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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

アサギマダラが集まるスナビキソウは砂地に深く根を張る(姫島。07年6月2日。スナビキソウの解説)

■スナビキソウはムラサキ科の植物で、
ヨーロッパ、アジアの温帯に広く分布する多年草。
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布する。
海岸部に見られ、砂地に長い地下茎を出して繁殖するのが特徴。
葉は倒被針形で、高さは20-30cmになる。
花は茎の先につき、色は白く、中心部は黄色い。
花期は5-8月。
■春の北上移動をするアサギマダラは、スナビキソウに集まる。
したがって、スナビキソウの群落を見出すことは、
アサギマダラの移動を解明する上で重要な出来事である。
■姫島の「アサギマダラを守る会」(筆者は顧問)では、
このスナビキソウを保護し、
独自の方法で繁殖させて見事な群落を作り出している。
その結果、春の姫島では、
全国で類例のないほど多くのアサギマダラを観察することができる。
■このブログでは、スナビキソウを集まった記事は以下の5つあるので、参照のこと。
07.06/29●「スナビキソウに来たアサギマダラは
枯れた花も枯れた葉も舐める(姫島。3頭の写真。07年6月2日)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-980.html
07.06/23●「スナビキソウに来たアサギマダラは
枯れた花を舐めていることが少なくない(姫島。07年6月2日)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-962.html
07.05/27●「マーキングをしたアサギマダラ2頭がスナビキソウで吸蜜
(SRS個体。姫島にて)---アイデア「黄砂の影響でダメージを受けるのではないか」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-842.html
07.05/25●「スナビキソウに止まるアサギマダラ
(姫島、05月。スナビキソウNo.3)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-834.html
07.05/25●「アサギマダラが集まる姫島のみつけ海岸は
スナビキソウが美しく育っている」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-833.html
06.07/28●「スナビキソウで吸蜜するアサギマダラの群れ(4)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-54.html
■SRS研究所の3D植物園の記事も参照のこと。
「Asagi41■スナビキソウの花で吸蜜する春のアサギマダラ[よくある]
       /ムラサキ科/大分県姫島村/小さい旅16/パラレル法」」
http://www.srs21.com/3d_insect/asagi_pages/Asagi-041%20sunabikisou.htm
「Asagi42■姫島のスナビキソウは畑で保護されて繁殖している
       /ムラサキ科/大分県姫島村/小さい旅20/パラレル法」
http://www.srs21.com/3d_insect/asagi_pages/Asagi-042%20sunabikisou.htm
スナビキソウ
[070602]大分県東国東郡姫島村。みつけ海岸。
■ムラサキ科スナビキソウ属スナビキソウ。学名Messerschmidia sibirica L.。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
SRSアサギマダラ生態図鑑
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRS植物図鑑
3D植物園(SRS研究所)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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