■09年10月22日に、和歌山県西牟婁郡すさみ町で
尾鼻誠史さんによってマーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
11月7日に、鹿児島県奄美大島で撮影されました。
16日間で、南西方向に約814km移動したことになります。
本例は、奄美大島の大和小中学校の長畑豊美さんが
撮影されたもので、その情報がお手紙にて龍郷町役場に送られ、
そこから前園泰徳さんによって、筆者に送られて来たものです。
その後、本来は、さらに撮影された翌日に、橋本さんによって
再捕獲(=再々確認)されていたことが分かりました。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した
2つの記事から引用します。
---第一の記事----------------------------------------------------
■[asagi:015497] 【再捕獲情報】「OBA スサミ 10.22 39」→奄美大島11/7
尾鼻誠史さん、長畑さん、前園さん、
アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
奄美大島で、大和村の長畑さんによって以下の
個体が撮影され、龍郷町役場→前園泰徳さんを経由して、
以下の情報をいただきました。
標識時の情報をいただければ幸いです。
「あまり写りのよくない写真でしたので、
解読の間違いの可能性もあります」とのことです。
■標識:OBA スサミ 10.22 39
再確認日:2009年11月7日
再確認日:鹿児島県奄美市朝戸
(58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美
<コメント>
1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
---第二の記事----------------------------------------------------
■[asagi:015690] 【移動情報】(報告の整理)
和歌山県すさみ町10/22 →奄美市名瀬11/7 →同左11/8
(OBA スサミ39 10/22 →撮影→アマミ HAS3014 10/22)♂
南西方向に16日間814kmの移動。
尾鼻さん、西田さん、橋本さん、前園さん、長畑さん、
東京の栗田昌裕です。
下記「参考1」に示したように奄美大島で長畑さんが11/7に撮影した
「OBA スサミ 39」の報告を11/20に[asagi:015497]で行ったのですが、
それに先立つ11/10に[asagi:015383]で、西田さんの御報告により、
橋本さんが11/8に再捕獲していたことが分かりました。
これを整理させていただくと、本個体の再確認には、長畑さんと橋本さんの
お二人が関わっていたと思われました(以下参照)。
ご参考になれば幸いです。
■移動情報
和歌山県すさみ町 10/22 → 奄美大島 11/7 → 同左 11/8
(前半は、南西方向に16日間で814kmの移動。
後半は、奄美市名瀬の範囲での1日間の移動)
■標識:OBA スサミ 10.22 39
性別:♂
標識日:2009年10月22日
標識地:和歌山県すさみ町周参見
標識者:尾鼻誠史
↓
再確認日:2009年11月7日
再確認日:鹿児島県奄美市名瀬大朝朝戸
(58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美
備考:撮影。
↓
再捕獲日:2009年11月8日 10:43
再捕獲地:鹿児島県奄美市名瀬大字小朝
再捕獲者:橋本定雄
備考: 「アマミ HAS 3014 11.8」を追記、撮影後放蝶
<コメント>
1)奄美市の地図で見ると、名瀬大字小朝という地名は
確認できませんでしたが、小とつく地名は小宿と小湊が
ありました。大字朝戸と大字小宿は近いところでは1km
以内の距離にありますので、1日間で移動したと考えても
不自然ではないと思われました。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou/2007_data.htm
以上、栗田昌裕 m-kurita@suite.plala.or.jp
-----------参考1------------------------
[asagi:015497]([asaginet:6682]) 【再捕獲情報】「OBA スサミ 10.22 39」→奄美大島11/7
尾鼻誠史さん、長畑さん、前園さん、
アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
奄美大島で、大和村の長畑さんによって以下の
個体が撮影され、龍郷町役場→前園泰徳さんを経由して、
以下の情報をいただきました。
標識時の情報をいただければ幸いです。
「あまり写りのよくない写真でしたので、
解読の間違いの可能性もあります」とのことです。
■標識:OBA スサミ 10.22 39
再確認日:2009年11月7日
再確認日:鹿児島県奄美市朝戸
(58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美
<コメント>
筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou/2007_data.htm
以上、栗田昌裕 m-kurita@suite.plala.or.jp
