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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

東京の冬の夕焼け空 [071218。東京。雲4]

■都会でも夕焼けを鑑賞することができるのは幸いだ。
 あかね色の強い夕焼けもあるが、淡い夕焼けもある。
 傾く陽射しが浮かぶ雲を照らすようすは
 さまざまなものが変化することを熟考する機会を与えてくれる。
夕焼け雲
[071218] 東京都文京区。
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SRS研究所の公式HP
<参考HP>
東京の自然体験(SRS研究所)
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長野県須坂市から奄美大島までアサギマダラが74日間で1234km移動した[070825 → 071107。SUZAKA008。長野県。奄美大島]

■長野県須坂市から、奄美大島まで、74日間かけて、
 1234km移動したアサギマダラが確認されました。
これで、先のブログ記事:
 「奄美大島で久永さん、前園さんらによる
  アサギマダラの多くの再捕獲があった [071215。奄美]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1247.html
 で紹介した個体のうち「AIM 8/25 SUZAKA 008」
 という例の詳細が分かったことになります。
■以下、清水真弓さんのご報告です。
 ●MLの皆さま 前園さん、久永さん、栗田さん こんにちは。
  長野県須坂市の清水です。奄美大島での再捕獲ありがとうございました。
  再捕獲は41頭マークした内2例目です。移動情報として上げさせて
  いただきます。(移動距離1234km 74日)
 ●標識:AIM 8/25 SUZAKA 008 
  性別: ♀
 ●標識日:8月25日11:30 晴
  標識場所:長野県須坂市坂田山
  標識者 :今井 彰
  備考  :須坂市破風高原にて捕獲、観察会後に放蝶。
    ↓
 ●再捕獲地:鹿児島県奄美市名瀬大字朝戸
  再捕獲日時:2007年11月7日
  再捕獲者:久永利一
---------------------------------------
■[070825]長野県須坂市破風高原。
■[071107]鹿児島県奄美大島。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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SRS研究所の公式HP
<参考HP>
長野県の自然旅行体験
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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大分県姫島から鹿児島県奄美大島までアサギマダラが27日間で624km移動した [071015 → 071111。SC787。♂。姫島。奄美大島][姫島→奄美大島]1例目

■大分県姫島で10月15日に標識されたアサギマダラが、
 11月11日に鹿児島県の奄美大島で再捕獲されました。
 27日間をかけて、南南西方向に624km移動したことになります。
 標識者は姫島の中城さんで、再捕獲者は奄美大島の久永さんです。
 この例は、07年に姫島から島外移動して再捕獲された第8例目になります。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012514] 【移動情報】 大分県姫島 10/15
    → 奄美大島 11/11 (S.C787 → ・)
      ♂ [姫島 → 奄美大島]第1例
 ●[asagi:012505]の筆者の報告に基いて、
  大分県姫島から奄美大島への移動情報を示します。
  これは2007年の秋に姫島で放蝶された個体の中で、
  島外移動が確認された第8例目です。
  奄美大島での姫島個体の再捕獲は本例のみです。
 ●移動情報
   大分県姫島 10/15 → 奄美大島 11/11
   (南南西方向に約624km移動。移動日数は27日間)
 ●標識:S.C 787 ヒメ 10/15
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年10月15日
  標識地:大分県東国東郡姫島村
  標識者:中城信三郎
  備考 :フジバカマに訪花。

 ●再捕獲日:2007年11月 11日
 ●再捕獲地:鹿児島県奄美市住用町大字東仲間 三太郎峠
 ●再捕獲者:久永利一
<コメント>
 ●「姫島関連」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 ●姫島での2007年のアサギマダラは11月15日が
  最後になったとのことです(中城さんのお話)。
 ●姫島からはややゆっくりと南下する道筋を取っている個体が
  少なからずいるように思われますが、
  本例は、比較的速やかに移動した例です。
以上、 筆者  (姫島のアサギマダラを守る会)
----------------------------------------------------
■[071015]大分県東国東郡姫島村(姫島)。
■[071111]鹿児島県奄美大島。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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SRS研究所の公式HP
<参考HP>
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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奄美大島で久永さん、前園さんらによるアサギマダラの多くの再捕獲があった [071215。奄美]

