07年8月12日に行われた「アサギマダラ観察会」の紹介をしました。
■筆者がアサギマダラ観察会で指導するときには、
マーキングをして放蝶するときに、
そのアサギマダラが「どの程度元気かどうか」を
数量的に評価しながら蝶を放つことを教えます。
■写真の上半分は、参加者が筆者のマーキング(標識)を熱心に眺めている様子。
写真の下半分は、筆者が元気さを評価しながら放蝶した直後の参加者の様子。
下の写真では、左の方で筆者が放ったアサギマダラが、
右端の男性の後方にあるネットの場所にまで飛んでいることに注目してください。
参加者は、私の手元で放されたところは確認できたが、
そこから先に飛んでいるアサギマダラは見えていないようです(目線がずれている)。
ちなみに「元気さ」は放蝶したときに、どの程度落下するかで判断します。
■このような観察を通して、参加者には、
「アサギマダラが元気に飛んでいけるように優しく扱いましょう」と、
強調しています。

[070812]福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場(グランデコスノーリゾート)。デコ平。ゴンドラ駅。標高1390m。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
●2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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