-----------参考2------------------------
[asagi:015383] Re: [asaginet:6555] 【再捕獲情報】奄美11/8 (OBA スサミ 10/22 39)
橋本様 再捕獲情報ありがとうございます。
三重の西田です。
OBAマークは、和歌山県の尾鼻氏がすさみ町で標識された個体です。
確認できましたので移動情報とします。
標 識:OBA スサミ 10/22 39
性 別:♂
標識日:2009年10月22日
標識地:和歌山県すさみ町周参見
標識者:尾鼻誠史
↓
再捕獲地:鹿児島県奄美市名瀬大字小朝
再捕獲日:2009年11月8日 10:43
再捕獲者:橋本定雄
備考: 「アマミ HAS 3014 11.8」を追記、撮影後放蝶
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■09年8月18日に、栃木県日光市の日光湯元スキー場で
マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
10月3日に、大分県の姫島で再捕獲されました。
46日間で、南西方向に約781km移動したことになります。
これは2009年に姫島で最初に再捕獲されたアサギマダラになりました。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015688] 【移動情報】栃木県日光市8/18→ 大分県姫島10/3
(ナヅカ 日光 8/18 → S・C ヒメ26 10/3)♂
46日間で781km移動。
名塚さん、中村さん、長谷川さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
姫島の中城信三郎さんが、再捕獲をした例:
[asagi:014694] ( [asaginet:6042])
【再捕獲動情報】「チヅカ 日光 8/18」→ 大分県姫島「S・C ヒメ26 10/3」。
に関して、標識情報を得ましたので、
移動情報として報告をさせていただきます(チヅカはナヅカでした)。
■移動情報
栃木県日光湯元スキー場 8/18→ 大分県姫島 10/3
(移動日数46日間で781km移動)
■標 識: ナヅカ 日光 8/16
性 別: ♂
標識日:2009年8月18日
標識地:栃木県日光市湯元スキー場
標識者:名塚史雄
↓
再捕獲日:2009年10月3日 15:20
再捕獲地:大分県東国東郡姫島村
再捕獲者:中城信三郎
備 考:フジバカマに訪花。画像あり。
<追記>
1)本例は2009年の姫島での最初の再捕獲例でした。
本例に関わりを持ってくださった長谷川様、中村様、
ありがとうごあいました。
2)本例は日光市湯元で行われた栃木県立博物館友の会の
マーキング会で標識されました。中村剛之さんによれば
「この日は参加者も多く400個体以上に標識を付ける
ことができた」とのことです。
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■09年8月4日に、栃木県日光市の日光湯元スキー場で
マーキングされた渡り蝶アサギマダラを、
8月20日に、福島県のグランデコスキー場で筆者が再捕獲しました。
16日間で、東北方向に約120km移動したことになります。
夏の間に栃木県→福島県と北上移動したのが確認されて例は
これが最初です。その意味で、稀で貴重な例です。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015687]【移動情報】栃木県日光市 8/4 → 福島県グランデコ 8/20
(ハセ川 日光 8.4 → SRS5775 デコ 8/20)♂
16日間120km移動。
2009年夏の東北方向移動例。
長谷川さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
長谷川さんに画像を確認していただけましたので、
グランデコスキー場での再捕獲に関して、
栃木県日光からの東北方向への移動情報を示します。
■移動情報
栃木県日光湯元スキー場 8/4 → 福島県グランデコスキー場 8/20
(東北方向に16日間で120km移動)
■標識:日光 ハセ川 8.4
性別:♂
標識日:2009年8月4日
標識地:栃木県日光市湯元スキー場
標識者:長谷川順一
↓
再捕獲日:2009年8月20日16時55分
再捕獲地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考:ヨツバヒヨドリに来訪。画像あり。
「SRS 5775 デコ 8/20」と追記して放蝶。
画像あり。
<コメント>
1)長谷川さんによれば、
「この個体は2009年8月4日に栃木県日光市湯元スキー場にて
私が標識しました272頭(195♂、77♀)の中の1頭です」
とのことです。
2)8月の上旬~中旬に、栃木県から福島県に
東北方向への移動が確認されたものです。
貴重な一例と考えられます。
日光湯元からグランデコへの移動としては
初めての例です。
以前から不思議に思っているのは、
「グランデコ→日光湯元」という移動例が
これまで見られていないことです。
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■09年8月28日に、福島県のグランデコスキー場で
筆者がマーキングをした渡り蝶アサギマダラが、
10月17日に、沖縄県の沖縄本島で再捕獲されました。
