■大分県の姫島には、毎年四月の終わりか五月の初め頃に、
「渡りをする蝶」アサギマダラが飛来します。
今年は5月5日が初飛来の日でした。
この日、中城さんによって4頭のアサギマダラが標識されたことは、
前項の記事で紹介しました。
ここでは、木野村孝一さんによって撮影され、
筆者に送っていただいた
初飛来のアサギマダラの♂の写真を示します。
■一緒に写っている植物はアサギマダラが大好きなスナビキソウです。
アサギマダラの♂は、必ずしも花ではないところからでも
スナビキソウから成熟に必要な必要な成分を摂取します(それは、
PA物質、ピロリジジンアルカロイドの仲間です)。
■なお、この画像のアサギマダラは比較的新鮮ですから、
100km以上の旅をして来たとは思えません。
以上、 2007年5月9日 栗田昌裕
【姫島のアサギマダラを守る会】

[080505] 大分県東国東郡姫島村。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■大分県の姫島には、毎年四月の終わりか五月の初め頃に、
「渡りをする蝶」アサギマダラが飛来します。
今年は5月5日が初飛来の日でした。
この日は、中城さんによって、4頭のアサギマダラが標識されました。
以下、アサギMLに投稿した筆者の記事を紹介します:
■[asagi:012656] 【標識情報】 5月5日、姫島の海岸で最初の標識
「S.C ヒメ 1~4」
●アサギMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
●大分県・姫島での最初の標識例を報告いたします。
●姫島の「アサギマダラを守る会」の中城信三郎さんからの御連絡に
よると、08年5月5日に、08年としては初めて、スナビキソウ群落
に飛来したアサギマダラを発見・標識できました(木野村孝一さんから
も情報をいただきました)。
●昨年は、5月2日が初見でしたので、3日遅れたことになります。
その前の年は4月30日が初見でした(この年の目撃第一例は、
3月5日に喜界島で福島さんによって標識された個体が、姫島で
初めて再捕獲された「記念すべき第一例」でもありました)。
そのさらに前年は5月1日が初見でした。
●この頃の、スナビキソウの開花状態は良好。
蛹は、20頭弱がよい色彩になっているとのことでした。
以上、 2007年5月9日 栗田昌裕
【姫島のアサギマダラを守る会】
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
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■前項では、香川県にある四国の八十八箇所の第七十五番目の札所の
五岳山・善通寺(ごがくさん、ぜんつうじ)の境内にある、
准胝観音(じゅんていかんのん)像をパラレル法で立体視しました。
これは六臂(腕が六本)の例です。
ここではそれをパラレル法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
パラレル法で立体視ができます。

[080505] 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 。
四国第七十五番札所(霊場)真言宗善通寺派総本山 五岳山・善通寺。准胝観音(座像)。
-------------------------------------------------------------
■准胝観音は、六観音(または七観音)のひとつで、人間界を救う存在。
この観音を本尊とする寺院は意外に少ないものです。
「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」、
「七倶胝仏母」、「准胝仏母」という呼び方もあります。
像容は一面三眼十八臂が代表とされます(本例は異なっています)。
本例は六臂(すなわち、腕が六本)あります。
■先に示した西国第十一番の上醍醐寺・准胝堂の准胝観音は
十臂(腕が十本)ですから、同じ准胝観音でも、
像容が異なる例が存在することが分かります。
参考:
●「六観音のひとつである准胝観音を立体視する
(No.1。クロス法) 。香川県の五岳山・善通寺にある
西国第十一番の深雪山・上醍醐寺の本尊の十臂の像を用いて。
[080503。四国八十八箇所。3D仏像。画像処理]
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1519.html■准胝観音の真言は「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP> 以下では、本ブログの仏像を種類毎に分類して探しやすくしてあります。
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■香川県にある四国の八十八箇所の第七十五番目の札所の
五岳山・善通寺(ごがくさん、ぜんつうじ)には、
境内の一角に秩父第五番の小川山・詩歌堂の本尊である
准胝観音(じゅんていかんのん)が模刻して祀ってあります。
これは六臂の像です(すなわち、腕が六本あります)。
ここではそれをクロス法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080505] 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 。
四国第七十五番札所(霊場)真言宗善通寺派総本山 五岳山・善通寺。准胝観音(座像)。
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■准胝観音は、六観音(または七観音)のひとつで、人間界を救う存在。
この観音を本尊とする寺院は意外に少ないものです。
「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」、
「七倶胝仏母」、「准胝仏母」という呼び方もあります。
像容は一面三眼十八臂が代表とされます(本例は異なっています)。
本例は六臂(すなわち、腕が六本)あります。
■先に示した西国第十一番の上醍醐寺・准胝堂の准胝観音は
十臂(腕が十本)ですから、同じ准胝観音でも、
像容が異なる例が存在することが分かります。
参考:
●「六観音のひとつである准胝観音を立体視する
(No.1。クロス法) 。香川県の五岳山・善通寺にある
西国第十一番の深雪山・上醍醐寺の本尊の十臂の像を用いて。
[080503。四国八十八箇所。3D仏像。画像処理]
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1519.html■准胝観音の真言は「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」。
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■08年5月18日に、奄美大島から兵庫県に
「旅をする蝶」アサギマダラが移動した
ことが分かりました。
2004年5月6日に、筆者(栗田)が奄美大島住用村で採集してマーキングをし、
SRS-525と名付けて放った1頭の雄が、
5月17日に、兵庫県三木町で再捕獲されました。
詳細は、私のHP(SRS研究所のHP)の
「今週のちょっといい話」の第431例を参照:
http://www.srs21.com/iihanashi/ii0001-0500/ii0431_0434.htm
その例では、895kmの距離を11日で飛んだのですが、
それが奄美大島で北上例が確認された第一例でした。
今回の例は、奄美大島からの北上移動の第二例になります。
■今回の例は、アサギマダラのメーリングリストに、
藤野適宏さんがご報告されたもので、
「●[asagi:012662] 【再捕獲情報】AA9808とAMAMI1011
・・・
【再捕獲情報】2
標識:YM マエソツ(右前翅)
080425(右後翅)
AMAMI(左前翅)
1011(左後翅)
性別:♂
再捕獲日時:2008年5月18日 6:12
再捕獲地:兵庫県淡路市松帆の浦
再捕獲者:矢延直樹
天気等:晴れ、
備考 :鮮度-0 破損-左後翅に小破損 スナビキソウに訪花
写真撮影後放蝶」
として、掲載されました(必要部分のみ引用)。
これは、奄美大島で、前園さんが標識したアサギマダラです。
■前園さん御本人から伺った地名を入れて標識記録を書くと以下になります:
●標識日:2008年4月25日
標識地:鹿児島県大島郡龍郷町戸口
標識者:前園泰徳
備考 :スイゼンジナに吸蜜に来ていた。
■前園さんは、龍郷町の十の小学校の生徒さんに指導をして、
小学校の生徒さんも今年はマーキングをしていますので、
今後も再捕獲の可能性があります。
筆者、小学生、前園さんの標識個体を併せて、5月の連休末までに
1500頭以上のアサギマダラが奄美大島でマーキングされています。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所) ●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
SRSアサギマダラ生態図鑑●
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■前項では、香川県にある四国の八十八箇所の第七十五番目の札所の
五岳山・善通寺(ごがくさん、ぜんつうじ)の境内にある、
准胝観音(じゅんていかんのん)像をクロス法で立体視しました。
ここではそれをパラレル法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
パラレル法で立体視ができます。

