■08年8月26日に、福島県のグランデコリゾートで
筆者が標識した「旅をする蝶」アサギマダラが、
長野県の大町市の「のっぺ山荘」の近くの中綱湖畔で
ある方によって9月23日に撮影されていました。
ブログ記事の写真からそのことが確認できました。
これは「デコ→のっぺ」移動の第8例目となりました。
■以下はその概略です。アサギMLから引用します。
■[asagi:013042] 【移動情報】福島県グランデコ 8/26
→ 長野県大町市平中綱湖畔 9/23
(SRS9897→撮影) 「デコ→のっぺ」の9例目
●アサギMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
●2008年9月23日に、「のっぺ山荘」の
近くの中綱湖畔で、グランデコで標識された
SRSマークの蝶が撮影されていました。
画像はブログ記事となって掲載されていました。
画像は断片的でしたが、筆者のグランデコでの
画像と照合して、確定することができました。
移動情報として報告いたします。
再捕獲者は御本人の希望でイニシャルで紹介します。
●移動情報
福島県グランデコスキー場 8/26 → 長野県大町市平 9/23
(南西方向に約237km移動、移動期間28日)
●標識:SRS 9897 デコ 8/26
性別:♂
●標識日:2008年8月26日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
↓
●再確認日:2008年9月23日
再確認地:長野県大町市平 中綱湖畔
再確認者:MK
備考:撮影による。
●<備考>
1)グランデコからの移動個体のリストは
筆者のHPの「2008年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) 2)本例の画像が掲載してあるブログの頁を
以下に示します:
http://blog.goo.ne.jp/hesomagarihime7102/e/d9e8b17df21008676644070960c5d5a6 3)9月23日には、のっぺ山荘で、
「SRSデコ」が4頭、「HKデコ」が1頭
再捕獲されました。本例はそれを補うデータです。
したがって、この頃、グランデコからの個体が
かなり大町市平に移動していたことが示唆されます。
●以上 筆者。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
長野県の自然旅行体験●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■08年9月12日(金曜日)に長野県大町市の
「のっぺ山荘」で「渡り蝶アサギマダラ」に関して、
SBC信越放送の取材を受けました。
このことは、以下の9月12日の記録記事にも示しました:
【ほぼ完全版】長野県白馬山麓「のっぺ山荘」での
アサギマダラのマーキング1日目(9月12日)は
快晴下で126頭に標識。雌は4%。フジバカマ園で
他の多くの蝶とともに吸蜜。タオルへは無反応。夕方
の活動乏しい。移動は遅れているか。SBC放送の取材
あり。周囲は美しい景色。「のっぺ」累計126頭。
[080912。SRS17051-17176。長野県。のっぺ山荘]
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1855.html 実際にはそのテレビ放映の内容を見る機会はありませ
んでしたが、その内容の概略が分かりましたので、
以下に引用しておきます。
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■タイトル「渡る蝶アサギマダラが大町市の中綱湖畔で群舞」
■内容概略
●「大町市の中綱湖畔で、四国や沖縄などへ飛ぶチョウ
『アサギマダラ』が観察されています。
●花とチョウの里作りに取り組んでいる大町市の
古川孝雄さんの裏庭などではアサギマダラが好む
フジバカマが三分咲きとなりおよそ100匹の
チョウが羽を休め盛んに蜜を吸っています。
●県内で有数の飛来地となった中綱湖畔には
『アサギマダラ』の渡りなどを調査している
栗田昌裕さんが訪れ、追跡のために蝶を捕獲
しました。
●調査は12日からはじまっていてきのうまでに
400匹を超える蝶を捕獲、日付や場所をマーク
して再び放ちました。
●この蝶は、今月末頃には南に飛び去り2か月ほど
かけて四国、沖縄に南下します。
遠くは台湾などに渡る蝶もいるということです。」
以上、SBC信越放送(テレビ)
2008年9月15日 18時22分放送。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
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■08年8月に長野県の大鹿村で標識された
「渡り蝶アサギマダラ」を、長野県大町市で
再捕獲しました。これは夏から秋口にかけて
北方に移動していますので、特に興味深い例です。
以下はその概略です。アサギMLから引用します。
■[asagi:013057] 【移動情報】長野県大鹿村 8/21
→ 長野県大町市のっぺ山荘 9/23
(TOR・134 三河・K・H →SRS18316 NP)
●星野さん、アサギMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
●星野さんの標識情報[asagi:013051] [asaginet:4910] から
移動情報を作成いたしました。
標識情報ありがとうございました。
●移動情報
長野県大鹿村 8/21 → 長野県大町市のっぺ山荘 9/23
(北方に約114km移動。33日間)
●標識:TOR・134 三河・K・H 8/21
性別:♂
●標識日:2008年8月21日 14:05
標識地:長野県下伊那郡鳥倉林道 標高1800m
N35330 E1380658
標識者:星野 京子
天候:うす曇り、 24℃
備考:鮮度N。ヨツバヒヨドリに吸蜜中。
↓
●再捕獲日:2008年9月23日15時6分
再捕獲地:長野県大町市平 中綱湖畔「のっぺ山荘」
再捕獲者:栗田侑未子・栗田昌裕
備考:フジバカマに訪花。画像あり。
「SRS18316 9/24」を上書きして放蝶。
●<備考>
1)「8月21日、長野県大鹿村の鳥倉林道、
登山口の裏の林道で標識した66頭中の1頭です」とのこと。
2)鳥倉林道での標識体験のある櫻井さんや
石浜さんがすぐ近くにおられましたから、
この個体を見ていただきました。
