子供時代には数多く見ていたが、
写真の個体を喜界島で久しぶりに見つけたときは、
なつかしく感じた。背景はシロノセンダングサの草むら。
■ショウリョウバッタは本州から沖縄県まで分布する。
北海道南部にも分布する(20世紀後半より)。
河原や農道や畑地など陽当たりのよい草地や土手で見る。
緑色型や褐色型など、色調に濃淡変化がある。
前胸の背部が後方に尖っている(類似種のショウリョウバッタモドキとの区別)。
体長は雄45ミリ、雌80ミリで、雌の方がはるかに大きいのが特徴。
雌は日本に分布するバッタの中では最大級である。
雄は飛ぶときにキチキチと音を発する。
8月の旧盆(精霊祭)の頃に姿を見せて
精霊流しの船に似ることからこの名がついたともいう。
南西諸島では周年見ることができる。

[070430]鹿児島県大島郡喜界町。喜界島松尾神社。
■バッタ目(直翅目)バッタ科ショウリョウバッタ属ショウリョウバッタ。俗名キチキチバッタ。学名Acrida cinerea (Thunberg, 1815)。英名Oriental longheaded locust。
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●喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
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