■奄美大島でのアサギマダラの調査は数年来筆者らによって
 積極的に行われて来ましたが、2007年には、
 新たな参加者が加わりました。その方々の成果の一端を紹介します。
■以下、アサギMLに報告した内容を転載します:
 ●[asagi:012505] 【再捕獲情報】
  奄美大島での再捕獲20例以上 AIM、ENJ、バイオ、BR、BA、
  TK、マシモ、AUTY、ヒメ、NP、SRA等 
1● 奄美大島在住の久永利一さんという「ハブ捕り名人」の方が、
  2007年秋のアサギマダラの再捕獲に大きな役割を果たしてくださいました。
  1500頭ほどマークをして、多くの再捕獲例を得られました。
  以下の情報は、奄美におられる前園泰徳さんを経由して、私にもたらされました。
  いただいた情報のうち、私と前園さんに関わる例を省いた以下の諸例に
  関して、標識情報をいただければ幸いです
  (このうち、ヒメ S.Cは姫島の例ですので、こちらで分かっています。
  カサリは、奄美大島の笠利町かと推測しましたが、詳細は不明です)。 
捕獲日時 再捕獲場所    性  標識
11/7   朝戸峠        ♀  8/25 AIM 008 SUZAKA
11/9 13:50 三太郎峠   ♂  10/17 カサリ 24 シミズ
11/11    三太郎峠 ♀  10/30 ENJ 704 ヨコミエ 
11/11    三太郎峠        ♂  10/15 ヒメ S.C 787
11/11    三太郎峠        ♂  10/17 ナガサキバイオ 2692 S
11/11    三太郎峠        ♂  10/15 ハズ BR 929 
11/11    三太郎峠        ♂   8/15 BA 紀 38 マダシオ 
11/14 13:20 湯湾岳大和村側     ♂  10/18 TK HM 585
11/15 12:00 大棚ーフォレストポリス間♂  10/23 マシモ  
11/17 12:50 三太郎峠 ♂  9/28 AUTY 005 
11/18    古仁屋にて捕獲     ♂  10/25 ナガサキバイオ 3941 
   なお再捕獲場所の「所在地住所」は本メールの最下部の「参考3」に示します。
2●参考1:
  以下は前園さんが採集した栗田標識個体の再捕獲例です。
  前園さんは、京都大学のCEOプログラムの一環として、
  私とも関わりを持たれながら、アサギマダラの移動調査と保護を
  奄美大島で進めていくために、龍郷町の協力を得ながら、
  熱心な活動を開始しておられます。
  以下は、いずれも、私が龍郷町で放蝶して、同じ町内で再捕獲されました。
11/26 瀬留にて捕獲 11/1 SRA 3138
11/26 瀬留にて捕獲 11/8 SRA 3950
11/26 瀬留にて捕獲 11/9 SRA 4386
 3●参考2:
   以下は、久永さんが採集した前園さんと栗田関連の再捕獲例です。
   栗田の例は、SRA(奄美での標識)とNP(長野県のっぺ山荘での標識)です。
   「SRA」と「マエゾノ」は、龍郷町で放蝶された例ですので、下記の諸例は、
   奄美大島の内部移動を解明する上で、大変貴重な貢献と言えます。
捕獲日 再捕獲場所   標識+性
11/3  本茶峠 名瀬側     11/2 アマミ SRA3170
11/3 本茶峠 名瀬側   11/2 アマミ SRA3177
11/8  小湊安脚場      11/2 アマミ SRA 3163 ♂
11/8  小湊安脚場      11/8 AMAMI マエゾノ ♂ (番号記録無し)
11/11 三太郎峠       10/29 AMAMI 354 マエゾノ ♂ 
11/11 三太郎峠    10/29 AMAMI 348 マエゾノ ♂ 
11/13 知名瀬~里林道  10/26 AMAMI 189 マエゾノ ♂ 
11/14 津名久~大名線  10/25 AMAMI 107 マエゾノ ♂ 
11/14 フォレストポリス上  9/14 NP SRT 860 ♂ 
11/14 湯湾岳大和村側  11/1 SRA 3107 ♂ 
11/15 湯湾岳大和村側 10/31 AMAMI 524 マエゾノ ♂ 
 4●参考3: 以下、再捕獲地の「住居表示」を示します。
   なお、朝戸峠は、鹿児島県奄美市名瀬大字朝戸。
   小湊安脚場は、鹿児島県奄美市名瀬大字小湊。
   三太郎峠は、鹿児島県奄美市住用町大字東仲間。
   知名瀬は、鹿児島県奄美市名瀬大字知名瀬。里は不詳。
   津名久は、鹿児島県大島郡大和村津名久。大名は不詳。
   フォレストポリスは、鹿児島県大島郡大和村名音。
   湯湾岳大和村側は、鹿児島県大島郡大和村。
   大棚は、鹿児島県大島郡大和村大棚。
   古仁屋は、鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋
   瀬留は、鹿児島県大島郡龍郷町瀬留。
 5●参考4: 奄美大島での再捕獲例は、以下のHPの頁にまとめてあります。
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
  以上、2007年12月14日。筆者(栗田昌裕)
------------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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SRS研究所の公式HP
<参考HP>
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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ムラサキシキブの実が林縁で冬日を浴びて美しく輝いていた [071212。群馬]

