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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

福島県グランデコから愛媛県宇和島市へ57日間で846km移動した「渡り蝶」アサギマダラが再捕獲された。「デコ→愛媛県」移動の第一例。[SRS6334 デコ 8/13→W171 ウワジマ 10/9。福島県。デコ平。愛媛県]

■08年8月13日に、福島県のグランデコスキー場で
 筆者が標識した「旅をする蝶」アサギマダラが、
 愛媛県宇和島市で10月9日に再捕獲されました。
 これはグランデコから愛媛県への移動の最初の例です。
■以下はその概略です。アサギMLでの報告から引用します。
■[asagi:013226] 【移動情報】福島県グランデコ 8/13
   → 愛媛県宇和島市10/9 (SRS6334 →W171)
   「デコ→愛媛県」の1例目(SRSデコ→愛媛県の1例目)
 ●若山さん、MLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 ●愛媛県宇和島市の若山勇太さんから、
  「昨年に引き続き、愛媛県宇和島市の鬼ヶ城山
  (黒尊林道)でのデコからの再捕獲
  がありました」として御報告をいただきましたので、
  移動情報として示します。
 ●移動情報
  福島県グランデコスキー場 8/13 → 愛媛県宇和島市10/9
  (南西方向に約846km移動、移動期間57日)
 ●標識:SRS 6334 デコ8/13
  性別:♂
  前翅長:56mm
 ●標識日:2008年8月13日
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
       グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
  ↓
 ●再捕獲日時:2008年10月9日 12:25
  再捕獲地:愛媛県宇和島市鮎返 黒尊林道 標高1024m。
      緯度経度N33°11’06.6” E132°36’20.4”
  再捕獲者:若山勇太
  備考:天候晴れ。気温19℃。翅の状態O(破損有り)。
     キオンに訪花。
     「W171 ウワジマ 10/9」を追記後、放蝶。
     デジカメ写真有
 ●<追記>
  1)グランデコの個体は、2007年には
    10月13日に宇和島市で若山さんによって
    再捕獲されました。2006年には
    10月28日に宇和島市で若山さんにより
    再捕獲されました。2008年は少し
    早めのようです。
  2)グランデコからの移動個体のリストおよび、  
    それらを日付順に追った時系列的な表は  
    筆者のHPの「2008年の移動調査記録」  
    の頁に表示してあります: 
    2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
    そこから、2007年、2006年の移動記録も見ることが
    できます。
  ●以上 MK 記。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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福島県グランデコから京都府相良郡和束町へ55日間で496km移動した「渡り蝶」アサギマダラが再捕獲された。茶畑で吸蜜していた例。「デコ→京都府」移動の第一例。[SRS7287 デコ 8/16→JB 10/10。福島県。デコ平。京都府]