不思議な偶然の一致を感じた一例です。
3)9月に100km以上、ほぼ北(若干北北西寄り)に
移動したケースです。
のっぺ山荘では過去には例のないケースで、
興味深い出来事と考えられます。
今年は、中部地方では、例年と異なった動きをした
例が若干目立つように思われます。
中部地方の夏が暑かったと聞いていますが、
それと関連があるのかもしれません。
4)のっぺ山荘で筆者が関わっている個体のリストは
筆者のHPの「2008年の移動調査記録」
の頁にあります:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) ●以上 筆者
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■08年9月に栃木県の日光で標識された
「渡り蝶アサギマダラ」を、群馬県の赤城自然園で
再捕獲しました。
以下はその概略です。アサギMLから引用します。
■[asagi:013033] 【移動情報】栃木県日光市湯元スキー場9/8
→群馬県赤城自然園9/24
(日光 ハセ川→AP3179)
●長谷川さん、赤城自然園の皆さん、
アサギMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
●筆者による[asagi:013029]の【再捕獲情報】に対して、
長谷川さんから、[asagi:013032]の標識情報と
「この個体は長谷川順一が栃木県日光市湯元スキー場で
9月8日にマーキングした35頭の中の1頭です。
南下移動の時期のせいか、9月上旬には湯元の
アサギマダラは急減中でした」とのメッセージを
いただきましたので、移動情報を示します。
●移動情報
栃木県日光市湯元スキー場9/8→群馬県赤城自然園9/23
(南西方向に42km移動。移動期間15日)
●標識:日光 ハセ川 9.8
性別:♂
●標識日:2008年9月8日
捕獲地:栃木県日光市湯元スキー場
捕獲者:長谷川順一
↓
●再捕獲日:2008年9月24日9時22分
●再捕獲地:群馬県渋川市赤城町 赤城自然園
●再捕獲者:栗田昌裕
●備考:フジバカマに訪花。画像あり。
「AP3179 9/24」を上書きして放蝶。
●<備考>
赤城自然園で筆者が関わっている個体のリストは
筆者のHPの「2008年の移動調査記録」
の頁にまとめつつあります:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) ●以上 筆者
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
SRSアサギマダラ生態図鑑■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

■08年8月の福島県のグランデコスキー場で筆者が
標識した「渡り蝶アサギマダラ」に、群馬県の赤城自然園で再会し、
自己再捕獲しました。これは自己再捕獲の8例目です。
以下はその概略です。アサギMLから引用します。
■[asagi:013028] 【移動情報】福島県グランデコ 8/26
→ 赤城自然園 9/24 (SRS9841 → AP3186)
「デコ→赤城」の14例目(自己再捕獲8例目)
●アサギMLの皆さん、赤城自然園の皆さん、東京の栗田昌裕です。
●グランデコスキー場から群馬県の赤城自然園への移動個体を
自己再捕獲しましたので報告いたします。
●移動情報
福島県グランデコスキー場 8/26 → 群馬県赤城自然園 9/24
(南西方向に約161km移動、移動期間29日)
●標識:SRS 9841 デコ 8/26
性別:♂
●標識日:2008年8月26日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
↓
●再捕獲日:2008年9月24日9時28分
再捕獲地:群馬県渋川市赤城町 赤城自然園
再捕獲者:栗田昌裕
備考:フジバカマに訪花。画像あり。
「AP3186 9/24」を上書きして放蝶。
●<備考>
1)赤城自然園としては5例目の自己再捕獲を
したことになります。この日、実質的には
1時間弱の標識をさせていただきました。
2)のっぺ山荘での3例を含めると、2008
年としては8例目の自己再捕獲でした。
3)グランデコからの移動個体のリストは
筆者のHPの「2008年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) ●以上 筆者
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■08年9月30日に、長野県の大町市の「のっぺ山荘」
でアサギマダラ観察会が開催されました。
そこで小学校3年生によってAPマークの蝶が
再捕獲されました。
■以下はその概略です。アサギMLから引用します。
■[asagi:013027] 【再捕獲情報】「AP 078 9/11」
→ 長野県大町市のっぺ山荘 9/23
●2008年9月23日に大代孝浩先生に
よって、のっぺ山荘でアサギマダラの
マーキング会が開催されました。
以下はそこで再捕獲された個体の報告です。
●標識:AP 078 9/11
性別:♂
●再捕獲日:2008年9月23日
再捕獲地:長野県大町市平 中綱湖畔 のっぺ山荘
再捕獲者:岡村直樹
備考:フジバカマ園にて再捕獲。天候は晴れ時々曇り。
●<備考>
1)赤城自然園での標識と思われますが、
標識情報をいただければ幸いです。
(12日間で、西北西方向に110kmの移動
となります。これは典型的なアサギマダラの
「南西方向への旅」ではありません)。
2)岡村直樹君は小学校3年生です。
3)2008年の筆者が関わっている移動個体は
筆者のHPの「2008年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS) ●以上 筆者MK。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP<参考HP>
●
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)●
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)●
長野県の自然旅行体験●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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