■ムラサキシキブは樹高2-3メートルの落葉低木。
 6-8月に淡い紫色の花を咲かせ、
 9-12月に紫色の球形の実を多くつける。
 分布は北海道南部から南西諸島まで。
■12月12日、ドライブをしていると、
 多くの広葉樹が落葉した林縁で、
 日射しを浴びて美しい紫に発色している実を見つけた。
 その一部が下の写真の画像である。
 この例では、葉はすでに落葉しており、
 裸の枝にぎっしりと並んだ実の配置がとりわけ美しい。
ムラサキシキブ実

[071212]群馬県月夜野町。
■クマツヅラ科ムラサキシキブ属ムラサキシキブ(紫式部)。学名Callicarpa japonica。別名ミムラサキ。コメゴメ。
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SRS研究所の公式HP
<参考HP>
SRS植物図鑑
3D植物園(SRS研究所)
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上毛高原の冬の柿と青い雲 [071212。群馬。雲3]

■柿の実は冬の景観の印象的な要素の一つ。
 特にその朱色は冬場の澄んだ空色に合う。
■写真は月夜野町で見た冬の柿。
 熟して内部がとろけた状態で落ちずに頑張っている。
1264■071214-071212-RIMG054

[071212] 群馬県月夜野町。
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<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
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大分県姫島から沖縄県石垣島までアサギマダラが39日間で1264km移動した [071030 → 071208。SC2640。♂。姫島。石垣島][姫島→石垣島]1例目

■大分県姫島で10月30日に標識されたアサギマダラが、
 12月8日に沖縄県の石垣島で再捕獲されました。
 39日間をかけて、南西方向に1264km移動したことになります。
 標識者は姫島の中城さんで、再捕獲者は玉置さんです。
 この例は、07年に姫島から島外移動して再捕獲された第8例目になります。
 姫島から石垣島に移動したのはこれが初めての例となりました。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012504] 【移動情報】 大分県姫島 10/30
    → 喜界島 12/8 (S.C2640 → たま887)
       ♂ [姫島 → 石垣島]第一例
 ●西田さんのご報告に基いて、
  大分県姫島から石垣島への移動情報を示します。
  これは2007年の秋に姫島で放蝶された個体の中で、
  島外移動が確認された第8例目です。
  石垣島で姫島個体が再捕獲されたのは初めてのことだと思います。
 ●移動情報
   大分県姫島 10/30 → 石垣島 12/8
  (南西方向に約1264km移動。移動日数は39日間)
 ●標識:S.C 2640 ヒメ 12/8
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年10月30日
  標識地:大分県東国東郡姫島村
  標識者:中城信三郎
  備考 :フジバカマに訪花。
  ↓
 ●再捕獲日:2007年12月 8日
  再捕獲地:沖縄県石垣市(石垣島)於茂登
  再捕獲者:玉置高志
  備考  :たま 887 と追記して放蝶、画像あり
<コメント>
 ●「姫島関連」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 ●姫島での2007年のアサギマダラは11月15日が
  最後になったとのことです(中城さんのお話)。
●12月になって、屋久島や喜界島で姫島からの移動個体が
  2例再捕獲されたことになります。姫島からはややゆっくりと
  南下する道筋を採っている個体が少なからずいるように思われます。
 以上、 筆者(姫島のアサギマダラを守る会)
----------------------------------------------------
■[071030]大分県東国東郡姫島村(姫島)。
■[071208]大分県石垣市(石垣島)。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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大分県姫島から鹿児島県喜界島までアサギマダラが39日間で624km移動した [071103 → 071212。SC2904。♂。姫島。喜界島][姫島→喜界島]4例目

