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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

「腰痛を治す100のコツ」(主婦の友社。単行本。2010年2月刊)に収載された筆者の取材記事の紹介:「腰痛や肩こりを解消する『指の体操』

■2010年2月に出版される、
 腰痛を治す100のコツ」(主婦の友社。単行本)
 という本に、筆者への取材記事が収載されます。
 以下はその内容です(166~168ページ)。
-------------------------------------------------------------
■「腰痛を治す100のコツ」(主婦の友社。単行本)。
  2010年2月出版。
<タイトル>
 東大病院の医師が考案した
 腰痛や肩こりを解消する「指」の体操。
 <本文>
 心配事があるとき、私たちは自分でも気づかぬうちに、もみ手をしていることがあります。イライラがつのると、手の指を深く組み合わせて祈るように指を手の甲にくい込ませたり、指の股どうしをこすり合わせたり、もみしだいたりします。こうした手への刺激は脳を介して心の状態をととのえるだけでなく、体の調子をととのえるのにも効果的です。
 そこで、私は「まわひねりき健康法」と名づけた指の体操を考案し、皆さんに指導してきました。この指体操はいくつかの動作から成っていますが、ここでは腰痛、肩こりの解消に効果の高い一二つの動作を紹介します。
 まずは、指の股と側面をこすり合わせる「指の内こすり」です。手のひら側に指先がくるように左右の指を組み合わせ、指の股や側面をこすり合わせるのです。指に力を入れ、こする際の摩擦熱による刺激を加えます。皮膚をこすり合わせる音が出るほど、少し痛いくらいに強くこするのがコツです。
 はじめは小指から人さし指にかけてをこすり、次に指を少し丸めるようにして、人さし指と親指の側面も忘れずに刺激します。指の組み方を少しずつずらし、指の根元、指のまん中の関節、指先と段階的にまんべんなくこすりましょう。
 さらに、指をできるだけ深く組んだ形から、指にダーツと力を込め、指の根元を数回、締めつけるようにして圧迫刺激を加えます。
 以下に紹介する二つの動作とセットで行う場合は、この「指の内こすり」は30秒ぐらいつづけますが、この動作だけを単独で行うときはじっくりと時間をかけてやってください。
 次の動作は「手の背押し」です。これは先ほどとは逆に、手の甲側に指先がくるように指を組み合わせて行います。たとえば、右手で左手を刺激する場合には、左手の指はまっすぐ伸ばし、右手の指は、指先が左手の甲のまん中あたりに届くように曲げて、指につながっている骨と骨の間を強く押します。指どうしをできるだけ深く組み、押される側の手首は甲側にそらし、押すほうの手くびはやや手のひら側に曲げた状態で押すのがコツです。
 手の甲が少しあたたまるくらいまで、念入りに強く押しましょう。慣れないうちは親指に力が入りにくいかもしれませんが、親指と人さし指の間も意識して押すようにしてください。左右の甲を交互に押し、これを1回として10回繰り返します。
 この動作は、骨間筋と呼ばれる、指から手の甲に連なる骨と骨の間の筋肉を刺激するものです。この部分には、腰痛や肩こりに効果の高いツボが集中しているのです。
 最後は「指の外こすり」です。「指の内こすり」と同様、指の股と側面をこすり合わせる動作ですが、指の組み方が逆で、指先が手の甲側にくるように組んで行います。
 指の根元から指先まで三つの関節がありますが、その側面を順番にこすります。指どうしをはげしくぶつけるようにして、力強くこすってください。前の二つの動作とセットで行う場合は、それぞれの関節を10回ずつこすればいいでしょう。
 なお、この「指の外こすり」は腰痛のみならず、特に肩こりに効果がありますので、ひどい肩こりでお悩みのかたはたっぷり時間をかけて刺激されることをおすすめします。指の股の部分を中心に、指の角度を変えながら丹念にこするのがコツです。  (栗田昌裕)
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◆写真1の解説(写真は省略)。
  指の股と側面に熱刺激や圧迫刺激を加えて、
  脳に刺激を与える「指の内こすり」。

◆写真2の解説(写真は省略)
  栗田先生による「手の背押し」のお手本。
  どの動作も右の親指が手前にくるように
  組んで行うのが基本だが、
  どうしてもやりにくければ逆でもよい。

