞こえる。
      甲高い音ではなくやや周波数の低い声だ。
       画像はフジバカマの葉の上で昼間に鳴いているのを見つけて撮影。
        葉の上にいることが多い。
        カンタン

[060918] マツムシ科カンタン。学名Oecanthus longicauda。
     マメ科(クズ)、キク科(ヨモギ)などの植物の中で生活。
     長野県大町市平。フジバカマで鳴くカンタン。
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台風13号通過中のすごい夕焼け

  西表島で風速69.9mという観測史上最大値を記録した台風13号。 
   その台風が九州を通過して日本海を北上中の9月18日の夕方、
    東京では素晴らしい夕焼けを見ることができた。
     画像は17時59分の撮影。
台風13号の夕焼け

[060918] 東京都文京区。
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のっぺ山荘はフジバカマが満開だった(アサギマダラ中継地)

  長野県の大町市の中綱湖畔の「のっぺ山荘」は、
   フジバカマの花園があることで有名だ。
    ここを訪れるのは3年目であるが、
     06年も9月にたくさんのフジバカマが満開になった。
      ここは渡り蝶アサギマダラの中継地としても有名だ。
       この花園を舞台に私のマークした蝶も再捕獲された。
        06年にはアサギマダラの移動は遅れがある。
         どのようなエピソードが生まれるかはこれからの展開だ。
          右向こうに見えるのが「のっぺ山荘」の建物。
           ここの古川御夫妻の尽力によってこの素晴らしい花園が維持されている。
のっぺ山荘
[060915] 長野県大町市平 のっぺ山荘。
キク科ヒヨドリバナ属フジバカマ(藤袴)。学名Eupatorium fortunei (またはEupatorium japonicum)。 
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初秋の青木湖は深みをたたえて鎮まっている

 青木湖は仁科三湖の一つ。
  周囲は6.65kmと小さい湖であるが、
   水深は58mと深く、透明度は8mと高い。
    やなばスキー場から見下ろした風景で、
     1年前の同日のほぼ同時刻にもここから撮影した。
      昨年の画像は下記に掲載してある。今年は青空がない。
       また、今年は、昨年より草刈りが行われてこぎれいである。
        ただし、周囲にはススキが高くおいしげり、
         多数のキリギリスが鳴いて秋の気配を醸し出していた。
          年ごとの変動をとらえると、風景の理解にも奥行きが出る。
青木湖

[060915] 長野県大町市平 青木湖畔。
 青木湖の詳細は、SRS研究所の3D風景集の中の第112番
「112   青木湖は仁科三湖の中で最大で、長野県では最深の湖
   /小さな旅116/長野県大町市/パラレル法 」を参照:
http://www.srs21.com/3d_scene/pages/k112-aokiko.htm
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その後のカクレミノの実(2)

 06年7月23日のカクレミノの花と実を以前に示した。
  その後、2ヶ月近くなって、実が少し膨らんだ。その様子だ。
   まだ成熟には到らないが、
    きれいな形の実を供えた様子には、端正な印象を受ける。
     カクレミノの実(2回目)
[060723] ウコギ科カクレミノ属カクレミノ。
     学名 Dendropanax trifidus Makino
     カクレミノは関東南部以西に分布する常緑小高木。
以前の記事は以下を参照。「カクレミノの花と実」:
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-36.html
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「うわーっ、ネッシーか」とも思ったスッポン

  秋の気配が漂い始めた9月13日、
   SRS研究所の近くの須藤公園を歩いていたら、
    池の中にぬーっと顔を出したものがあった。
     この池にはアカミミガメが多いのだが、違う。
      何とスッポンであった。かなり大きい。
       ニホンスッポンは甲羅の最大は35cmくらいになるという。
        それくらいは十分にありそうだ。 
         いったいいつからいるのだろうか。誰かが入れたのだろうか。
          過去15年来、この池で初めて見たことになるのだが、・・・・。
       スッポン
[060913] 爬虫綱カメ目スッポン科ニホンスッポン。学名Pelodiscus sinensis。
     別名 キョクトウスッポン。シナスッポン。
     東京都文京区千駄木 須藤公園。     
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五ヶ月半のMです(3)