■大分県姫島で11月3日に標識されたアサギマダラが、
 12月12日に鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
 39日間をかけて、南南西方向に624km移動したことになります。
 標識者は姫島の中城さんで、再捕獲者は屋久島の久保田さんです。
 この例は、07年に姫島から島外移動して再捕獲された第7例目になります。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012501]【移動情報】 大分県姫島 11/3
     → 喜界島 12/12 (S.C2904 → MF8538)
        ♂ [姫島→喜界島]第4例
 ●福島さんのご報告に基いて、
  大分県姫島から喜界島への移動情報を示します。
  これは2007年の秋に姫島で放蝶された個体の中で、
  島外移動が確認された第7例目です。
  また、この例は福島さんのご報告にあるように、
  2007年秋の喜界島での再捕獲の第154例目です。
 ●移動情報
   大分県姫島 11/3 → 喜界島 12/12
   (南南西方向に約624km移動。移動日数は39日間)
 ●標識:S.C 2904 ヒメ 11/3
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年11月3日
  標識地:大分県東国東郡姫島村
  標識者:中城信三郎
  備考 :フジバカマに訪花。
  ↓
 ●再捕獲日:2007年12月12日 11:06
  再捕獲地:鹿児島県大島郡喜界町 滝川林道
  再捕獲者:福島誠
  備考  :鮮度-中 破損-軽い破損 訪花-ヤマヒヨドリバナ
      「キカイ MF8538 12/12 タ」を追記放蝶
<コメント>
 ●「姫島関連」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 ●姫島での2007年のアサギマダラは11月15日が
  最後になったとのことです(中城さんのお話)。
●12月になって、屋久島や喜界島で姫島からの移動個体が
  2例再捕獲されたことになります。姫島からはややゆっくりと
  南下する道筋を採っている個体が少なからずいるように思われます。
 以上、 筆者(姫島のアサギマダラを守る会)
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■[071103]大分県東国東郡姫島村(姫島)。
■[071212]鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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福島県グランデコで筆者が標識をしたアサギマダラが451kmの旅をして三重県の神島で再捕獲された。[070806→071028。SRS2307。♂。デコ。三重県][SRSデコ→三重県]移動の第6例

■福島県グランデコスキー場で筆者が標識したアサギマダラが、
三重県の伊勢湾に浮かぶ神島で再捕獲されました。
この蝶は、83日間をかけて、南西方向に約451km移動しました。
これは福島県発の個体が三重県で2007年に再捕獲された13例目にあたります。
筆者が放蝶したSRSデコ個体としては6例目です。
13例のうち、6例が神島で再捕獲されています。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012499] 【移動情報】 福島県グランデコ 8/6
    → 三重県神島 10/28 (SRS2307 → ・)
       ♂ [デコ→三重県]第6例
 ●西田悦造さんのご報告に基いて、
  福島県グランデコスキー場から神島への移動情報を示します。
  これは2007年にグランデコで放蝶された個体の中で、
  三重県で確認された第13例目です(SRSデコ個体では6例目)。
 ●移動情報
  グランデコ 8/6 → 三重県神島 10/28
  (南西方向に約451km移動。移動日数は83日間)
 ●標識:SRS 2307 デコ 8/6
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年8月6日
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。

