■アサギマダラは渡り(移動)をする蝶である。
アサギマダラが移動する先々には、
それぞれの場所に好みの植物がある。
喜界島ではシロノセンダングサとヤマヒヨドリバナが
代表的な吸蜜植物であるが、
ヤマヒヨドリバナは秋に花を咲かせる。
そこで、春のアサギマダラが好むのはシロノセンダングサが代表的な植物となる。
(これ以外に、モンパノキも好むが、この場合には、
花ではなく、萎れたり枯れたりした葉を好む)。
■写真は喜界島の百之台公園で
シロノセンダングサの花に止まって吸蜜するアサギマダラの姿。
映っているのは雌。
雄の場合には、シロノセンダングサから、
性的な成熟に必要なピロリジジンアルカロイド(PA物質)
を取り込むとされるが、その必要がない雌もよくシロノセンダングサに来る。

[070429]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)百之台公園。
●マダラチョウ科(またはタテハチョウ科)アサギマダラ。学名Parantica sita 。
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■コノテガシワは朝鮮、中国北部が原産の常緑の針葉樹。
花期は3-4月頃で、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色。
枝ぶりが子供の手に似ているのでコノテガシワと呼ぶ。
公園樹、庭園樹としてよくみかける。
■東京の文京区では、5月に、球果が育ちはじめた。
写真のように独特の形をしている。

[070515]東京都文京区。
●ヒノキ科コノテガシワ属コノテガシワ。学名Platycladus orientalis (Biota orientalis、またはThuja orientalisと呼ぶこともある)。
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■アカリファウイルケシアナはアカリファの仲間。
太平洋諸島を原産とする常緑低木。
赤銅色や赤色の斑模様が入るので、
観葉植物として栽培されることが多い。
アカリファ属では他にキャッツテールやベニヒモノキなどもよく栽培される。
■喜界島では気候条件が合うのか、大きな群落を形成している場所がある。
写真の管原神社の一角もそのような場所で、
身長を超えた高さで繁茂していた。

[070429]鹿児島県大島郡喜界町志戸桶 管原神社。
●トウダイグサ科アカリファ属アカリファ・ウイルケシアナ。学名Acalypha wlilkesiana。英明copperleaf。
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