50日間で、南西の方向に約1680km移動したことになります。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■ [asagi:015684] 【移動情報】福島県グランデコ 8/28 → 沖縄本島 10/17
(SRS8124 デコ 8/28 → 捕獲 10/17)♂。
50日間で南西方向に1680km移動。
比嘉正一さん、長嶺邦雄さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
比嘉さんの御報告によりグランデコから
沖縄本島への移動が分かりました。
比嘉さん、長嶺さん、ありがとうございました。
移動報告を出します。
■福島県グランデコ8/28 → 沖縄本島 10/17
(50日間に南西方向に約1680km移動)
標識:SRS 8124 デコ8/28
性別:♂
標識日:2009年8月28日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
↓
再捕獲日:2009年10月17日
再捕獲地:沖縄県本部町大嘉陽林道
再捕獲者:長嶺邦雄
<コメント>
1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所) ●
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)●
沖縄の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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■09年9月6日に、福島県のグランデコスキー場で
筆者がマーキングをした渡り蝶アサギマダラが、
11月8日に、高知県の室戸岬で再捕獲されました。
その上、それから37日経過した12月13日に、
同じ室戸岬で、再度再捕獲されました。
12月中旬という遅い時期に南西諸島ではない
高知県で再々捕獲されることは珍しい出来事です。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015680] 【移動情報】福島県グランデコ 9/6→高知県室戸岬 11/8→同左12/13
(SRS9442 デコ 9/6 → ムN室戸11/8 →再々捕獲 12/13)♂。
64日間で南西方向に732km移動、
更に同所で37日後12月中旬に再々捕獲。
本山さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
本山さんの御報告:
[asaginet:6797] 室戸にて同所再捕獲2件 XX803、SRS9442・デコ→11/8・ムN
によりグランデコから室戸岬への移動が分かりました。
再捕獲者の情報は不明のままですが、
室戸岬に1ヶ月以上いて、12月中旬に再々捕獲された興味深い例として、
移動報告を出しておきます。
■福島県グランデコ9/6 → 高知県室戸岬11/8→同左 12/13
(64日間に南西方向に約732km移動し、同所にて35日目に再々捕獲)
標識:SRS 9442 9/6 デコ(左翅) ムN ムロト 11/8(右翅)
性別:♂
標識日:2009年9月6日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
↓
再捕獲日:2009年11月8日
再捕獲地:高知県室戸市室戸岬町 室戸岬周辺(推定)
再捕獲者:不明
↓
再々捕獲日:2009年12月13日 11:10
再々捕獲地:高知県室戸市室戸岬町 室戸岬周辺
再々捕獲者:本山八司
備考:ヒヨドリバナに訪花
<コメント>
1)「デコから11月8日に再捕獲され、
12月13日までいたようです」(本山さんのコメント)。
再々捕獲地は室戸スカイラインの周辺でよいでしょうか。
2)本例は、南西諸島に渡らないアサギマダラが
どこでどのように過ごしているか、
というヒントを与える一例のように思われました。
3)2009年は、例年より遅い時期まで再捕獲があり、
12月12日は喜界島と奄美大島で、12月13日には、高知県室戸岬で、
筆者が福島県デコ平で放蝶した個体を再捕獲していただきました。
これは過去にはなかった出来事です。
4)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
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●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
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グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
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■09年8月28日に、福島県のグランデコスキー場で
筆者がマーキングをした渡り蝶アサギマダラが、
12月12日に、鹿児島県の奄美大島で再捕獲されました。
97日間で、南西の方向に約1444km移動したことになります。
12月の再捕獲は過去には少なかったのですが、今年は、
12月12、13日に3例も再捕獲されました。
これは珍しい出来事です。温暖化の影響で、
アサギマダラが長生きしている可能性も否定できません。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015683] 【移動情報】福島県グランデコ 9/6 → 奄美大島 12/12
