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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

ヒレハリソウが上毛高原の路傍で繁茂している(群馬。07年6月27日)・・・時にアサギマダラが吸蜜に来るという

■ヒレハリソウはヨーロッパ原産の多年生草本。
以前に、コンフリーの名前で、野菜として育てられた時期があった。
昭和40年代にブームとなり、天ぷらなどにして食た。
肝障害が生ずることが分かってブームが去り、食べる人は減ったが、
育てられているものの一部が野生化して、
路傍を中心に全国に広がることとなった。
一般の花期は6-8月頃。
■6月下旬に、高山村の路傍でどんどん育っているのを撮影した。
このあたりではあちこちでみかけるが、
畑の近くであることが多い。
6月下旬にはすでに花期のピークは終わっていた。
6月上旬頃がこの地域での花期のピークであろう。
■アサギマダラが時にヒレハリソウを吸蜜に利用するという話もある。
アサギマダラはスナビキソウ、モンパノキ、ワスレナグサによく集まるが、
いずれもムラサキ科の植物であるから、
同じムラサキ科のヒレハリソウに集まることも理解しやすい。
アサギマダラはピロリジジンアルカロイドを摂取して利用するが、
ヒレハリソウにもそれが含まれている。
■04年6月、厚生労働省は、コンフリー食品を摂取して
肝障害を起こす例が外国に多いとして、注意を呼びかけた。
この肝障害は、ピロリジジンアルカロイドのうちの
エチミジン(echimidine)で生ずると言う。
ヒレハリソウ
[070725]群馬県吾妻郡高山村。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■シソ目ムラサキ科ヒレハリソウ属(シンフィツム属)ヒレハリソウ(鰭玻璃草)。別名コンフリー。学名Symphytum officinale L. (1753)。英名Comfrey。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
SRS植物図鑑
3D植物園(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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