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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

和歌山県西牟婁郡すさみ町で標識された渡り蝶アサギマダラが鹿児島県の奄美大島で撮影された。16日間で南西方向に約814km移動した例。翌日、さらに別な人が再捕獲した例。[OBA スサミ39 10/22 →撮影→アマミ HAS3014 10/22。奄美大島]

■09年10月22日に、和歌山県西牟婁郡すさみ町で
 尾鼻誠史さんによってマーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 11月7日に、鹿児島県奄美大島で撮影されました。
 16日間で、南西方向に約814km移動したことになります。
 本例は、奄美大島の大和小中学校の長畑豊美さんが
 撮影されたもので、その情報がお手紙にて龍郷町役場に送られ、
 そこから前園泰徳さんによって、筆者に送られて来たものです。
 その後、本来は、さらに撮影された翌日に、橋本さんによって
 再捕獲(=再々確認)されていたことが分かりました。
 以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した
 2つの記事から引用します。
---第一の記事----------------------------------------------------
■[asagi:015497] 【再捕獲情報】「OBA スサミ 10.22 39」→奄美大島11/7

 尾鼻誠史さん、長畑さん、前園さん、
   アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 奄美大島で、大和村の長畑さんによって以下の
 個体が撮影され、龍郷町役場→前園泰徳さんを経由して、
 以下の情報をいただきました。
 標識時の情報をいただければ幸いです。
 「あまり写りのよくない写真でしたので、
 解読の間違いの可能性もあります」とのことです。

■標識:OBA スサミ 10.22 39 
 再確認日:2009年11月7日
 再確認日:鹿児島県奄美市朝戸
     (58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美

<コメント>
1)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
---第二の記事----------------------------------------------------
■[asagi:015690] 【移動情報】(報告の整理)
  和歌山県すさみ町10/22 →奄美市名瀬11/7 →同左11/8
  (OBA スサミ39 10/22 →撮影→アマミ HAS3014 10/22)♂ 
  南西方向に16日間814kmの移動。

 尾鼻さん、西田さん、橋本さん、前園さん、長畑さん、
 東京の栗田昌裕です。

 下記「参考1」に示したように奄美大島で長畑さんが11/7に撮影した
「OBA スサミ 39」の報告を11/20に[asagi:015497]で行ったのですが、
それに先立つ11/10に[asagi:015383]で、西田さんの御報告により、
橋本さんが11/8に再捕獲していたことが分かりました。
これを整理させていただくと、本個体の再確認には、長畑さんと橋本さんの
お二人が関わっていたと思われました(以下参照)。
ご参考になれば幸いです。

■移動情報
 和歌山県すさみ町 10/22 → 奄美大島 11/7 → 同左 11/8 
 (前半は、南西方向に16日間で814kmの移動。
  後半は、奄美市名瀬の範囲での1日間の移動)

■標識:OBA スサミ 10.22 39 
 性別:♂

標識日:2009年10月22日
標識地:和歌山県すさみ町周参見
標識者:尾鼻誠史

再確認日:2009年11月7日
再確認日:鹿児島県奄美市名瀬大朝朝戸
    (58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美
備考:撮影。
  ↓
再捕獲日:2009年11月8日 10:43
再捕獲地:鹿児島県奄美市名瀬大字小朝
再捕獲者:橋本定雄
備考: 「アマミ HAS 3014 11.8」を追記、撮影後放蝶

<コメント>
1)奄美市の地図で見ると、名瀬大字小朝という地名は
  確認できませんでしたが、小とつく地名は小宿と小湊が
ありました。大字朝戸と大字小宿は近いところでは1km
以内の距離にありますので、1日間で移動したと考えても
不自然ではないと思われました。 
2)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou/2007_data.htm
 
 以上、栗田昌裕 m-kurita@suite.plala.or.jp

-----------参考1------------------------
[asagi:015497]([asaginet:6682]) 【再捕獲情報】「OBA スサミ 10.22 39」→奄美大島11/7

 尾鼻誠史さん、長畑さん、前園さん、
   アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 奄美大島で、大和村の長畑さんによって以下の
 個体が撮影され、龍郷町役場→前園泰徳さんを経由して、
 以下の情報をいただきました。
 標識時の情報をいただければ幸いです。
 「あまり写りのよくない写真でしたので、
 解読の間違いの可能性もあります」とのことです。

■標識:OBA スサミ 10.22 39 
 再確認日:2009年11月7日
 再確認日:鹿児島県奄美市朝戸
     (58号から金作原に向かう途中)
再確認者:長畑豊美

<コメント>
  筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou/2007_data.htm
 
 以上、栗田昌裕 m-kurita@suite.plala.or.jp

-----------参考2------------------------
[asagi:015383] Re: [asaginet:6555] 【再捕獲情報】奄美11/8 (OBA スサミ 10/22 39)

橋本様 再捕獲情報ありがとうございます。
三重の西田です。
OBAマークは、和歌山県の尾鼻氏がすさみ町で標識された個体です。
確認できましたので移動情報とします。

標 識:OBA スサミ 10/22 39
性 別:♂
標識日:2009年10月22日
標識地:和歌山県すさみ町周参見
標識者:尾鼻誠史
  ↓
再捕獲地:鹿児島県奄美市名瀬大字小朝
再捕獲日:2009年11月8日 10:43
再捕獲者:橋本定雄
備考: 「アマミ HAS 3014 11.8」を追記、撮影後放蝶
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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栃木県日光湯元スキー場で標識された渡り蝶アサギマダラが大分県姫島で再捕獲された。46日間で約781km移動した例。09年姫島での再捕獲の第一例。[ナヅカ 日光 8/18 → S・C ヒメ26 10/3。姫島]

■09年8月18日に、栃木県日光市の日光湯元スキー場で
 マーキングされた渡り蝶アサギマダラが、
 10月3日に、大分県の姫島で再捕獲されました。
 46日間で、南西方向に約781km移動したことになります。
 これは2009年に姫島で最初に再捕獲されたアサギマダラになりました。
 以下はアサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事から引用します。
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■[asagi:015688] 【移動情報】栃木県日光市8/18→ 大分県姫島10/3
    (ナヅカ 日光 8/18 → S・C ヒメ26 10/3)♂ 
     46日間で781km移動。

 名塚さん、中村さん、長谷川さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 姫島の中城信三郎さんが、再捕獲をした例:
 [asagi:014694] ( [asaginet:6042])
 【再捕獲動情報】「チヅカ 日光 8/18」→ 大分県姫島「S・C ヒメ26 10/3」。
に関して、標識情報を得ましたので、
移動情報として報告をさせていただきます(チヅカはナヅカでした)。

■移動情報
栃木県日光湯元スキー場 8/18→ 大分県姫島 10/3
(移動日数46日間で781km移動)
 
■標 識: ナヅカ 日光 8/16
 性 別: ♂ 

 標識日:2009年8月18日
 標識地:栃木県日光市湯元スキー場
 標識者:名塚史雄

 再捕獲日:2009年10月3日 15:20
 再捕獲地:大分県東国東郡姫島村
 再捕獲者:中城信三郎
 備 考:フジバカマに訪花。画像あり。

  <追記>
1)本例は2009年の姫島での最初の再捕獲例でした。
  本例に関わりを持ってくださった長谷川様、中村様、
  ありがとうごあいました。
2)本例は日光市湯元で行われた栃木県立博物館友の会の
  マーキング会で標識されました。中村剛之さんによれば
  「この日は参加者も多く400個体以上に標識を付ける
  ことができた」とのことです。 
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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