●再捕獲日:2007年10月28日
  再捕獲地:三重県鳥羽市神島
  再捕獲者:田中 滉輝
  備考  :追記せずに放蝶
<コメント>
 ●8月6日にはグランデコで121頭を標識しました。
 「グランデコの4日目はアサギマダラが次々と山肌を下り
  121頭に標識。雌は32頭で27%
  [070806。SRS2291-2411。SRS2300♂の腹部画像]」
 http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1105.html
 ●「グランデコ発」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめてあります。 
 「2007年のアサギマダラの移動調査記録」
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 グランデコ発の再捕獲個体は、12月12日現在、合計131例に達しています。
 (そのうちSRSデコ個体は104例。その再捕獲率は1.31%)。
----------------------------
■[070806]福島県北塩原村グランデコリゾート。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
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大分県姫島から鹿児島県屋久島までアサギマダラが39日間で401km移動した [071101 → 071210。SC2844。♂。姫島。屋久島][姫島→屋久島]2例目

■大分県姫島で11月1日に標識されたアサギマダラが、
 12月12日に鹿児島県の屋久島で再捕獲されました。
 39日間をかけて、南南西方向に401km移動したことになります。
 標識者は姫島の中城さんで、再捕獲者は屋久島の久保田さんです。
 この例は、07年に姫島から島外移動して再捕獲された第6例目になります。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012490] 【移動情報】 大分県姫島 11/1
    → 屋久島 12/10 (S.C2844 →・)
      ♂ [姫島→屋久島]第2例
 ●屋久島の第10番目の再捕獲情報のご報告に基いて、
  大分県姫島から屋久島への移動情報を示します。
  これは2007年の秋に姫島で放蝶された個体の中で、
  島外移動が確認された第6例目です。
 ●移動情報
  大分県姫島 11/1 → 屋久島 12/10
  (南南西方向に約401km移動。移動日数は39日間)
 ●標識:S.C 2844 ヒメ 11/1
  性別:♂ 
●標識日:2007年11月1日
  標識地:大分県東国東郡姫島村
  標識者:中城信三郎
  備考 :フジバカマに訪花。
   ↓
 ●再捕獲日:2007年12月10日10:55
  再捕獲地:鹿児島県熊毛郡屋久島町小島
  再捕獲者:久保田義則
  備考 :ツワブキ訪花
<コメント>
 ●姫島10/29→屋久島11/20と移動したS.C2598に
  続いて、本例は屋久島への移動の第二例です。
 ●「姫島関連」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 ●姫島での2007年のアサギマダラは11月15日が
  最後でした。
  姫島からは、2000頭以上放蝶されていますが、
  今のところ、再捕獲されたのは5例です。
  これは、中部~東北の他地域と比較すると、
  再捕獲率が低いので(今のところ)、移動経路に
  独自性があるのではないかと推測しています。  
 以上、 筆者(姫島のアサギマダラを守る会)
----------------------------------------------------
■[071101]大分県東国東郡姫島村(姫島)。
■[071212]鹿児島県熊毛郡屋久島町小島。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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07年の秋の愛知県でのアサギマダラの標識数は4852頭。雄雌比率が次第に上昇した [071209。愛知アサギマダラの会でのまとめ。三ヶ根山]

■07年に「愛知アサギマダラの会」が開催された。
それにちなんで、愛知県でアサギマダラの標識をした28名のデータがまとめられ、
送付された(伊豫田氏送付)。その結果を見ると、
 5月は ♂   2、♀   2、合計   4。
 9月は ♂  75、♀  15、合計  90。
10月は♂2741、♀1624、合計4713(うち♂♀不明348)。
 11月は♂  20、♀  25、合計  45。
となっている。総計は4852。
■一日当たりの頭数のピークは10月11日で485頭。
 次は10月13日で418頭。
 その次は10月12日で317頭。
 300頭を超えたのはこの3日だけであり、
 10月11~13日の3日間が最も多い日々となっている。
■上の結果を見ると、♂/♀比率が
 9月は3.0、10月は1.69、11月は0.80
 と順に低下していることが分かる。
-------------------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
三ヶ根山のアサギマダラ・自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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群馬県赤城自然園から11月末の相模原市にアサギマダラが161km移動して、何かに食べられた直後に発見された。南下の旅をしない例の存在を示唆している。 [070926→070927→071130。AP815 MKB。♂]

