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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

「ITOU 171 FPK 11/2」と標識したアサギマダラを奄美大島で再捕獲。鹿児島県指宿市から7日間で約334km移動した個体と推測。 [071102→071109。♂。奄美大島]

■07年11月9日に、奄美大島北部の龍郷町の長雲峠で、
 「ITOU 171 FPK 11/2」と標識したアサギマダラを再捕獲しました。
 これは鹿児島県指宿市山川の「フラワーパークかごしま」で伊東信雄さんがマーキングして放蝶された個体だと推測します。
 7日間をかけて、南南西方向に約318kmの距離を移動したことになります。
 鹿児島県内の移動になりますが、
 10月末に九州の南端部から南西諸島を一気に駆け下りた例です。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012315] 【再捕獲情報】 11/9の奄美大島にて
     「ITOU 171 FPK 11/2」
 ●奄美大島で再捕獲をしましたので、報告をいたします。
 ●標識:ITOU 171 FPK 11/2
  性別:♂
 ●再捕獲日:2007年11月9日10:10
  再捕獲地:鹿児島県大島郡龍郷町 長雲峠。
  再捕獲者:栗田昌裕
  備考  :ヤマヒヨドリバナに訪花。画像あり。
       左後翅に小破損あり。鮮度中の下。
       辺縁白毛1割以下残存。腹部横径 正常範囲。
       「SRA 4186 アマミ 11/9」を記載して放蝶。
<コメント>
 ●伊東信雄さんの標識された個体でしょうか。
  もし、鹿児島県指宿市山川 「フラワーパークかごしま」内
で放蝶されたものであれば、
  7日間をかけて、南南西方向に約318km移動したことになります。
  [標識地が違っていたら、移動距離も変わります]。
  11月1日にはグランデコで放蝶したSRS2385を、
11月4日にはグランデコで放蝶したSMK1-0を、
フラワーパークの伊東さんに再捕獲していただきましたが、
その間にフラワーパークで放蝶された個体を再捕獲したのであれば、
 興味深い御縁かなと思います。
 ●この日の天候は終日曇天で小雨も見ましたが、
  一週前よりアサギマダラは増えていました。
 ●本例の再捕獲時の画像[左側のみ]を以下のブログ記事に示します
 ●「奄美大島関連」の再捕獲・移動データは以下の頁の一項目として
  まとめつつあります。 
  2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
ITOU FPKa
写真A ヤマヒヨドリバナの花とアサギマダラ。
ITOU FPKb
写真B 再捕獲されたアサギマダラ。
[071113] 鹿児島県大島郡龍郷町長雲峠。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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上越新幹線の窓から、上野~熊谷の区間で、11月中旬の快晴の日に、すっかり白く変容した富士山を見ることができた [071112。東京。群馬]

■富士山(3776m)は日本一の高さだけあって、
かなりの遠方から見ることができる。
■上越新幹線は東京から北に向かって、埼玉県、群馬県を抜けて、新潟県に到る。
その途中、上野→大宮→熊谷の区間で、富士山を眺めることができる。
ただし、いつでも見られるわけではない。
多くの上越新幹線の乗客は富士山を眺めたことはないのではないかと思う。
くっきりと富士が見えるのは、大気が澄み渡った快晴の日がその候補だ。
07年11月12日は、たまたまその条件を満たしていた。
■下に上越新幹線Maxたにがわの車窓から見た富士山の画像を示す。
 写真Aは大宮と熊谷の中間で撮影した。
 写真Bは熊谷の駅の近くで撮影した。
 熊谷を通ると、富士は山陰に次第に隠れていってしまう。
 ズームをかけて遠近感が消えた画像で眺めると、
 富士山が埼玉の山々や山の手前の平野部の家屋や風物の
 すぐ背後に立っているようにも見える。
富士山a
写真A 上越新幹線から見る富士山
富士山b
写真B 上越新幹線から見る富士山
■参考ブログ記事:
●07.11/9 「11月上旬の機上より眺めた富士山はいただきに白雪を載せ、
 すそに雲海を従えて美しかった [071108。奄美]」
 http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1226.html
 11月8日は、雪は頂上にしか見られなかったのに、
 本稿で示す「その4日後」には、
 富士山はすでにすっかり雪で覆われていることを確認しておきたい。
 つまりこの間に雪が降り積もったのだ。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
東京の自然体験(SRS研究所)
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