アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アサギマダラの雌のマーキングの仕方(筆者独自)と交尾後で腹部のふくらんだ雌の一例(奄美大島。SRS459。07年5月2日)

■旅をする蝶アサギマダラには、移動調査のために、
翅に標識(マーキング)を施して、移動の詳細を調べることが行われています。
一般には、マーキングの仕方は、
1)標識地を簡潔に示す、
2)標識者を示す記号をつける、
3)個体番号をつけて区別をつける、
4)標識月日を記載する、
などが重要な点です。
写真左の例では、標識地は「アマミ」、標識者は「SRS」で表し、
個体番号は「459」(これは07年の最初の個体からの番号)、
標識月日は「5/2」(5月2日を示す)、で示してあります。
この個体は雌です。それは、後翅に「性標」という黒い斑紋がなく、
腹部下面も白っぽいことから判断します。
■それ以外に、写真の個体では、「++ + -」という3つの記号をつけています。
これは筆者独自の表現です。
最初の場所の「++」は、腹部を触れると、
こりこりとした触感のある固い膨らみを触れることを示します。
これは交尾後に雄から受け継いだ精包(=精子の入った袋)が、
雌の交尾嚢にあるかどうかをチェックするものです。
しかし、この交尾判定法には不確実性があるとされます。
筆者がこの場所に「++」と書く場合は、明確にしこりを触れるときです。
(そうでない場合は、「+」。初見がない場合は「-」とします)。
2つめの場所の記号「+」は、交尾口(右の写真の腹端の黒い所)の
1mmほど頭の方向に離れた場所に、「横線がある」ことを示します。
この線は交尾の際に、雄が交尾口を把持することによって生ずる傷で、
交尾の痕跡を示すものです。この痕跡は2点だけのこともあります。
この個体は、交尾痕跡もあり、精包触感もあることになります。
交尾痕による判定の方が、腹部の触感で見る方法よりも、
一般にはより正確と考えられています。
3つめの場所の記号「-」は、腹部がこすれた状態を示す記号で、
「腹部擦過痕」と呼んでいます(複数の段階がありますが、
ここには詳しいことは示しません)。
数多くの個体を観察して来た経験から、
産卵したかどうかを推測する上で役立つものと考えています。
この個体はその初見が見られない例ですので、「-」となっています。
■5月の奄美大島で、春の渡りをする前に交尾が行われていることは、
重要な初見です。
SRS459
[070502]鹿児島県奄美市住用町。奄美大島。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://srs21.blog59.fc2.com/tb.php/1055-67aeb2d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。