■群馬県赤城自然園で、9月27日に筆者が関わったアサギマダラが、
神奈川県相模原市で11月30日に再確認されました。
この晩秋の時期に、神奈川県で再確認されるのは、珍しいことです。
このような例(すなわち、晩秋になお関東地方の内部に留まっているような例)は、
南下の旅をしない例が存在することを示唆しているように考えられます。
気候の暖かさとも無関係ではないかもしれません。
本例は、何かに食べられた直後に見つかったことも印象的です。
鳥の可能性も否定できませんが、かまきりなどの可能性もあり得ると思います。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 [asagi:012485] 【移動情報】 群馬県赤城自然園 9/26
    → 同左 9/27 → 神奈川県相模原市 11/30
      (AP815 → MKB →・) ♂ (暫定報告)
 ●金沢さんからのご報告に基いて、
  赤城自然園から、相模原市への移動を示します。
 ●移動情報
  群馬県赤城自然園 9/26, 9/27 →神奈川県相模原市
  (南西方向に約106km移動。移動日数は63日間)
 ●標識:SRS5684 デコ 8/19
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年9月26日
  標識地:群馬県渋川市赤城町 赤城自然園
  標識者:不詳
   ↓
 ●再捕獲日:2007年9月27日
  再捕獲地:群馬県渋川市赤城町 赤城自然園
  再捕獲者:栗田昌裕
  備 考  :フジバカマにて吸蜜。写真あり。左右後翅破損あり。鮮度中の下。
    辺縁白毛3割残存。腹部横径 正常範囲。MKBを付記して放蝶。
  ↓
 ●再々捕獲日:2007年11月30日
 ●再々捕獲地:相模原市城山町若葉台4丁目広陵小近く
 ●再々捕獲者:永井悠人
 ●備考   :鳥?に食べられたばかりの死体を拾った。
        拾った時にはピクピクしていた。
<コメント>
 ●本例は9/26日に赤城自然園のスタッフにより標識された個体です。
 ●筆者は翌日この個体を再捕獲しましたが、すでに標識されていたので、
  個体推定に役立つように画像記録をした後、
  MKBとのみ上書きして放蝶しました。
  この日は120頭に標識しましたが(AP3021-3041)、本例は
その中には含まれていません。
 ●下記に本個体の放蝶時の画像を示します。
 ●筆者が関わった赤城自然園の個体例は、以下の頁にまとめてあります。
  「2007年のアサギマダラの移動調査記録」
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
AP815
[071227 群馬県渋川市赤城町 赤城自然園]
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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高崎の空に浮かんだ大きな雲 [071205。群馬。高崎。雲2]

■写真は12月上旬の高崎市の青空に浮かんだ雲。
 大きな雲を視野にとらえるだけで、心の場が広がる。
 この雲からは龍の形を連想した。
 高崎市街は平地にあるので、
 大気の流れにしたがって、
 西から東に雲はゆっくりと展開していく。
龍雲
[071205] 群馬県高崎市内。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
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アサギマダラがカメラとストラップに止まって口吻で探っていた [070921。長野。白馬山麓。のっぺ]

■前項では、アサギマダラが前腕に止まっている画像を示した:
 ●07.12/6「アサギマダラは数多く群れているときには、
  自主的に手に止まったりすることがある。
  アサギマダラが時計と腕に止まって皮膚をなめていた
   [070921。長野。白馬山麓。のっぺ]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1260.html
■実はこのアサギマダラは、その前に、
「カメラ→ストラップ」という順に止まって、
舐め回していた。
その写真を下に示す(カメラを複数持っていたので、
このような撮影が可能となった)。
画像の左半分は、上→下という順に
カメラに止まったアサギマダラが舐めながら移動する様子。
舐めている場所は、左上はカメラの銀色のダイアル部分。
左下はカメラの本体部分。
右上はその次に、ストラップに移動した様子。
右下はその次の場面で、ストラップを舐めている様子。
アサギマダラは移動するとき、翅の開閉をしていた。
■「アサギマダラは、光る物に興味を持つので、
カメラの光る部分に来た」とも解釈できるし、
「ストラップの香りに惹かれて舐めている」とも解釈できる。
一般に生命体の現象の解釈の仕方は、
一通りではないし、容易でもない。
カメラに止まるアサギ
[070921]長野県大町市平 中綱湖畔。のっぺ山荘。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■キク科ヒヨドリバナ属フジバカマ(藤袴)。学名Eupatorium fortunei (またはEupatorium japonicum)。 
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
長野県の自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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アサギマダラが時計と腕に止まって皮膚をなめていた [071216。長野。白馬山麓。のっぺ]