 2回目のお邪魔から約一ヶ月半経過してMは敏捷な子になりました。
  個人情報ですから、生年月日は秘密ですが生後約五ヶ月半です。
   なぜかひらりと跳ぶのが得意です。
    飛若丸とも呼ばれています。
     ただし、女の子です。
      M(3回目)

[060914] ヨークシャーテリア。
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ピンクッションは針刺しを連想させるユニークな花

 ピンクッションは名前の通りピンを刺すクッションに似る。
  原産地はアフリカであるがハワイなどで栽培されている。
   日本でもよく流通しており、黄色い品種もある。
    本画像は赤い種であるが色彩が美しい。
     針とその頭にあたるところも
      プラスチックでできているような質感があって面白い。
ピンクッション
[060910] ヤマモガシ科レウコスペルマム(リューコスペルマム)属
ピンクッション(Pin cushion) 。学名Leucospermum cordifolium。
別名レウコスペルマム・リューコスペルマム(Leucospermum)
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安達太良山(あだたらやま)の遠望

 安達太良山は日本百名山の一つ。
  福島県の二本松市の西の端にあり、
   高村光太郎の妻・智恵子の故郷としても知られている。
    デコ平から下山する途中で東南東を望むと、
     雪渓が残っているのように白く見える山がある。
      これが安達太良山である。
       白い場所は沼の平と呼ぶ火山性の荒れた岩地。
        撮影場所からは20kmほどの距離にある。
安達太良山

[060830]福島県北塩原村グランデコスキー場から、
    福島県二本松市安達太良山を望む。
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モジツノゼミは耳の形の突起を持つ不思議な昆虫

 ツノゼミは、文字通り前胸部の背部に角のような突起を持つ昆虫。
  種類により突起の形が少しずつ違う。
   翅の長さが7mm程度で、小さい昆虫だ。
    モジツノゼミのツノは耳のような形をしているのが特徴。
     通常はヨモギの汁などを吸っている。
      画像の個体は車のフロントグラスの上に止まっていた。
モジツノゼミ

[060830]ツノゼミ科モジツノゼミ。学名Tsunozemia paradoxa。
    福島県北塩原村グランデコスキー場。
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クロヅルは山地に生えて白い花を咲かせるつる植物

  クロヅルは本州から九州の山地に分布する。
   朝鮮半島から中国東北部にも分布する。
    卵状の楕円形の葉を持つつる性の落葉低木である。
     夏に5つの花弁を持つ白い花を咲かせる。
      デコ平では笹原のすきまで伸びているのをよく見かける。
       8月上旬に開花し8月下旬には種子をつける。

          クロヅル花
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オオウラギンスジヒョウモンがヨツバヒヨドリに来た

  オオウラギンスジヒョウモンは北海道から九州の山地に住む。
   ウラギンスジヒョウモンに似るが裏翅の白い紋の分布が異なる。
    ウラギンスジヒョウモンは前翅の裏に白い紋がより多い。
     年一回7~8月に成虫になり仮眠をすることが知られている。
      ヒョウモンチョウの仲間ではデコ平では比較的多い種。
       ヨツバヒヨドリに止まって少しずつ移動しながら吸蜜する。
オオウラギンスジヒョウモン

[060803] タテハチョウ科オオウラギンスジヒョウモン。学名Argyronome ruslana lysippe。
     福島県北塩原村デコ平。
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アメリカノウゼンカズラは高い梢に上って咲く

  アメリカノウゼンカズラは北米が原産のツル植物。
   ノウゼンカズラに似るが、花は小型で筒がより細長い。
    吸着根を出して壁によじのぼる。
     夏に開花を見る。
      9月8日にカシワの高い梢に上って開花しているのを見つけて撮影したのが下の画像。
       東大病院では野生化してキャンパスの周囲の土手に上っている。
        毎年刈られるが毎年生き延びて幹や枝に上っている。
アメリカノウゼンカズラ

