■前項では、インドボダイジュの幹の画像を前項で示した:
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-609.html■ここではその全体像を示す。

[070317]北マリアナ諸国連邦。サイパン。サイパン熱帯植物園。
クワ科フィカス属インドボダイジュ。学名Ficus religiosa。英名Moraceae ficus。
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■釈迦はこのインドボダイジュの下で長い瞑想に入り、
悟りを開いたと言う。
仏教の三大聖樹のひとつ。
他の二つはムユウジュとシャラソウジュ。
■一般に、日本でボダイジュ(菩提樹)と呼ばれる木は、
インドボダイジュとは異なる樹なので、混乱しないように。
■ムユウジュに関しては、以下のブログ記事を参照:
「04/16● ムユウジュ(無憂樹)は
その下で釈迦が生まれた仏教の聖樹」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-603.html
[070317]北マリアナ諸国連邦。サイパン。サイパン熱帯植物園。
クワ科フィカス属インドボダイジュ。学名Ficus religiosa。英名Moraceae ficus。
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■ホウロクイチゴは本州中部地方以西の暖地に分布する。
低地や山地の林縁に生える半つる性の常緑低木。
全体に淡褐色の綿毛を密生する。
棘が疎生し、伸びた枝先が地面につくとそこから発根する。
葉はほぼ円形で、10-20cmにもなり、鋸歯や欠けがある。
花は前年の枝に1-2個腋生し、直径3-4cmの花をつけるが、
葉の陰で目立たない。
果実は球形で、直径1.8cmほどになる。
類似植物はフユイチゴ。
■喜界島では4月下旬に実がなっていた。
赤く熟したものは食べられる。
一般には、3-6月に開花し、冬に熟すと言われる。

[070426]鹿児島大島郡喜界町。喜界島。
バラ科キイチゴ属ホウロクイチゴ(焙烙苺)。学名, Rubus sieboldii Blume。
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■ナワシロイチゴは雑草(正確には雑木)の一種だが、
その実は、通常のイチゴと同様に、
生食もできるし、ジャムにもできる。
■喜界島では4月下旬に、花がよく咲いているが、
一部は実がつき始めた。実が十分になるのは5月以後。
■ナワシロイチゴの花は前項に示した:
「ナワシロイチゴには開ききらない紅紫色の花が咲く
(喜界島にて。ナワシロイチゴNo.1)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-671.htm
[070426]鹿児島大島郡喜界町。喜界島。
バラ科木イチゴ属ナワシロイチゴ(苗代苺)。別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ。学名Rubus parvifoius。英名Japanese raspberry。
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■ナワシロイチゴは日本、朝鮮半島から中国に分布する落葉小低木。
茎にはトゲがある。
枝はつる状に伸びて、他の植物に覆い被さる。
道路脇などでよく育つ。
葉は3出複葉が基本で、落葉する。
葉裏は白く、綿毛が密生している。
苗代の見られる頃、5-6月頃に開花して実をつける。
花は紅紫色で、開ききらないのが特徴である。
実は生食できる。
■喜界島では4月下旬に、花が咲き、実もつき始めた。
路傍でよく見かけ、他の植物に重なっている。

[070426]鹿児島大島郡喜界町。喜界島。
バラ科木イチゴ属ナワシロイチゴ(苗代苺)。別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ。学名Rubus parvifoius。英名Japanese raspberry。
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■ルリタテハは日本では北海道以南に分布する瑠璃色の帯が美しい蝶。
東アジア、南アジア、インドにも分布する。
トカラ列島以南のものは南西諸島亜種、
屋久島、種子島以北のものは本土亜種とされる。
■喜界島はトカラ列島の南の奄美諸島に属するので、
ここのルリタテハは南西諸島亜種となる。
06年の春、喜界島には異常に多くのルリタテハがいた。
07年の4月、昨年ほどではないが、やはり多くの個体がいる。
写真は、神社の鳥居に止まって、日光を浴びている様子。
このときには、頭を下にして止まっていたのが特徴だ。
一般にルリタテハはなわばりを作る傾向が強い。
したがって、一度出逢うと、以後しばらくは、
毎日同じ場所で出逢うことが出来る。
なわばり(テリトロー)に他の蝶が来ると、
追い払おうとすることも少なくない。
このときは、アカタテハを追いかけていた。

[070426]鹿児島県大島郡喜界町。喜界島。百之台。
タテハチョウ科ルリタテハ属ルリタテハ(瑠璃立羽)。学名Kaniska canace ishima (Fruhstorfer, 1899)←南西諸島亜種。[注:本土亜種はKaniska canace no-japonicum (Von Siebold, 1824)]。
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■カナメモチは常緑小高木。
本州中部以南に分布している。
花は5月頃に、小さい五弁の白い花が咲く。
直径10cmほどの小さい花が集まって球状の集散花序をなす。
カナメモチという名前は、アカメモチが変じたとも、
「モチノキに似て、扇の要(かなめ)に用いる樹」から来たとも言う。
■文京区ではまだ花が咲いている株はみかけないが、
4月下旬になって上野公園ではすでに開花を見た。

[070423]東京都台東区上野公園。
バラ科カナメモチ属カナメモチ(要黐)。別名アカメモチ。ベニカナメモチ。カナメガシ。アカメノキ。ソバノキ。学名Photinia glabra (Thunb.) Maxim。
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■全国的に見ても喜界島は春のアサギマダラが最も多いところと言える。
4月下旬はその中でもとりわけ多い時期のはずだが、
07年にはなぜか個体数が非常に少ない。
その理由は不明である。
■写真はこの日初めて見たアサギマダラ。
密林脇のシロノセンダングサの花に、
ゆったりと飛来して優雅に吸蜜していた。
シロノセンダングサは春のこの時期では、
アサギマダラの最も重要な吸蜜植物である。

[070426]鹿児島県大島郡喜界町。荒木。
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喜界島の空港から、この島の最高地点の百之台公園を目指して走っていくと、
風車が回転しているのを見る。
これは風力発電のために設置されたものだ。
数年前から設置されているが、
一昨年の台風で羽根が破壊され、
運転がストップしてしまった。
破壊されるまでは発電量の表示があったが、
現在は表示がないまま、プロペラが回っている。
おそらく発電は再開していると思われるが、
発電量が不明なので、ちょっとものたりない。

[070426]鹿児島県大島郡喜界町。
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■アオキは日本特産の常緑低木。
ヒカゲでも成長するので、陰樹として見ることが多い。
常緑であるだけでなく、
葉以外の枝の部分にも葉緑素があって緑色をしているので、
アオキという名前がついたと思われる。
■アオキの花は独特の紫褐色の色彩の四つの花弁を持つ。
東京の身近で観察していると、同期して咲く度合いが高いと感ずる。
花は小さいし目立たないので、
関心がない人は花期を見逃してしまうであろう。
2007年は4月中旬が開花のピークであった。
上野公園では20日を過ぎてもまだ咲いていた。

[070423]東京都台東区上野公園。
ミズキ科アオキ属アオキ。別名アオキバ。ダルマ。学名Aucuba japonica Thunb. var. borealis Miyabe et Kudo。
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