■アサギマダラは数多く群れているときには、
自主的に手に止まったりすることがある。
■写真は07年9月21日に、長野県ののっぺ山荘で、
アサギマダラのマーキング中に、
筆者の左腕に別なアサギマダラが飛来して止まった様子。
脚は時計の上に止まっているが、
口吻は腕をなめている。
そこで無機塩(たとえば塩化ナトリウムなど)を採取しているのかもしれない。
時計に止まっていることも単なる偶然ではなく、
アサギマダラは時に光るものに惹かれてこともあるので、
時計のバンドの金属光沢に興味を持って止まった後に、
少し気が変わって、たまたま横に見出した皮膚を舐めているのかもしれない。
■このような状態になると、全く無防備になるので、
手掴みで捕獲することができる。
アサギマダラには不思議な性質があるものだ。
腕に止まるアサギマダラ

[070921]長野県大町市平 中綱湖畔。のっぺ山荘。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■キク科ヒヨドリバナ属フジバカマ(藤袴)。学名Eupatorium fortunei (またはEupatorium japonicum)。 
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<参考HP>
長野県の自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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秋空に浮かぶ大きな白い雲 [071205。上越新幹線。群馬]

■雲の形は季節ごとに特徴がある場合が少なくないが、
 実際には季節で完全に特徴づけられているわけではない。
 したがって、秋の空にもさまざまな種類の雲を見ることができる。
■写真は上越新幹線から西方の空に浮かんだ大きな白い雲。
 そのやわらかい広がりが想像力も広げてくれた。
 下に見えるのは埼玉から群馬にかけて続く山地。
大きく広がる雲

[071205] 上越新幹線車窓。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
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福島県グランデコで筆者が標識をしたアサギマダラが730kmの旅をして高知県室戸岬で再捕獲された。雌の再捕獲例は珍しい[070826→071117。SRS7879。♂。デコ。高知県][SRSデコ→高知県]移動の第10例

■福島県グランデコスキー場で筆者が標識したアサギマダラが、
高知県の南端の室戸市にある室戸岬で再捕獲されました。
この蝶は、83日間をかけて、南西方向に約730km移動しました。
これは福島県発の個体が和歌山県で2007年に再捕獲された10例目にあたります。
SRSデコ個体としては9例目です。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:**]【移動情報】 福島県グランデコ 8/26
    → 高知県室戸岬 11/17 (SRS7879 →ムロト再)
      ♀ [デコ→高知県]第10例
 ●荒川さんのご報告に基いて、
  福島県グランデコスキー場から室戸岬への移動情報を示します。
  これは2007年にグランデコで放蝶された個体の中で、
  高知県で確認された第10例目です
  (SRSデコ個体としては第9例目)。
 ●移動情報
  グランデコ 8/26 → 和歌山県潮岬 11/17
  (南西方向に約730km移動。移動日数は83日間)
 ●標識:SRS 7879 デコ 8/26 ---
  性別:♀ 
 ●標識日:2007年8月26日17:27
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。左右前後翅に破損あり。
      辺縁白毛2割残存。鮮度 下の中。腹部横径 正常より大。
腹部 硬結無、交尾痕無、擦過痕無。
   ↓
 ●再捕獲日:2007年11月17日11:00
  再捕獲地:高知県室戸市室戸岬スカイライン
  再捕獲者:川端智也
  備考  :交尾済。鮮度古 破損あり。11/17ムロト再 と追記放蝶。
<コメント>
 ●8月26日にはグランデコで508頭を標識しました。
  「グランデコの23日目は快晴でアサギマダラの510頭に標識。
   雌は37頭で7.3% [070826。SRS7407-7916。
   SRS7700の画像。デコ累積5651頭]」
 http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1164.html
  http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1164.html
 ●「グランデコ発」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
  「2007年のアサギマダラの移動調査記録」
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
  グランデコ発の再捕獲個体は、12月5日現在、合計129例に達しています。
 (そのうちSRSデコ個体は102例。その再捕獲率は1.29%)。
●♀の移動例はSRSデコからの例では大変珍しく、
  本例が2007年の最初の例になり、今のところ唯一例です。
  グランデコでは未交尾で、室戸岬では交尾済みでした。
 ●本例の放蝶時の8月26日の画像を以下に示します。
SRS7879
[070826]福島県北塩原村グランデコリゾート。
----------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
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福島県グランデコで筆者が標識をしたアサギマダラが618kmの旅をして和歌山県潮岬再捕獲された[070826→071118。SRS7854。♂。デコ。和歌山県][SRSデコ→和歌山]移動の第6例