◆写真3の解説(写真は省略)
 肩こりのある人は「指の外こすり」を行うとき、
 肩こりのツボが集中する指の股の部分を
 特に念入りに刺激するとよい。
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SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導] 
 注:SRS研究所では、知的情報処理能力を高めるさまざまな訓練を指導しています。
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大分県の姫島で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の喜界島で再捕獲された。南南西方向に48日間で約626km移動した例。[S. C 2453 ヒメ 2009.11/6→MF 9417 キカイ 12/24タ。姫島。喜界島]

■09年11月6日に、大分県の姫島で
 マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 12月24日に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
 48日間で、南南西の方向に約626km移動したことになります。
 以下はアサギマダラのMLに筆者が報告した記事から引用します。
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■[asagi:015652] 【移動情報】大分県姫島 11/6 →鹿児島県喜界島 12/24
   (S. C 2453 ヒメ 11/6→MF 9417 キカイ 12/24タ)♂。
   南南西方向に48日間で626km移動。

 福島さん、姫島の皆さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 
 中城さんが標識し、福島さんが再捕獲された
 「ヒメ」マーク個体について、
 移動情報を示します。
 再捕獲および御報告ありがとうございました。
 
●移動情報
大分県姫島 11/6 → 鹿児島県喜界島12/24
 (48日間で南南西方向に626km移動)
..
標識:S.C 2453  11/6
性別:♂

標識日時:2009年11月6日
標識場所:大分県東国東郡姫島村(姫島)
標識者:中城信三郎
備考:フジバカマに訪花。
      ↓
再捕獲日時:2009年12月24日 12:03
再捕獲場所:鹿児島県大島郡喜界町 滝川林道(喜界島)
再捕獲者:福島誠
備考:ヤマヒヨドリバナ訪花 軽い破損
   キカイ MF 9417 12/24 タ と追記放蝶 

<追記>
1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
 (姫島のアサギマダラを守る会)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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アサギマダラが過去最北の地である福島県から台湾に移動した例。台湾への南下第8例目】 福島県グランデコで筆者が標識した渡り蝶アサギマダラが台湾で再確認された。南西方向に78日間で約2231km移動した例。[SRS2355デコ2009.8/14→ 撮影 10/31。デコ平]

■09年8月14日に、福島県グランデコスキー場で
 筆者がマーキングした渡り蝶アサギマダラが、
 10月31日に、台湾北部の金山獅頭山で撮影により確認されました。
 78日間で、南西の方向に約2231km移動した
 ことになると思われます。
 日本から台湾への南下例としては第8例目になります。
 その詳細を、筆者がアサギマダラのMLに報告した内容から引用します。
-------------------------------------------------------------
■ [asagi:015607] 【移動情報】(確定版)
 福島県グランデコスキー場 8/14→ 台湾北部 金山獅頭山 10/31
  (SRS 2355 デコ 8/14 →撮影10/31) ♂。
  78日間で約2231kmの南西方向への移動。最北地からの国外移動例。

 陳建志さん、福田晴夫さん、金沢至さん、
 アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 台湾での再確認をお知らせくださり、ありがとうございました。
 福島県グランデコスキー場から台湾北部への移動個体と
 分かりましたので移動情報を示します。

■移動情報
  福島県グランデコ 8/14 → 台湾北部金山獅頭山 10/31
  (南西方向に約2231km移動。移動期間78日)

標識:SRS 2355 デコ 8/14
 性別:♂

 標識日:2009年8月14日9:46
 標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
      グランデコスキー場
 標識者:栗田昌裕
 備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
鮮度は中の上。破損はなし。辺縁白毛は6割程度残存。
[この個体は、11:22に同日自己再捕獲をしたので、
左後翅に「・」を追記し、再度放蝶した]。 
  ↓
再捕獲日時:2009年10月31日
再捕獲場所:台湾北部 台湾北部金山獅頭山
再捕獲者 :呉靖惠
備考:撮影画像あり。
    シロノセンダングサ(Bidens pilosa)にて吸蜜中。
    右前翅に破損あり。左後翅にも小破損あり。    

