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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

多くの花穂をつけるリョウブの白い花は花材としても用いられる 。3D画像も示す。[080605。3D。東京]

■リョウブは北海道南部から九州まで分布する落葉小高木。
 夏に白い総状花穂をつけます。
 花の色は遠目で見ると純白ではなくややクリーム色がかっています。
■関東の山地ではまだ開花は見られませんが、
 6月になって、花屋の店頭では、
 リョウブの花を花材としてみかけるようになりました。
■リョウブの花では、ときにアサギマダラが吸蜜することがあります。
■写真はSRS研究所の教室に飾られたもの。
 下の写真はクロス法で立体視ができます。
リョウブA

リョウブB

上の写真 撮影:[080605] 東京都文京区千駄木。SRS研究所教室。 
下の写真は クロス法で立体視できます。
■リョウブ科リョウブ属リョウブ(令法)。学名:Clethra barbinervis。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
東京の自然体験(SRS研究所)
SRS植物図鑑
3D植物園(SRS研究所)
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准胝観音を立体視する(No.2。パラレル法) 。京都の護法山・双林院にある十八臂の准胝観音像。[080503。四国八十八箇所。3D仏像。画像処理]

■前項では、京都府の護法山・双林院にある
 准胝観音像(準提観世音との記載あり)をクロス法で立体視しました。
 ここではパラレル法で立体視しましょう。
■写真は画像処理が施されています。
 パラレル法で立体視ができます。
准胝観音2

[080421]京都府。天台宗・護法山・双林寺。准胝観音像。
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■准胝観音は准胝観世音菩薩、准胝仏母とも呼ばれ、
 数多くの仏を生み出す働きを表します。
 六観音の枠組みでは、人間界を救う働きを示します。
 天台宗では菩薩部に入れずに、如来部に分類します。
 像容は一面三眼十八臂が代表的。
 真言な「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」など。
■本例は、水面を象徴する波間から、蓮華が伸び出し、
 その花の上に准胝観音が座しています。
 十八臂であることは定型ですが、三目ではないように見受けます。
 観音の上方には鳳凰が舞っています。
 蓮の花茎の両脇には二つの立像が見えますが、
 背部にそれぞれ龍がついていますので、
 いずれも龍神と思われます。
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■過去の本ブログの記事で示した准胝観音の像は以下の2つです。
 いずれも香川県の善通寺で見た像を紹介しました。
<十臂の例>
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1519.html
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1520.html
<六臂の例>
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1522.html
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1523.html  
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■仏像を鑑賞する意義に関しては、以下の記事もご参照ください:
08.05/28●「仏像を鑑賞する意義 [080528。3D仏像。画像処理]」
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
 SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
 3D写真シリーズを参考にしてください。
 http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP> 以下では、本ブログの仏像を種類毎に分類して探しやすくしてあります。
3D仏像集(SRS研究所)
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准胝観音を立体視する(No.1。クロス法) 。京都の護法山・双林院にある十八臂の准胝観音像。[080503。四国八十八箇所。3D仏像。画像処理]

■京都府の護法山・双林院にある
 准胝観音像(準提観世音との記載あり)をクロス法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
 クロス法で立体視ができます。
准胝観音1

[080421]京都府。天台宗・護法山・双林寺。准胝観音像。
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■准胝観音は准胝観世音菩薩、准胝仏母とも呼ばれ、
 数多くの仏を生み出す働きを表します。
 六観音の枠組みでは、人間界を助ける働きを示します。
 天台宗では菩薩部に入れずに、如来部に分類します。
 像容は一面三眼十八臂が代表的。
 真言な「オンシャレイシュレイジュンテイソワカ」など。
■本例は、水面を象徴する波間から、蓮華が伸び出し、
 その花の上に准胝観音が座しています。
 十八臂であることは定型ですが、三目ではないように見受けます。
 観音の上方には鳳凰が舞っています。
 蓮の花茎の両脇には二つの立像が見えますが、
 背部にそれぞれ龍がついていますので、
 いずれも龍神と思われます。
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■過去の本ブログの記事で示した准胝観音の像は以下の2つです。
 いずれも香川県の善通寺で見た像を紹介しました。
<十臂の例>
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1519.html
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1520.html
<六臂の例>
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1522.html
 ●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1523.html  
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■仏像を鑑賞する意義に関しては、以下の記事もご参照ください:
08.05/28●「仏像を鑑賞する意義 [080528。3D仏像。画像処理]」
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
 SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
 3D写真シリーズを参考にしてください。
 http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP> 以下では、本ブログの仏像を種類毎に分類して探しやすくしてあります。
3D仏像集(SRS研究所)
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日本海新聞に「鳥取も北上ルートか 海を渡るチョウ アサギマダラ」という記事が掲載された。筆者への取材記事の引用。[080605。姫島]