[060908] ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属アメリカノウゼンカズラ。
     学名Campsis radicans。アメリカノウゼンカズラは北米原産の落葉ツル植物。
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9月にはムベの実が次第に大きくなる

  ムベは関東以西に分布する常緑のつる性の木。
   5月頃に開花し、10月頃に赤紫色に実り、実は5-6cmになる。
    果樹の一種でもあるが、アケビより食べづらい。
     写真は庭の塀に生け垣代わりに育てられている株。
      9月上旬に実が充実して来た様子を示している。
       実のふくらむ様子で秋の近づき具合が見えてくる。
ムベ

[060908] アケビ科ムベ属ムベ(郁子)。
     別名ウベ、トキワアケビ(常磐通草)。学名Stauntonia hexaphylla 。
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ボウ・レイクには風化した山容が映ずる(3)

  アイスフィールド・パークウエイはカナディアンロッキーの中央を走る。
   その脇にあるのがボウ・レイク。
    ゆっくりと湖畔を散歩すると、到るところで美しい風景に出会う。
     写真は風化した山裾が湖面に映ずる景観。
      山の頂には白い氷河も見えている。
ボウ・レイク

[020809] カナダ。バンフ国立公園。ボウ・レイク(Bow Lake)。
本ブログで既に示したボウ・レイクの以下の2つの景観も参照:
08/09 「朝のボウ湖の爽やかな美しさ」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-82.html
08/06  「ウ湖の夕方の青の世界に沈む美しさ」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-78.html
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ハンゴンソウが夏の終わりのデコ平で輝く(2)

 高原で咲くハンゴンソウは、
  その黄色い色彩と独特の花序(散房花序)で意外に目立つものだ。
   磐梯山を背景に、ヨツバヒヨドリが群れ咲くゲレンデで、
    数本のハンゴンソウが花盛りになっていた。
     輝かしい夏の終わりの思い出。
ハンゴンソウ

[060813]キク科キオン属ハンゴンソウ(反魂草)。
    学名Senecio cannabifolius Less.。
    福島県北塩原村デコ平。
別項「ハンゴンソウの蕾が開花間近になった」も参照:
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-90.html
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アザミの葉に止まるウラギンヒョウモン(2)

  ウラギンヒョウモンは比較的よくみかけるヒョウモンチョウの一種。
   写真は8月の最後の日にデコ平でみかけたウランヒョウモン。
    アザミの葉の上でひなたぼっこをしていた。
    この頃になるとヒョウモンの多くは翅がやや古くなる。
      この個体は新鮮に見える。
       日射しのもとのオレンジの輝き。
ウラギンヒョウモン

[020831] 福島県北塩原村デコ平。
タテハチョウ科ウラギンヒョウモン。学名Fabriciana adippe pallescens。
以下の項目も参照:
●「ヨツバヒヨドリで吸蜜する2頭のウラギンヒョウモン」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-111.html
●ウラギンヒョウモンの詳細は「3D昆虫園」の第73項を参照のこと:
 http://www.srs21.com/3d_insect/pages/073-insect-uraginhyoumon.htm
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ビクトリア氷河を映し出すレイク・ルイーズの湖面(1)

 レイク・ルイーズはカナディアン・ロッキー観光の目玉ポイント。
  ロッキーの宝石とも呼ばれるその湖の奥には、
   ビクトリア氷河が控えている。
    レイク・ルイーズでは湖岸の小道を散歩しながら、
     上流から川が流れ込む湖の端まで往復することができる。
      淡いエメラルド・グリーンの湖水の色を楽しみながら、
       湖面に映る氷河と雲と山々の姿の変化を追いかけていくと、
        知らないうちに日が傾きかけていた。       
レイク・ルイーズ

[020809] レイク・ルイーズ(ルイーズ湖)。カナダ。バンフ国立公園。
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