■喜界島にはテッポウユリが自生している。
海岸のでこぼこの岩礁の上に、
可憐な百合の花が咲くのを見ると、
自然の不思議さを実感する。
■写真は岩礁の上に一輪だけ咲いたテッポウユリの花。
夕方のひたひたと潮が満ちて来るときに撮影した。
花の周囲の岩の表面はスナヅルとクサトベラで覆われている。
岩の上にも戦いがあるのだ。

[070427]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)。トンビ崎。
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■写真はトンビ崎の西にある白砂のある磯。
珊瑚礁が隆起して出来た島で、白砂のある磯は貴重だ。
磯の岩を観察していると、
さまざまな浸食や風化を受けていて面白い。
写真は手前の岩に穴が開いている。
海の中ですでに穴が開いていたのか、
陸上に出てから風化で開いたのか。
大きな歴史を考えていると、
その中で想像力がさまざまに膨らむ。

[070427]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)。トンビ崎。
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■過去3年間、奄美大島で、
「あれはなんという鳥なのだろう」
と疑問に思っていた鳥の声。
夕方になると遠くの森で「ポーオ、ポーオ」と、
笛を吹くような何とも哀しい声で鳴いていた鳥がある。
その正体がやっと分かった。
木の枝に止まっているところを撮影できたのだ。
撮影して見て、なるほどと思った。
確かに、ハトの仲間だと思えば、まさにそのような声だったと思う。
■ズアカアオバトはハト科の鳥。
体色は暗緑色(オリーブ色)。
くちばしがコバルトブルー。足は赤。
台湾に仲間の鳥がいて、その頭が赤いので、
「ズアカ(頭赤)」と呼ぶ。
亜種が3つある。
屋久島~沖縄本島にいる鳥をリュウキュウズアカアオバト、
先島諸島いる鳥をチュウダイズアカアオバト、
台湾以南にいるものはタイワンズアカアオバト。
低地、山地、地上、樹上いずれにもいる。
■南西諸島にいるハトの仲間は
キジバト、カラスバト、ズアカアオバトの3種という。

[070502]鹿児島県奄美市住用村三太郎峠。
ハト目ハト科アオバト属ズアカアオバト。学名Treron formosae。英名Formosan Green Pigeon。
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喜界島では、車を運転していると、
畑を歩いているキジをみかける。
ときには飛んでいく場面も見る。
これは過去に、五十羽ほどのキジを
島に放った人がいるからだと聞いた。
以後、繁殖して、見かけるようになった。
それ以前は海を渡ってこの島に来ることはなかったのだ。
写真のキジは百之台の中腹で道路を歩いていた雄を撮影したもの。
最初は車の進行方向に沿って、
車から離れるようにのこのこ歩いていたが、
最後は、道を横切って、右側の草むらに消えた。
あまり人を恐れてはいない。
ちなみに、キジは日本の国鳥である。

[070501]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)百之台公園。
●キジ目キジ科キジ属キジ(雉子)。学名Phasianus versicolor。
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アサギマダラは夜には木の枝や蔓などに止まって寝ている。
昼間にもちょっとした枝先や葉に止まっていることがある。
写真では、小雨のぱらつくときに、
ハスノハカズラの葉の上で一休みしている様子を示した。
この個体は雄(♂)である。
これからしばらく立つと北上して海を渡る旅に出ると推測される。
アサギマダラが特にハスノハカズラを好んでいるわけではない。

[070501]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)百之台公園。
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