■08年6月4日、
 大分県姫島で筆者が5月26日に標識・放蝶し、
 鳥取市岩戸にて杉浦氏によって5月31日に
 再捕獲され、約314km移動したアサギマダラに関して、
 日本海新聞のN記者から、電話取材があったことを以下の記事で述べました:
   「日本海新聞から『姫島 5/26→鳥取市 5/31』と
    5日間で約314km移動したアサギマダラの例に関して、
    取材を受ける [080604。姫島]」
   http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1561.html
■その元になったのは以下の記事です:
   「大分県姫島から鳥取市までアサギマダラが
    314kmを5日間で移動した。
    移動前後の画像比較ができる例。
    300kmを飛んでも鮮度はあまり変わっていない
    貴重な例。[080526→080531。姫島。鳥取県]」
   http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1551.html
■その記事は翌日の08年6月5日に掲載されました。
 以下、インターネット版の記事から、引用掲載します。
 画像は、筆者の上の記事に示したものと同一ですが、再掲しておきます。

----以下は引用記事------------------------------------
■「鳥取も北上ルートか 海を渡るチョウ アサギマダラ」
 ●アサギマダラ マダラチョウ科に属し、渡りをする習性がある。春に沖縄近辺から九州を経て本州を北上し、世代交代をして、秋には南下して沖縄で越冬する。あさぎ色のまだら模様が特徴。長距離移動をする生態は未解明の部分が多い。オスはスナビキソウの花にのみ群がり、大分県国東半島沖の姫島は春移動の中継地として知られている。鳥取県内は大山で秋に見ることができる。 海を渡るチョウとして知られるアサギマダラが、春移動で日本列島を北上している。鳥取市内で五月三十一日、大分県から飛来したアサギマダラが初めて確認された。アサギマダラの研究家は、謎に包まれている北上ルートを解明する貴重な手掛かりとして関心を寄せている。
 ●アサギマダラの再捕獲に成功したのは鳥取昆虫同好会に所属する杉本博美さん(66)=倉吉市駄経寺町二丁目=。杉本さんは二年前、鳥取市福部町岩戸の海岸でアサギマダラの群れを発見した。以来、五月下旬から六月上旬かけて、チョウの羽に油性ペンで情報記載するマーキングをして、移動経路の追跡調査をしている。
 ●今年も渡りの時期になった五月三十一日、スナビキソウに訪花していたアサギマダラを捕獲したら、既に「ヒメ」などのマーキングがあった。記載内容から、中継地の姫島(大分県)でアサギマダラのマーキングをしている群馬パース大学の栗田昌裕教授が、二千八百五十匹放した中の一匹。同二十六日に姫島から放チョウされ、五日間で北東方向に約三百十四キロを移動したことが判明した。
 ●アサギマダラは春に北上、秋に南下するが、春はデータが乏しくルートも解明されていない。栗田教授は「今年は石川県でも再捕獲されており、鳥取と結べばアサギマダラが北東方向を基本に飛んでいることが分かる。また、一日六十キロ以上と飛ぶスピードが速く、羽の破損がほとんどなかったことも注目される。大変示唆に富むデータが得られた」と杉本さんの発見を高く評価。杉本さんは「初めてマーキングのアサギマダラを見つけて興奮した。私のマーキングもどこかで発見されることを期待したい」と話している。
■以下は、新聞に掲載された写真:
アサギSRS818

 ↑姫島でマーキングされ、春移動中のアサギマダラ=5月31日、鳥取市福部町
-----以上は引用記事-----------------------------------------

■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
本例の記録もそこの表にまとめてあります。
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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