■福島県グランデコスキー場で筆者が標識したアサギマダラが、
和歌山県の南西端の串本町にある潮岬(しおのみさき)で再捕獲されました。
この蝶は、84日間をかけて、南西方向に618km移動しました。
これは福島県発の個体が和歌山県で2007年に再捕獲された6例目にあたります。
SRSデコ個体としては5例目です。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012462]【移動情報】 福島県グランデコ 8/26
    → 和歌山県潮岬 11/18 (SRS7854 → ・)
      ♂ [デコ→和歌山県]第6例
 ●西田さんのご報告に基いて、
  福島県グランデコスキー場から潮岬への移動情報を示します。
  これは2007年にグランデコで放蝶された個体の中で、
  和歌山県で確認された第6例目です。
 ●移動情報
  グランデコ 8/26 → 和歌山県潮岬 11/18
  (南西方向に約618km移動。移動日数は84日間)
 ●標識:SRS 7854 デコ 8/26
  性別:♂ 
 ●標識日:2007年8月26日17:15
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。左後翅に破損あり。
      辺縁白毛3割残存。鮮度 中の下。腹部横径 正常範囲。
   ↓
 ●再捕獲日:2007年11月18日
  再捕獲地:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
  再捕獲者:中西元男
  備考   :確保、記号と日付は破損のため読めず
<コメント>
 ●8月26日にはグランデコで508頭を標識しました。
  「グランデコの23日目は快晴でアサギマダラの510頭に標識。
   雌は37頭で7.3% [070826。SRS7407-7916。
   SRS7700の画像。デコ累積5651頭]」
 http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1164.html
  http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1164.html
 ●「グランデコ発」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
  「2007年のアサギマダラの移動調査記録」
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
  グランデコ発の再捕獲個体は、12月4日現在、合計128例に達しています。
 (そのうちSRSデコ個体は101例。その再捕獲率は1.27%)。
 ●本例の放蝶時の8月26日の画像を以下に示します。
SRS7854
[070826]福島県北塩原村グランデコリゾート。
----------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
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筆者の放った蝶が「長野県→奄美の加計呂麻島」と移動したことにちなんで、「松本タウン情報」に「アサギマダラが結ぶ縁次々と」という記事が掲載された[2007年12月1日号より]

■本ブログに、以下の記事がありました:
 ●「NHKニュース信州で、筆者放蝶による『長野県大町市9/20→奄美の加計呂麻島11/16』へのアサギマダラの移動例が紹介された(NHK長野放送局のTVニュースと全国版のNHKラジオ放送のニュース)[071128。長野県。奄美大島。SRT1491]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1252.html
■上記の内容である「長野県→加計呂麻島」と移動したアサギマダラに関して、
2007年12月1日、
「松本平タウン情報」という新聞に、
「アサギマダラが結ぶ縁次々と」という記事が掲載されました。
内容は以下の頁で見ることができます
 (しばらくすると別な記事に置き換わる可能性があります):
 http://www.townjoho.co.jp/topix.html
参考にしてください。 
----------------------------------------------------------------------------
■[070920]長野県大町市平 中綱湖畔「のっぺ山荘」
[071126]鹿児島県大島郡瀬戸内町生間(いけんま) 加計呂麻島。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
長野県の自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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