秋から冬にかけて紅葉する数少ない樹のひとつがハゼノキである。
喜界島では4月下旬に、若葉が萌える時期になっているが、
これは奄美大島でも同様である。
■ハゼノキは四国、九州以南に分布する。
低地から山地に生える雌雄異株の落葉小高木。
葉は奇数羽状複葉で、9-15個の小葉からなる。
花は腋について円錐花序をなす。黄緑色の小さい花を数多くつける。
果実は扁平な球状で、約1cmの直径。
果皮から蝋(ロウ)が取れるので、
本州(関東~九州)で広く植えられている。
類似種にヤマハゼやヤマウルシがあるが、
奄美諸島以南には分布しないので、悩むことはない。
■ハゼノキの過去のブログ記事は以下を参照。
07.03/08●「谷中(やなか)で気になっていた大樹は櫨(ハゼ)だった」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-427.html

[070427]鹿児島県大島郡喜界町。喜界島。
■ムクロジ目ウルシ科ヌルデ属ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)。別名ハゼ。学名Rhus succedanea L.
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●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
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