(SRS9467 デコ 9/6 → 大金久 YN212 12/12)♂。
97日間で南西方向に1444km移動。
中嶺芳郎さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
中嶺さんの御報告によりグランデコから
12月の奄美大島への移動が分かりました。
移動報告を出します。
■福島県グランデコ9/6 → 奄美大島 12/12
(97日間に南西方向に約1444km移動)
標識:SRS 9467 デコ9/6
性別:♂
標識日:2009年9月6日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
↓
再捕獲日時:2009年12月12日 13:30
再捕獲場所:鹿児島県大島郡大和村峯山公園~大金久(県道79号線沿い:奄美大島)
再捕獲者:中峯芳郎
備考:ヒヨドリバナで吸蜜中。「大金久 12/12 YN212」と追記し、放蝶。 軽い破損あり。
<コメント>
1)中嶺さんの記載 [asaginet:6784] には以下のコメントがありました。
「11月9日から本日まで奄美中南部で213頭にマークしました。
11/15には前園様の「AMAMI 10/28 Luna103」も
捕獲・追加マークして放したこともあります(本人報告済み)。
湯湾岳はツワブキも終わり刈り取られて、新たなマーキングは期待できない。
明日は住用町の三太郎峠や奄美南部海岸部を見て回ろうと思っています。
春になったら継続してマーキングしますので、本土の皆さん今後もよろしく」。
奄美大島の南部での調査が進むことを期待しています。
よろしくお願いいたします。
ヒヨドリバナとあるのはおそらくヤマヒヨドリバナのことですね。
2)2009年は、例年より遅い時期まで再捕獲があり、
12月12日は喜界島と奄美大島で、12月13日には、高知県室戸岬で、
筆者が福島県デコ平で放蝶した個体を再捕獲していただきました。
これは過去にはなかった出来事です。
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■09年8月28日に、福島県のグランデコスキー場で
筆者がマーキングをした渡り蝶アサギマダラが、
12月13日に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
107日間で、南西の方向に約1408km移動したことになります。
12月の再捕獲は過去には少なかったことなので、注目する価値があります。
また、移動期間が100日を越える例も多くはないので、やはり注目に値します。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015682] 【移動情報】福島県グランデコ 8/28 → 喜界島 12/13
(SRS8073 デコ 8/28 → キカイMF9101 12/13)♂。
107日間で南西方向に1408km移動。
福島さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
福島さんの御報告によりグランデコから
12月の喜界島への移動が分かりました。
移動報告を出します。
■福島県グランデコ8/28 → 喜界島 12/13
(107日間に南西方向に約1408km移動)
標識:SRS 8073 デコ8/28
性別:♂
標識日:2009年8月28日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
↓
再捕獲日時:2009/12/13 11:48
再捕獲場所:鹿児島県大島郡喜界町 滝川林道(喜界島)
再捕獲者:福島誠
備考:ツワブキに訪花 破損アリ
キカイ MF 9101 12/13 タ と追記放蝶
<コメント>
1)2009年は、例年より遅い時期まで再捕獲があり、
大変印象的な年のように感じています。
結果として、移動期間が100日を越える例が
増えています。実質的に寿命が延びているのか、
みかけの出来事なのか興味があります。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
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■09年9月17日に、長野県の大町市の中綱湖畔で
筆者がマーキングをした渡り蝶アサギマダラが、
10月14日に、石川県の加賀市の刈安山で再捕獲されました。
18日間で、南西の方向に約140km移動したことになります。
本例は北アルプスを東西に横断して移動したと推測しやすい例です。
以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■ [asagi:015679] 【移動情報】長野県大町市 9/17 → 石川県加賀市刈安山 10/4
(SRS10972 NP → ミナミ19 カリヤス) ♂。
西南西方向に18日間で140km移動。
南出洋さん、松井正人さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
のっぺ山荘で標識した「SRS NP」マーク個体について、
石川県での再捕獲の御報告とご確認の御報告ありがとうございました。
移動情報を示します。
■移動情報
長野県大町市 9/17 → 石川県加賀市刈安山10/4
(18日間で西南西方向に140km移動)
..
