ウマノスズクサには種々のアルカロイドが含まれている。
アルカロイドとは植物に含まれるアルカリ性の有毒成分である。
代表的な物質はアリストロキア酸。
ジャコウアゲハ類はこのアルカロイドを幼虫時代に蓄えて鳥から身を守る。
開花は7-9月だが、花は独特の形で特殊な戦略を持つ(下記参照)。
写真は奄美大島の龍郷町で撮影した。
奄美大島ではジャコウアゲハはよく見るので、
多く生えているに違いないが、個人的にはみかけることは多くない。

[061104] 鹿児島県大島郡龍郷町。
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属ウマノスズクサ(馬の鈴草)。学名Aristolochia。
1)SRS研究所の「生命能力・生命戦略」の
22■ウマノスズクサ:虫を幽閉して利用する花粉媒介戦略(050801)」を参照。
2)SRS研究所の3D植物園
「327■ウマノスズクサは独特な形の花をしたつる植物」も参照。
ランキングのために次を一押ししてください(一日一押し):→

スポンサーサイト