■2月末、東京都文京区で沈丁花が見頃を迎えた。
07年には2月中頃から開花が始まっていた。
よい香りが周囲一帯に漂っている。文字通り春の気配を満たす植物だ。
■ジンチョウゲは、中国南部原産。
一般には、2月末から3月に開花する。
沈香という香木に似た香りと、
丁字(ちょうじ、インドネシア原産のハーブ)に似た花を咲かせるので、沈丁花と呼ぶ。

[070227]東京都文京区千駄木。
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属ジンチョウゲ(沈丁花)。学名Daphne odora。チンチョウゲとも呼ぶ。瑞香とも。
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■カランコエ属の植物にはいろいろのものがある。一般にはカランコエというと、
ベニベンケイ(ブロッスフェルディアナ、写真)の改良種を言うことが多い。
ベニベンケイは鉢植えの形でいろいろな場所でお目にかかる。
もともとは春咲きだが、園芸上の工夫により、
年中開花した株を見ることができる。
黄色、橙色、紅色、桃色など、多様な色変化があり、株ごとに楽しめる。
原産地はマダガスカル。
■写真は東大病院の一角で見たもの。
肉厚の葉にぎっしりと小さい花を盛って
コンスタントに咲き続けるぽってりした花を見ると、
安定した春の雰囲気を味わうことができる。

[070227]東京都文京区本郷。
ベンケイソウ科カランコエ属ベニベンケイ(紅弁慶)。別名。カランコエ。学名Kalanchoe blossfeldiana。
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■2月末、東京の一角のギンヨウアカシアに黄色い花がたわわに咲いていた。
ふんわりした丸い球状の花の塊が枝先を埋めている。
例年見る光景だが、見事というほかない。
■ギンヨウアカシアはオーストラリア南東部が原産。
日本には明治末にもたらされた。
葉は銀白色がかった緑色なので、銀葉と呼ぶ。
葉は偶数二回複葉という形をなす。
花は小さい花が多数集まって球形(=頭状花序)になり、それが房状に集まっている。
これをミモザとも呼ぶが、ミモザはフサアカシアのことを指すという意見もある。
実際、フサアカシアをミモザアカシアと呼ぶ。
また、アカシア属の植物は皆ミモザと呼ぶという意見もある。
■フサアカシアとの違いは、ギンヨウアカシアの方が葉の羽状構造が小さいということ。
フサアカシアの小葉は羽状の葉の両脇の小葉が30-40対もあるのに、
ギンヨウアカシアは20対ほどである。
もちろん、葉の白銀色もギンヨウアカシアの特徴である。

[070227]東京都文京区千駄木。
マメ科アカシア属ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)。学名Acacia Baileyana。別名ミモザ。
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