キングビリーパインは、タスマニアの固有種。
1000年以上の寿命を持ち、
種子は5-7年に一回作られるだけだと言う。
タスマニアには固有の針葉樹が4種あるが、
そのうち3種がクレイドルマウンテンの周囲にある。
セロリトップパイン、ペンシルパインと本種である。
そもそもスギ属の樹木は南半球ではタスマニアにしかないという。
雰囲気は日本のスギに似ており、
生えている場所は、薄暗く苔むした雰囲気で、屋久島を連想させる。

[071230]スギ科スギ属キング・ビリー・パイン(King Billy pine)。学名Anthrotaxis selaginoides。Ballroom Forest(Dove湖の西側), Dove Lake, Tasmania, Australia。
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三国街道には、江戸時代多くの往来があった。
参勤交代の長岡藩主は、往来のつど、行列を休息させ、この清水を賞味した。
安政年間に、長岡で藩主は山に伏し、『もう一度あの水がほしい』と所望した。
下僕は殿の臨終に間に合うように近くの水を汲んで差し出したが、
この水は違う、と見抜いてしまったという。
急いで汲み直して帰ったが、既に殿は帰らぬ人となっていた。
下僕は責任を感じて自害したという。
以上は、この泉の脇に書いてある立て札の趣旨である。
(群馬県高山村教育委員会の記載。撰文、阿部嘉市郎氏とある。若干表現を変えた)。
過去の名水も、今は誰も飲む人はなく、
舗装された道路の横で冬の日射しを浴びて鎮まりかえっていた。
ユニークな岩肌だけがときおり旅人の気を引くのかもしれない。

[070221]群馬県吾妻郡高山村。
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■サザンカは冬に花を咲かせる代表的な常緑広葉樹である。
四国、九州、本州の山口県から沖縄まで自生する。
ツバキ科の植物は亜熱帯から熱帯に分布するが、
サザンカは温帯に生息する点でその北限に分布する種である。
ツバキとの交雑種を寒椿と呼ぶ。
野生のものは白い花が多く、特にピンクが混ざる。
園芸種は白から赤までさまざまなものがある。
■追記。アサギマダラは本州や南西諸島では晩秋のサザンカに集まることがある。
南西諸島では冬のサザンカも生き延びるために利用していると思われる。

[070212]ツバキ科ツバキ属サザンカ(山茶花)。学名Camellia sasanqua。
愛知県知多市佐布里。
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ヤツデ(八つ手)は文字通り掌状の葉をつけるが、
その葉は七つ、九つなどの奇数枚に裂けるという
(写真の葉も9枚、7枚になっているのに注目)。
海岸近くの森林の周囲に分布し、関東以西に見られる。
花は秋の終わりに咲いて、二重構造を作る。
まず球状の形(散形花序)をつくり、それが集まって円錐花序を作る。
実は春に次第に熟して黒くなっていく。

[070212]ウコギ科ヤツデ属ヤツデ(八つ手)。学名Fatsia japonica。
愛知県知多市佐布里。
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ロンセストンはタスマニアの北部の主要な街だ。
その西側にサウスエスク川(South esk River)がある。
カタラクタ渓谷はその両側に展開する独特の岩のなす景観だ。
渓谷にはウォーキングトラックがある。
その一箇所に川を渡る橋がある。
写真はその橋から撮影した。

[061231]Cataract Gorge, Launceston, Tamania, Australia。
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