■08年8月16日に、福島県のグランデコスキー場で
 筆者が標識した「旅をする蝶」アサギマダラが、
 京都府相良郡で10月10日に再捕獲されました。
 これはグランデコから京都への移動の最初の例です。
 本例は茶の花に吸蜜していたというのが注目に値します。。
■以下はその概略です。アサギMLでの報告から引用します。
■[asagi:013223] 【移動情報】福島県グランデコ 8/16
   → 京都府和束町10/10 (SRS7287 →JB)
  「デコ→京都府」の1例目(SRSデコ→京都府の1例目)
 ●藤野さん、MLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 ●藤野さんから、グランデコから京都府への移動例を
  お知らせいただきましたので、
  移動情報として報告いたします。
 ●移動情報
  福島県グランデコスキー場 8/16 → 京都府和束町10/10
  (南西方向に約496km移動、移動期間55日)
 ●標識:SRS 7287 デコ 8/16
  性別:♂
 ●標識日:2008年8月16日
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
       グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
  ↓
 ●再捕獲日時:2008年10月10日 10:30
  再捕獲地:京都府相楽郡和束町鷲峰山林道 標高590m 
  再捕獲者:藤野適宏
  天気等:晴れ
  備考 :鮮度-M、チャで吸蜜中
     訪花場面を写真撮影後捕獲、
      再び写真撮影後「JB10/10」と追加記入して放蝶
 ●<追記>
  1)本例はデコ→京都府への2008年の移動の第一例です。
  2)以下のコメントを藤野さんからいただいています:
   「栗田様、MLの皆様、こんにちは京都宇治の藤野です。
    私の住む地方は茶どころで、
    山へ行くと多くの茶畑があります。
    手入れがされなくなった茶畑に
    アサギマダラが集まることがあります。
    今は花盛りで、吸蜜の写真を撮りに出かけました。
    SRSマークがいてくれて、多くの無記入の個体と共に
    よい被写体になってくれました」。
  3)茶畑のアサギマダラを見てみたいものです。  
    奄美大島の春のアサギマダラは(雄も雌も)
    イジュの花で吸蜜します。  
    イジュも茶もどちらもツバキ科で、
    花の形の印象が似ています。  
    秋のアサギマダラは山茶花が好きですから、  
    ツバキ科の一部の花には好む要素があるのかもしれませんね。
  4)グランデコからの移動個体のリストおよび、  
    それらを日付順に追った時系列的な表は  
    筆者のHPの「2008年の移動調査記録」  
    の頁に表示してあります: 
    2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
    そこから、2007年、2006年の移動記録も見ることが
    できます。
  ●以上 MK 記。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
愛知県三ヶ根山の自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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群馬県赤城自然園から愛知県三ヶ根山へ15日間で258km移動した「渡り蝶」アサギマダラが再捕獲された。[AP 3170 9/19→うの10/4。群馬県。愛知県。三ヶ根山]

■08年9月19日に、群馬県の赤城自然園で
 筆者が標識した「旅をする蝶」アサギマダラが、
 愛知県の三ヶ根山で10月4日に再捕獲されました。
 これは筆者が赤城自然園で標識した個体の2008年の
 最初の再獲例です。
■以下はその概略です。アサギMLでの報告から引用します。
■[asagi:013208] 【移動情報】群馬県赤城自然園 9/19
   → 愛知県三ヶ根山 10/4 (AP3170 →うの)
 ●アサギMLの皆さん、宇野さん、
  赤城自然園の皆さん、東京の栗田昌裕です。
 ●宇野さんが、赤城自然園から三ヶ根山へ移動した
  AP3170の報告をされましたので、
  移動情報として報告いたします。
 ●移動情報
  群馬県赤城自然園 9/19 → 大分県姫島10/4
  (南西方向に約258km移動、移動期間15日)
 ●標識:AP 3170
  性別:♂
 ●標識日:2008年9月19日13:00
  標識地:群馬県渋川市赤城町 赤城自然園
  標識者:栗田昌裕
  備考:フジバカマに訪花。画像あり。
  ↓
 ●再捕獲日:2008年10月4日 12:55
  再捕獲地:愛知県幡豆郡幡豆町三ヶ根山 鹿川下山道
  再捕獲者:宇野弘子
  備考:前翅長57。翅の状態 鮮度M~O 擦れ、右上少し欠損
     アザミに訪花中。10/4 うの を追加標識して、再放蝶。
  撮影有り。
 ●<追記>
  1)今年は赤城自然園の片場さんに3000番台の標識番号をいただき
    実質2日間標識をさせていただきました。
    片場さん、ありがとうございました。
    9月19日はその初日で、雨が降る前の3時間ほどの間に
    AP3001-3175頭を標識できました。
    かなりの数のアサギマダラが赤城自然園を訪れた日でした。
  2)筆者の関わった個体の移動のリストおよび、
    それらを日付順に追った時系列的な表は
    HPの「2008年の移動調査記録」
    の頁に表示してあります:
    2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
    そこから、2007年、2006年の移動記録も見ることが
    できます。
  ●以上 MK 記。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
愛知県三ヶ根山の自然旅行体験
3Dアサギマダラの世界(SRS)
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