標識:SRS 10972 NP 9/17
性別:♂
標識日時:2009年9月17日
標識場所:長野県大町市平 中綱湖畔 のっぺ山荘
標識者: 栗田昌裕
備考: フジバカマに訪花。
↓
捕獲地:石川県加賀市山中温泉栢野(刈安山中腹)
捕獲日:2008年10月4日
捕獲者:南出 洋
備考:「10/4 ミナミ19 カリヤス」を追記放蝶
<追記>
1)本例は、長野県大町市から石川県と福井県の県境に
近いところに移動した例です。
この経路を見ると、本例では、大町市から北アルプスを
一気に山越えして西方に移動した可能性を感じます。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所) ●
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
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09年10月28日に、大分県の姫島で
マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
年を越した1月14日に、沖縄県の石垣島の北端で再捕獲されました。
82日間で、南西の方向に約1240km移動したことになります。
姫島から出発したアサギマダラで、年越しをして再捕獲されたのは
初めてのことです。
以下はアサギマダラのMLに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■【移動情報】大分県姫島 10/28 →沖縄県石垣島1/14
(S. C 2218 ヒメ→捕獲) ♂。
南西方向に82日間で1240km移動。
玉置さん、喜舎場孫進さん、足立さん、西田さん、
アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
中城さんが標識した「ヒメ」マーク個体について、
再捕獲の御報告ありがとうございました。
移動情報を示します。
■移動情報
大分県姫島 10/28 → 沖縄県石垣島1/14
(82日間で南西方向に1240km移動)
..
標識:S.C 2218 10/28
性別:♂
標識日時:2009年10月28日
標識場所:大分県東国東郡姫島村(姫島)
標識者: 中城信三郎
備考: フジバカマに訪花。
↓
再捕獲日時:2010年1月14日
再捕獲場所:沖縄県石垣市(石垣島)平野
再捕獲者 :再捕獲者:足立 慎一
備考: 確保、 喜舎場 孫進 保管。
<追記>
1)本例は、姫島から年越しで移動した第一例です。
2)標識は、上記の「他に『山 或いは W』の
マークらしきものも見える」との報告をいただきましたが、
中城さんが書かれたものではないとのことです。
そのために、上記にはこの件は記入してありません。
もし、具体的に何かが分かった際には、
移動情報の改訂版を出させていただきます。
3)中城さんのお話では、
今年の姫島の冬は8-9cmの積雪を2回見るなど
寒い傾向があるとのことです。
しかし、屋外には蛹が1頭観察され、
蛹になる前の終齢の幼虫も1頭観察されるとのことです。
他は大きくとも2-3令とのことです。
また、今年は寒いことを予感してか、ヒヨドリの数が少なく、
おそらく、より南方に移動しているのでしょうとのことでした。
4)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(姫島のアサギマダラを守る会)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所) ●
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)●
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■09年8月25日に、福島県耶麻郡北塩原村の
グランデコスキー場でマーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
11月6日に、沖縄県の沖縄本島で再捕獲されました。
73日間で、南西の方向に約1674km移動したことになります。
アサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した内容を引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015671] 【移動情報】福島県グランデコ 8/25 →沖縄本島 11/6
(AH161 デコ 8.25 → 捕獲 11/6)♂。
73日間で南西方向に1674km移動。
長嶺さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
長嶺さんの御報告によりグランデコから
沖縄への移動が分かりました。
標識者のお名前は特定できませんが、
データとして残すために移動報告を出しておきます。
●福島県グランデコ8/25 → 沖縄本島11/6
(73日間に南西方向に約1674kmの移動)
標識情報:AH161 デコ 8.25
性別:♂
標識日:2009年8月25日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:不明
↓
再捕獲日:2009年11月6日
再捕獲地:沖縄県今帰仁村玉城林道
再捕獲者:長嶺邦雄
<コメント>
1)同日に標識されたSH-40は12月8日に喜界島に移動しています。
これも標識者不明としてありますが、ご家族で
こられたものと考えています(姿は見ています)。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
-------------------------------------------------------------
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導] 速読を入り口とする総合的能力開発法を指導する場です。