  <追記>
1)本例は、2008年8月~9月にグランデコスキー場で9241頭
  標識した中の1例です(1年間の標識としては13251頭)。
今年のグランデコはアサギマダラが少なかったため、例年より少なめ
の標識頭数でした。2003年から見ると10万頭余の私個人の
標識例の中で初めて台湾に移動した記念すべき1例となりました。

2)陳先生より送っていただいた画像では、8月14日とも8月24日
  とも読めるように思われましたので、私の手持ちの放蝶時の
  全画像群と、書かれた文字の特徴およびアサギマダラ
  の模様とを比較しました(このような事態を想定して全画像を撮影
  しているのですが、実際に役立ってうれしく思いました)。
いただいた画像は、左右を反転して、回転した上で、
affine変換(フレームを平行四辺形に変換すること)
をすると、ほぼもとの左後翅での画像と同等に読めます。
[ただし、もともとは、翅裏に書いていますが、いただいた
画像は翅表から写されたものなので、文字は透過像として
  撮影されており、翅の模様の見え方も若干異なっている
  可能性があり得ます。しかし、空間配置は異なる理由が
  ありませんので、そこを基本として比較作業を進めることが
  できました。特に、数字の8の形と位置はほとんどの例で
  少しずつ違うので、区別する上での簡単かつ重要な指標と
  なりました。「デコ」の形や位置も同様の役割を果たしました。
  比較対象は、
  8月14日はSRS2338~2776の439頭と、
8月24日はSRS6218~6517の300頭です。
以上の合計739頭の全画像の中で、上記のSRS2355
で間違いないと確信しました。 
  変換した画像と、いただいた元画像と、デコで撮影した
SRS2355の画像の3点は、以下に示しておきます。
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou/special/090814taiwanSRS2355.htm
3)本例は、「日本→台湾」の移動例としては8例目と思われます。
●2006年には「HTN355 9/24 のっぺ」(西川尚実氏標識)が、
  長野県大町市ののっぺ山荘から台湾の蘭嶼島(らんしょとう)へ移動しました。
  複数の新聞によると2190kmの移動でした(これが従来の最北例です)。
この例が4例目でした。
 ●(2006年には「石ひよし078N」の
「石川県輪島市→中国本土の浙江省平湖市」という移動例もありました。
その例の移動距離は1644kmと報告されています)。
●2007年には上五島から台湾の蘭嶼島(らんしょとう)への移動例が出ました。
  野下広人さんの標識による「ノシタ11/01 上五島」という個体です。
  これが5例目です。
  ●2008年に再度、上五島から台湾の蘭嶼島(らんしょとう)への移動例が出ました。  野下広人さんの標識による「MG 1085 10/21 上五島」という個体です。
  これが6例目です。
  ●同じ2008年秋に7例目が出ました。私の娘(麻未)の例です。
  「MM150 ハズ 10/12」が「愛知県幡豆町三ヶ根山→台湾西部の桃園県」と
  移動しました(1880kmの移動)。
●なお、「台湾→日本」と北上移動した個体は4例あります。

4)本例は、「日本→台湾」という南下移動に限ると、
  最北からの例になります。

5)●移動距離に関しては、大島新一郎さんの記事が、
  アサギマダラ・マーカーの広場-フォーラムにあります:
http://www.asagi-org.jp/xoops2/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=103&forum=1&post_id=176#forumpost176
そこでは、上記の「長野県大町市→台湾蘭嶼島(らんしょとう)例が、
2311kmで第一位とされています。ただし、信濃毎日新聞や
河北新報ではこの例は2190kmと報告されています。
このgapは下で再検討します。
●蔵王から、与那国までの移動例は、
2245(または2246)kmとされています(2006年の藤井大樹さんの例:
「ZAO TF1172 8/26」。2246kmは新聞記事上での値)。
●今回の例では、まずグーグルマップ上で、
金山獅頭山をA地点とし、経度緯度 121.6484 25.2266
デコ平の採集地をB地点として、経度緯度 B 140.0735  37.4308
を求め、「地球上の2地点間の距離を高精度計算」するサイト
  http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi
を用いて(地球の赤道半径r=6378.137kmを使用)
2231kmとの計算結果を得ました。
(参考:陳さんのお手紙では2260kmと見積もられていました)。
●[同上の方法で、大町市から蘭嶼島(らんしょとう)の距離を見ると、
のっぺ山荘=A地点137.84639、36.59466(これは正確です)。
蘭嶼島=B地点121.54346、22.05207(現場を知らないので正確ではありません)
と島の「中央あたり」をB地点として計算すると、2257となりました。
この値は新聞記事の2190と、2311の中間になります]。
●グランデコからの南下移動の過去の最長距離例は、2006年の
  与那国までの移動で2191kmです(「カズキ 205 デコ 827」、檜垣和希君)。

