笹の繁った林道脇を焦げ茶色のかたまりが敏捷に飛び回る。
それがクロヒカゲだ。
毎日同じ場所にいるらしく、
同じ場所で出会うことが多い。
人間のように顔つきの違いまで見えれば、
友だちになったような気もするかもしれない。

[060802] ジャノケチョウ科クロヒカゲ。
福島県北塩原村デコ平。
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アブラガヤは北海道から九州まで分布するカヤツリグサの仲間。
変異の多い種として知られる。
デコ平では湿原にも見られるが、
他にも、ゲレンデのいたるところで見ることができる。
写真は8月の初めの株で、
丈もさほど高くなく、
花序もこれから発達しようとする段階にある。
あまりに繁茂すると不安になるが、
散発的に生えているときには、
まっすぐ伸びた花茎が爽快感を与える。

[060801] カヤツリグサ科ホタルイ属アブラガヤ。学名Scirpus wichurae。
福島県北塩原村デコ平湿原。
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