<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所) ●
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)●
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■09年8月17日に、福島県耶麻郡北塩原村の
グランデコスキー場で開催されたアサギマダラ観察会で
マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
10月30日に、沖縄県の沖縄本島の本部町(八重岳)で再捕獲されました。
74日間で、南西の方向に約1681km移動したことになります。
アサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した内容を引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015670] 【移動情報】福島県グランデコ 8/17 → 沖縄本島 10/30
(NMN1 デコ 8/17 → 捕獲 10/30)♂。
74日間で南西方向に1681km移動。
長嶺さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
長嶺さんによりグランデコから
沖縄への移動が分かりましたので、報告いたします。
●福島県グランデコ8/15 → 沖縄本島10/30
(76日間に南西方向に約1681kmの移動)
標識情報:NMN1 デコ 8/17
性別:♂
標識日:2009年8月17日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:鳴川真由・紀子
備考:ヨツバヒヨドリに訪花。
グランデコアサギマダラ観察会にて標識。
↓
再捕獲日:2009年10月30日
再捕獲地:沖縄県本部町大嘉陽林道
再捕獲者:長嶺邦雄
<コメント>
1)標識者二人のうちのお一人は中学2年生です。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導] 速読を入り口とする総合的能力開発法を指導する場です。
<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
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■09年11月6日に、大分県の姫島で
マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
12月24日に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
48日間で、南南西の方向に約626km移動したことになります。
以下はアサギマダラのMLに筆者が報告した記事から引用します。
-------------------------------------------------------------
■ [asagi:015669] 【移動情報】大分県姫島 10/25 →沖縄県与那国島12/15
(S. C 2065 ヒメ→捕獲) ♀。
南西方向に51日間で1330km移動。
守屋さん、姫島の皆さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
中城さんが標識し、守屋さんが再捕獲された
「ヒメ」マーク個体について、
移動情報を示します。
再捕獲および御報告ありがとうございました。
最終直後の画像も拝見させていただき、
♀と確認させていただきました。
●移動情報
大分県姫島 10/25 → 沖縄県与那国島12/15
(51日間で南西方向に1330km移動)
..
標識:S.C 2065 10/25
性別:♀
標識日時:2009年10月25日
標識場所:大分県東国東郡姫島村(姫島)
標識者: 中城信三郎
備考: フジバカマに訪花。
↓
再捕獲日時:2009年12月15日 15:59
再捕獲場所:沖縄県八重山郡与那国町与那国(与那国島)
再捕獲者 :守屋成一
備考: アワユキセンダングサ訪花 破損アリ
捕獲・持ち帰り・再捕獲者が保管中
捕獲地点GPS情報:N24 26.624 E123 00.577
<追記>
1)持ち帰った個体に関して、守屋さんからは
「証拠標本として必要ならば、差し上げますのでお知らせ下さい」
とのことでしたが、中城さんに確認したところ、
「どうぞ守屋さんの方で保存してください」とのことでした。
ご提案ありがとうございました。
2)本例は、筆者の知る限り、姫島から与那国島への移動の第一例です。
過去には、姫島からは黒島、石垣島までの移動例がありました。
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(姫島のアサギマダラを守る会)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
姫島のアサギマダラを守る会の紹介●
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■09年9月8日に、福島県耶麻郡北塩原村の
グランデコスキー場で筆者がマーキングした
渡り蝶アサギマダラが、11月8日に、鹿児島県の
徳之島町(徳之島)で再捕獲されました。
61日間で、南西の方向に約1515km移動した
ことになります。
これは、グランデコから徳之島に移動した2例目になります。
2例目は11月4日に再捕獲されています。
アサギマダラのメーリングリストに報告した内容を引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015668] 【移動情報】福島県グランデコ 9/8
→鹿児島県大島郡徳之島町 11/8
(SRS10567 デコ 9/8→ 捕獲 11/8)♂。
