■大分県東国東郡の姫島は、アサギマダラが移動する際の
中継地として知られています。筆者はSRS研究所の課題として、
この島に、2005年5月以来、定期的に訪れてアサギマダラの
移動に関する調査をしています。
■08年5月25日、26日には、姫島にて、読売新聞の取材を受けました。
その内容は5月28日に、
読売新聞の西部本社から出た朝刊に掲載されました。
以下、その記事の内容をインターネット版(簡略版)から引用します:
記事も写真も、読売新聞の写真記者・足立浩史さんによるものです。
■「『アサギマダラ北上の旅、大分・姫島で一休み』
●海を渡って日本列島を北上したり、南下したりするチョウ「アサギマダラ」が、中継地の大分県・国東半島沖の姫島(姫島村)に飛来し、スナビキソウの周りをヒラヒラと舞っている。
●羽の幅は10センチほど。20~25度の気温を好み、初夏に北上し秋に南下する。全国の愛好家が羽に印をつけて追跡調査をしており、姫島では24日、宮崎県日南市からの飛来が確認された。(2008年5月28日 読売新聞。西部本社版朝刊)
■以上の記事と以下の写真は、読売新聞西部本社版朝刊より許可を得て引用しました。
■【筆者のコメント】
以上の記事と以下の写真は、読売新聞西部本社版朝刊より
許可を得て引用しました。
取材は、姫島のアサギマダラを守る会の
中城信三郎会長と筆者とになされました。
下の写真を見ると、筆者が標識した「SRS個体」が写っています。
また、記事の中にある
「姫島では、24日、宮崎県日南市からの飛来が確認された」
という内容は、筆者の同行者が再捕獲したもので、
以下のブログ記事にその詳細が示してあります
(これは北上個体の再捕獲例としては、
姫島で2例目という稀な遭遇でした):
<ブログ記事>
「宮崎県日南市から大分県姫島まで
239km飛んだアサギマダラを再捕獲した。
姫島での2例目の北上移動個体での再捕獲。[080524。大分県姫島]」
[080526] 大分県東国東郡姫島村。撮影・足立浩史氏。
■以上、「姫島のアサギマダラを守る会」顧問 栗田昌裕・記。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) 本例の記録もそこの表にまとめてあります。
●
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■大分県東国東郡の姫島は、アサギマダラが移動する際の
中継地として知られています。筆者はSRS研究所の課題として、
この島に、2005年5月以来、定期的に訪れてアサギマダラの
移動に関する調査をしています。
■08年5月26日には、姫島にて、毎日新聞の取材を受けました。
その内容が5月28日に、毎日新聞の地方版に掲載されました。
以下、その記事の内容をインターネット版から引用します:
■「『アサギマダラ:飛来ピーク ロマン追い、人も舞う--姫島 /大分』
●列島を大移動するチョウ「アサギマダラ」の飛来がピークとなっている姫島(姫島村)。この時期に合わせ、住民の環境保護活動や研究者の観察なども活発となり、人も飛び回っている。
●26日午前6時過ぎ、霧が立ちこめる姫島北部の海岸で、「アサギマダラを守る会」の中城信三郎会長(72)が、チョウの飛来に目をこらす。この日はスナビキソウの上を、最大で約2000匹が舞った。
●05年11月に結成した同会は、アサギマダラが好むスナビキソウやフジバカマの育成・保護に取り組む。中城さんは「雑草取りなどが大変だが、環境を守り、多くの人に見てほしい」と話す。シーズン中は、県内外から来る観光客たちへの説明に忙しい。
●生態に謎が多いため、研究者も足を運ぶ。医師で群馬パース大教授の栗田昌裕さん(56)=東京都=は23~26日、羽に捕獲場所や時期などを記す「マーキング」を約1800匹に行った。別の場所で捕獲されれば、移動経路などの解明に役立つ。栗田さんは「地球温暖化が渡りに与える影響などに関心があります」。
●中城さんによると、姫島でマーキングされたアサギマダラは、直線距離で約1360キロの沖縄・竹富島や、約640キロの能登半島などで見つかっている。姫島小児童もマーキングに取り組んでおり、中城さんは「どこまで飛ぶか、ロマンのあるチョウです」と話した。【小畑英介】
以上、毎日新聞 2008年5月28日 地方版」
■「姫島のアサギマダラを守る会」顧問 栗田昌裕・記。
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■[080526] 大分県東国東郡姫島村。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) 本例の記録もそこの表にまとめてあります。
●
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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