[080505] 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 。
四国第七十五番札所(霊場)真言宗善通寺派総本山 五岳山・善通寺。准胝観音(座像)。
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■准胝観音は、六観音(または七観音)のひとつで、人間界を救うものとされています。
この観音を本尊とする寺院は意外に少ないものです。
別な呼び方は、「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」ともいい、
「七倶胝仏母」、「准胝仏母」という呼び方もあります。
像容は一面三眼十八臂が代表とされます(本例は異なっています)。
■准胝観音の真言は「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
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http://www.srs21.com/books/index.htm■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
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■香川県にある四国の八十八箇所の第七十五番目の札所の
五岳山・善通寺(ごがくさん、ぜんつうじ)には、
境内の一角に西国第十一番の上醍醐寺・准胝堂の本尊である
准胝観音(じゅんていかんのん)が模刻して祀ってあります。
ここではそれをクロス法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080505] 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 。
四国第七十五番札所(霊場)真言宗善通寺派総本山 五岳山・善通寺。准胝観音(座像)。
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■准胝観音は、六観音(または七観音)のひとつで、人間界を救うものとされています。
この観音を本尊とする寺院は意外に少ないものです。
別な呼び方は、「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」ともいい、
「七倶胝仏母」、「准胝仏母」という呼び方もあります。
像容は一面三眼十八臂が代表とされます(本例は異なっています)。
本例は十臂あるようです。
■准胝観音の真言は「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」。
-------------------------------------------------------------
■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
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http://www.srs21.com/books/index.htm■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
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■2008年の5月17日のテレビ大分の夕方のニュース(TOSニュース)で、
「アサギマダラ姫島村に飛来」という内容が紹介されました(18:00)。
以下、その概略を引用します:
●タイトル「アサギマダラ姫島村に飛来」
●内容:
「日本列島を縦断することで知られるチョウのアサギマダラが
2008年も姫島村にやって来ました。
日本列島を縦断することで珍しいチョウとして知られるアサギマダラ、
その移動距離は1600キロ以上で、
2007年は山形県でマーキングされたものが姫島村で確認されました。
姫島村はアサギマダラが飛来する全国有数の中継地のひとつで、
毎年この時期には奄美大島などから北上する途中に
羽を休めにやってきます。
2008年は5日に初飛来が確認され、
13日までにおよそ50匹が飛んできました。
アサギマダラがなぜ日本列島を縦断するのかは分かっていませんが、
姫島村ではスナビキソウのあるみつけ海岸に集まってきます。
アサギマダラの飛来のピークは5月末頃で
3000から4000匹が集まるということです」(以上)。
●コメント:
奄美大島などから北上する、とありますが、
「喜界島→姫島」という移動例は2006年に確認されましたが、
奄美大島からの移動は未確認です。
筆者は2008年の姫島では、
アサギマダラの移動が少し遅れていると考えています。
例年、姫島では5月の下旬に、「かれい祭り」が行われ、
その頃に、アサギマダラの移動のピークが見られるのが通例ですが、
今年は、かれい祭りがやや早めの5月18日になりましたので、
アサギマダラの移動のピークとは「若干のずれ」が生ずるのではないかと
推測しています。
【以上、『姫島のアサギマダラを守る会』顧問 栗田昌裕】
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●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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