61日間で南西方向に1515km移動。
中村さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
アサギマダラマーカーの広場での
中村さんの御報告によりグランデコから、
徳之島への2例目の移動が分かりましたので、報告します。
■福島県グランデコ9/8 → 徳之島11/8
(61日間に南西方向に約1515kmの移動)
標識情報:SRS 10567 デコ 9/8
性別:♂
標識日:2009年9月8日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村
桧原荒砂沢山 グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
↓
再捕獲日:2009年11月8日
再標識地:鹿児島県大島郡徳之島町
再確認者:中村正弘
<コメント>
1)2009年に私の標識したアサギマダラでは、
徳之島への移動は2例目です。
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
-------------------------------------------------------------
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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<参考HP>
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■09年8月25日に、福島県耶麻郡北塩原村の
グランデコスキー場で筆者がマーキングした
渡り蝶アサギマダラが、10月27日に、高知県の
室戸市の個人宅で再捕獲されました。
63日間で、南西の方向に約753km移動した
ことになると思われます。
アサギマダラのメーリングリストに報告した内容を引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015667] 【移動情報】福島県グランデコスキー場 8/25 → 高知県高知市10/27 (SRS6786 デコ→MA814 ムロトあつひで3)♂。南西方向に63日間で753km移動。
片岡雅美さん、片岡篤英さん、
アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
片岡さんに高知県で再捕獲・御報告していただいた個体の
移動情報を示します。ありがとうございました。
●福島県グランデコ8/25 →高知県高知市 10/27
(南西方向に753km移動。移動期間63日間)
標識:SRS6786 デコ 8/25
性別:♂
標識日:2009年8月25日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
↓
再捕獲場所:高知県高知市(自宅)。
再捕獲日時:10月27日14:00
再捕獲者 :片岡篤英
備考 :鮮度 O。前翅長54mm?(破損のため不明)。
天候 晴れ。
「あつひで 3 10/27」と追記して放蝶。
鮮度は0 両翅に損傷あり。画像有り。
フジバカマに訪花(翌朝再び出現し、
昼までフジバカマに吸蜜していたそうです)
<追記>
1)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導] 速読を入り口とする総合的能力開発法を指導する場です。
<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
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■09年8月28日に、福島県耶麻郡北塩原村の
グランデコスキー場で筆者がマーキングした
渡り蝶アサギマダラが、10月30日に、高知県の
室戸岬(室戸スカイライン)で再捕獲されました。
63日間で、南西の方向に約782km移動した
ことになると思われます。
アサギマダラのメーリングリストに報告した内容を引用します。
-------------------------------------------------------------
■[asagi:015663] 【移動情報】福島県グランデコスキー場 8/28
→ 高知県室戸市室戸スカイライン10/30
(SRS8001 デコ→MA814 ムロト)♂。
南西方向に63日間で782km移動。
藤野さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
藤野さんに高知県で再捕獲していただいた個体の
移動情報を示します。藤野さんありがとうございました。
●福島県グランデコ8/28 →高知県室戸市室戸スカイライン 10/30
(南西方向に782移動。移動期間63間)
標識:SRS 8001 デコ 8/28
性別:♂
標識日:2009年9月7日
標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
グランデコスキー場
標識者:栗田昌裕
備考:ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
↓
再捕獲日時:2009年10月30日 11:55
再捕獲地:高知県室戸市室戸スカイライン
最御崎寺付近 標高約150m
北緯 33°15′02″ 東経134°10′32″
再捕獲者:藤野適宏
天気等:晴れ。鮮度;O(ほとんどは破損なし)
備考:「MA814ムロト10/30」と追記、放蝶。画像あり
<追記>
1)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導] 速読を入り口とする総合的能力開発法を指導する場です。
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