■2010年4月24日に鹿児島県喜界島で
4月24日に放蝶されたアサギマダラが、
5月16日に大分県姫島で再捕獲されました。
これは過去に、「喜界島→姫島」と移動した
アサギマダラとしては第2例目になります。
以下、アサギマダラのメーリングリストに
筆者が報告した記事を紹介します。
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■[asagi:015783] 【再捕獲情報】喜界島(キカイ T.H 4/24-1 ト)→姫島 5/16
濱川さん、福島さん、アサギマダラのMLの皆さん、姫島の皆さん、
東京の栗田です。
姫島にて再捕獲がありましたので、御報告いたします。
■【再捕獲情報】
標識:キカイ T.H 4/24-1 ト
性別:♂
再捕獲日時:2009年5月16日14:00
再捕獲地:大分県東国東郡姫島村みつけ海岸
再捕獲者:木野村孝、中城信三郎
備考:スナビキソウに訪花中。
撮影後放蝶。
<コメント>
1)濱川孝久さんが放蝶された個体でしょうか?
2)今年の姫島のアサギマダラの飛来は例年よりやや
遅れている印象があります(そもそもがやや変則
的なために、比較が難しいというのが適切かもし
れません)。
3)筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの「2010年の移動調査記録」
の箇所で(必要に応じて過去にさかのぼることも含めて)
探し出せます:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所[SRS速読法・能力開発法指導]
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
三ヶ根山のアサギマダラ・自然旅行体験●
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)●
3Dアサギマダラの世界(SRS)●
SRSアサギマダラ生態図鑑■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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■2010年5月2日に、高知県の室戸岬の先端にある最御崎寺にて、
アサギマダラを目撃して、撮影しました。アサギマダラはこの時期には
北上の旅をする頃ですが、2010年のこの時点までは、
四国でアサギマダラが目撃された例は皆無でした。
したがって、たまたまの旅先で出会うのは稀な出来事ですが、
実は、2年前にも、6月にこの寺でアサギマダラとの不思議な出会いを
体験しているので、ますます不思議な印象を持つこととなりました。
以下、アサギマダラのメーリングリストに筆者が報告した記事を紹介します。
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■ [asagi:015774] 【目撃情報】
高知県室戸岬にて5月2日アサギマダラ(1♀)を目撃・撮影
■アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
■2010年5月2日に、高知県の室戸岬にある最御崎寺の境内にて、
アサギマダラ(♀)を目撃しました。
たまたま家族で旅行をしていて、アサギマダラが飛んで来て、
家内と子供の周囲を飛び回った後、イタドリの葉に止まった
ところを子供が撮影をしました。
破損のない比較的新鮮と思われる♀でした。
その後、いったん見えなくなって後、私が合流して数分後に、
再度飛来したので、今度は私が撮影をしました
(100%の確度ではありませんが、
時期的に稀なことから同一個体と推定しています)。
2度目のときには、林の一定範囲を、不規則な仕方で
飛び回っていたので、近くに食草があるのではないかと
思ってよく眺めたところ、飛んでいたエリアのほぼ中央の日陰の
林縁にキジョランが伸びていました。キジョランには特徴的な円形の
食痕を数多く認めましたが、ざっと眺めたところでは、
卵や幼虫は確認できませんでした。
先を急いでいたので、直接的な産卵行動は確認することができ
ませんでしたが、産卵に来た可能性があると考えました。
■2008年6月29日にも、同寺で偶然に出会ったことがあります。
そのときの記事は、以下のブログに記載してあります:
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1659.html
この出来事を考慮すると、今の時期(5月上旬)に産卵されたものが、
6月下旬頃に羽化することがあり得ると思いました。
■注。大分県姫島では、5月末の北上移動の個体群が飛来すると
キジョランに産卵することが確認されています。
なお、2010年にはまだ姫島でのアサギマダラの飛来は確認
されていません(島で越冬した蛹はいますが)。
■今回の個体が、北上個体なのか、同所で越冬羽化した個体なのか
は不明です。しかし、一見翅が新鮮に見えることから、同所で
越冬し、羽化した個体ではないかと推測しました。
■室戸岬あたりでの越冬の様子をご存じの方、ご教示いただけると
幸いです。四国の他の地域ではいかがでしょうか。
■個人的には、過去2回だけ、いずれも春期にこの寺を訪れましたが、
2回ともアサギマダラに「向こうから訪れるようにして」出会った
ことは不思議な気がしています。
<コメント>
筆者の関わったアサギマダラの移動状況は
筆者のHPの以下の頁から
(必要に応じて過去にさかのぼることも含めて)探し出せます:
2009年のアサギマダラ移動調査報告 以上 栗田昌裕
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●SRS研究所[SRS速読法・能力開発法指導]
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]<参考HP>
●
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)●
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)●
三ヶ根山のアサギマダラ・自然旅行体験●
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