奄美大島では6月~7月頃に開花し、この頃にアサギマダラがよく吸蜜に来る。
この頃のアサギマダラは北上していくものと考えられる。
秋11月にもなると奄美大島には数多くのアサギマダラが南下してくる。
この頃のイジュには花はなく、すでに実が出来ている。
その実はかなり固く、一見椿のようにも見えるが、
中身は椿のような塊をなす種子ではない。
中を割って見ると薄い扁平な種子が入っている。
実が割れて口を開くと、風に乗って少しは拡散しそうな軽さである。
写真でも割れた箇所を見るとその様子が分かるだろう。

[061104]鹿児島県大島郡龍郷町(奄美大島)
ツバキ科ヒメツバキ属イジュ。学名Schima liukiuensis。
開花時の写真は、SRS研究所のHPの3D植物園を参照:
「315■イジュは琉球列島の固有種で、以前は魚毒として使われた
/ツバキ科ヒメツバキ属/小さい旅74/パラレル法」
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