●以上から、移動距離に関するおよその順位は、以下のようになるの
ではないかと思われました:
1)「大町市→台湾蘭嶼島(らんしょとう)」例 2260km前後?
2)「蔵王→与那国島」例 2246km
3)「福島県グランデコ→台湾北部金山獅頭山」例 2231km
4)「福島県グランデコ→与那国」例 2191km
  地図で見ると分かるように、東北から与那国島への距離と、
  東北から台湾北岸までの距離はあまり変わらないのです。
  ●大島さんも記載されているように、実際の移動経路は複雑なので、
直線距離の大小はあまり問題ではないのですが、移動の程度の目安
としては役立つ指標の一つですので、再検討をしてみた次第です。
参考にしていただければ幸いです。

6)私見では、今年は、与那国の植物の状況が大変悲惨でしたので、
  与那国方面に南下移動しようとしたアサギマダラの多くは、与那国を
  パスして(または、いったん寄ってもすぐ旅立って)、台湾方面に
  渡ったのではないかと思っています。
  過去の「日本→台湾」という移動では、台湾南部が注目される
  傾向がありましたが、2008年の例では西部に移動し、2009年の
  本例は北端への移動が確認されましたので、実際には、
  日本から移動した個体は、台湾全体に広がっているのではないか
  と思われました。  

7)本例が見出された経緯を記録に残すために、金沢さんからいただいた
  メールに記載された陳建志さんの文章を引用しておきます:
 「I holds the 2009 campus habitat management workshop(Dec/11-13)
  Miss Wu is a volunteer of Forest Bureau
  Participate in the workshop and show me the picture at Dec 11」。

8)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕 m-kurita@suite.plala.or.jp
 (グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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高知県大月町で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の奄美大島で再捕獲された。南西方向に14日間で約572km移動した例。モズがアサギマダラをくわえていたエピソードもあり。[MHO 1608 大月 2009.11/25→ 撮影 12/9。奄美大島

■09年11月25日に、高知県大月市大堂海岸で
 マーキングされたと思われる渡り蝶アサギマダラが、
 12月9日に、鹿児島県の奄美大島で再捕獲されました。
 14日間で、南西の方向に約572km移動した
 ことになると思われます。
 アサギマダラのMLに報告した内容を引用します。
 その後で、標識者の片岡さんからの応答も引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015595] 【再捕獲情報】「MHO 1608 大月 11/25」→奄美大島12月9日
 片岡雅美さん、奄美大島の皆さん、アサギマダラの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 
 奄美大島で、前園さんにより、以下の再捕獲がありました。
 標識時の情報をいただければ幸いです。

■標識:MHO 1608 大月 11/25
   性別:♂
   再捕獲日:2009年12月9日
   再捕獲日:鹿児島県奄美市名瀬大字崎原
 再捕獲者:前園泰徳
備考:撮影後、放蝶。画像あり。

<コメント>
(1)高知県大堂海岸からであれば、14日間、南東に約572km
の移動になるでしょうか。前園さんからは、以下のコメントを
いただいています:
   「今シーズン、これで片岡さんのマーク個体は3例目です。
   左右の後翅にそろった傷がありましたので、
   どうやら鳥にでも襲われたようです」。   
また、再捕獲された場所に関しては:
「崎原集落からクリーンセンター方面に1kmほど進んだところ」
とのことです。
(2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■[asaginet:6792] Re:【再捕獲情報】「MHO 1608 大月 11/25」→奄美大島12月9日

 MLの皆様こんにちは。高知県高知市の片岡雅美です。
 栗田さま、前園さま奄美大島での3例目の再捕獲と再捕獲情報をありがとうございます。
本個体の標識情報は以下の通りです。

