■8月6日の朝、東京都文京区の須藤公園を歩いていたら、
階段に、ミンミンゼミがひっくり返りの状態で落ちていた。
寿命が尽きたらしい。写真はそれを普通に見る形に戻した状態。
東京でも毎日たくさんのセミが羽化し、
激しく鳴き始めるのと同時、
それと同じくらいたくさんのセミが、
鳴くのをやめて命を失っていく。
それが夏の盛りの蝉の生き様である。
■写真はクロス法で立体視ができます。

[080806] 東京都文京区千駄木。須藤公園。階段に落ちたミンミンゼミ。
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■カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科ミンミンゼミ(ミンミン蝉) 。Oncotympana maculaticollis。
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■福島県のグランデコスキー場で、08年8月6日から
例年のように、アサギマダラのマーキングを開始しました。
以下の写真はその最初の日の最後にマーキング(標識)した例です。

[070806]福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場。デコ平。
■07年の8月の初旬は、グランデコでは
気温が低い状態で始まり、気象条件も不良で、
5日まではアサギマダラの個体数が極めて少ない状態でした。
6日からやっと少しずつ増えて行ったという状況でした。
それに対して、08年には、8月6日の時点ですでに
そこそこのアサギマダラの個体数がいるように思われました。
結局、12時30分頃から、16時30分頃までの間に、
SRS3227から初めて、SRS3500までの
合計173頭に標識することができました。
この数字は、取材陣の人と一緒に行動しましたので、
標識に没頭できたわけではないために、
平素の標識活動から見ると、かなりセーブした数字になっています。
■すべての個体がほぼ新鮮な個体でした
(一頭だけ破損がありましたが、翅表面は新鮮でした)。
いずれの個体も比較的最近羽化した個体であろうと推測されました。
上記の時間帯の温度は24~28度で、
アサギマダラにとっては比較的好ましい温度でした。
以上から、
■08年のデコ平のアサギマダラの個体数は、8月上旬の段階では、
07年よりも多個体数がより多い傾向にあることが分かりました。
明日以後は、
さらにアサギマダラの個体が増えてくるであろうと推測されました。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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