■標識:MHO 1608 大月 11/25
   性別:♂
前翅長:54mm
標識地:幡多郡大月町一切大堂展望台(N32°46' 19.8"、E132°38' 38.4")
標識日時:11月25日12:45
天候:晴、気温:21.2℃
訪花植物:ヒヨドリバナ
備考:両側後翅に約5mm角に四角く抜け落ちた破損有り。

<追記>上記の個体とは関連ありませんが、10/30大堂海岸でモズがアサギマダラの♀をくわえて、モズが縄張りを主張する際に聴かれる甲高い声を上げ、木に止まってているのが観察されました。
           ↓
■標識:MHO 1608 大月 11/25
   性別:♂  
   再捕獲日:2009年12月9日
   再捕獲日:鹿児島県奄美市名瀬大字崎原
  再捕獲者:前園泰徳

今後とも どうかよろしくお願いします。
================
高知県立のいち動物公園
          片岡雅美
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
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福島県のグランデコスキー場で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の喜界島で再捕獲された。南西方向に105日間で約1408km移動した例。[SH-40 デコ 2009.8/25→ キカイ MF 8674 12/8シ。デコ平。喜界島]

■09年8月25日に、福島県耶麻郡北塩原村の
 グランデコスキー場でマーキングされたと思われる
 渡り蝶アサギマダラが、12月8日に、鹿児島県の
 喜界島で再捕獲されました。
 105日間で、南西の方向に約1408km移動した
 ことになると思われます。
■グランデコスキー場では、アサギマダラ観察会が行わ
 れていますが、本例の標識「SH-40 デコ 2009.8/25」は
 観察会の参加者のものとしては記録がありませんので、
 標識者は不明です。
<追記>
(1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
   筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
   の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
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大分県の姫島で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の奄美大島で再捕獲された。南西方向に21日間で約610km移動した例。[S. C 2591 ヒメ 11/11→ 捕獲12/9。三ヶ根山。奄美大島]

■09年11月11日に、大分県の姫島で
 マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 12月9日に、鹿児島県の奄美大島で再捕獲されました。
 90日間で、南西の方向に約610km移動したことになると思われます。
 筆者のアサギマダラのMLへの報告から紹介します。
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■[asagi:015592] 【移動情報】大分県姫島 11/11
   →鹿児島県奄美大島 12/2
    (S. C 2591 ヒメ 11/11→捕獲 12/2)♂。
    南南西方向に21日間で610km移動。

 宮山修さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 
 中城さんが標識し、宮山さんが再捕獲された
 「ヒメ」マーク個体について、
 移動情報を示します。
 再捕獲および御報告ありがとうございました。
 
■移動情報
大分県姫島 11/11 → 鹿児島県奄美大島12/2
 (21日間で南南西方向に610km移動)
..
標識:S.C 2591  11/11
性別:♂

標識日時:2009年11月11日
標識場所:大分県東国東郡姫島村(姫島)
標識者:中城信三郎
備考:フジバカマに訪花。
      ↓
再捕獲日時:2009年12月2日
再捕獲場所:鹿児島県奄美市笠利町佐仁
再捕獲者:宮山修
備考 :ヤマヒヨドリバナで吸蜜中捕獲、撮影後放蝶

<追記>
(1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
   筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
   の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕(姫島のアサギマダラを守る会)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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愛知県の三ヶ根山で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の奄美大島で再捕獲された。南西方向に90日間で約1004km移動した例。[hw 54 ハズ10/10→捕獲12/9。三ヶ根山。奄美大島]

■09年10月10日に、愛知県の三ヶ根山で
 マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 12月9日に、鹿児島県の奄美大島で再捕獲されました。
 90日間で、南西の方向に約1004km移動したことになります。
 以下、筆者のアサギマダラのMLへの報告と、
 それに対する鷲塚さんの応答を紹介します。 
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■[asagi:015590] 【再捕獲情報】「hw 54 ハズ 10/10」→奄美大島12月9日

 鷲塚広晴さん、アサギマダラの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 
 奄美大島で、前園さんにより、以下の再捕獲がありました。
 標識時の情報をいただければ幸いです。

■標識:hw 54 ハズ 10/10
   性別:♂
   再捕獲日:2009年12月9日
   再捕獲日:鹿児島県大島郡龍郷町安木屋場(あんきゃば)
 再捕獲者:前園泰徳
備考:撮影後、放蝶

<コメント>
(1)三ヶ根山からであれば、60日間、南東に約1004km
の移動になるでしょうか。
(2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
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■ [asagi:015591] Re: 【再捕獲情報】「 hw 54 ハズ 10/10 」
        →奄美大島 12 月 9 日

栗田昌裕さん、前園泰徳さん、MLの皆さん、今晩は。愛知県の鷲塚です。

前園泰徳さん、再捕獲有り難うございました。
栗田昌裕さん、連絡有り難うございます。

10/10は幡豆町主催のマーキング会がありました。
午前中、自分ではマーキングはしなかったのですが午後鹿川下山道と
Gホテル下林道などで合計56頭にマークしました。

hw54 ハズ 10/10 は栗田さんもよくご存じのホテル下林道 上の道を
少し入った所でマークしたものです。
同じ場所で10/4に デコ 8/16 SRS3246 及び hw1 半田 9/29 を
再捕獲しています。

標識情報と移動情報です。

標識:hw54 ハズ 10/10 
性別:♂
鮮度:並 前翅長:57㎜

標識日時:2009/10/10/15.30
標識場所:愛知県幡豆町三ヶ根山ホテル下林道標高240m
     N34.48.10. E137.09.03.
標識者 :鷲塚 広晴
備考  :アザミに訪花中
       ↓ 60日で南西へ1004㎞移動
> ■標識:hw 54 ハズ 10/10
>    性別:♂
>    再捕獲日:2009年12月9日
>    再捕獲日:鹿児島県大島郡龍郷町安木屋場(あんきゃば)
>  再捕獲者:前園泰徳
> 備考:撮影後、放蝶

以上です。宜しくお願いします。
鷲塚広晴
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
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福島県のグランデコスキー場で標識され渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の喜界島で再捕獲された。南西方向に93日間で約1411km移動した例。[An-2(or Ah-2) デコ 2009.8/23→MF 8367 キカイ12/4。デコ平。喜界島]

■09年8月23日に、福島県のグランデコスキー場で
 マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 12月4日に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
 93日間で、南西の方向に約1411km移動したことになります。
■この個体を放蝶した人は、今のところ不明です。

  <追記>
1)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
 (グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
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福島県のグランデコスキー場で筆者が標識した渡り蝶アサギマダラが伊豆大島(東京都)で再捕獲された。南南西方向に53日間で約337km移動した例。[SRS 7640 デコ 2009.8/27→捕獲 10/19。デコ平]

■09年8月27日に、福島県のグランデコスキー場で
 筆者がマーキングした渡り蝶アサギマダラが、
 10月19日に、東京都の伊豆大島で再捕獲されました。
 53日間で、南南西の方向に約337km移動したことになります。
 以下はアサギマダラのMLに筆者が報告した記事から引用します。
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■[asagi:015554] 【移動情報】福島県グランデコ 8/27
   → 東京都伊豆大島 10/19
    (SRS 7640 デコ 8/27 →捕獲10/19) ♂。
    53日間で約337kmの南南西移動

 清さん、大村さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 福島県グランデコスキー場から伊豆大島の移動を
 御報告していただきましたので、
 移動情報を示します。ありがとうございました。
 SRS7640の標識日は8/27ですので、以下のようになります。
■移動情報
  福島県グランデコ 8/27 → 東京都伊豆大島10/19
  (南南西方向に約337km。移動期間53日)

 標識:SRS 7640 デコ 8/27
 性別:♂
 標識日:2009年8月27日
 標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
    グランデコスキー場
 標識者:栗田昌裕
 備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
  ↓
 再捕獲日:2009年10月19日14時ころ
 再捕獲地:東京都大島町 伊豆大島 元町林道
 再捕獲者:大村森美(おおむらもりよし)

  <追記>
1)グランデコから伊豆大島には以前にも移動したこと
  があります。今年は、グランデコ→伊豆大島→南西諸島
などと移動することもあり得るのかもしれないと
思うようになりましや。
2)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
 (グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
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奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
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