一日で合計9頭のアサギマダラに標識することができた。
SRS5288からSRS5296が、この日にマーキングした個体の番号である。
そのうち雌は1頭で11.1%であった(交尾例は0例。
これで累積464例となった雌のうち交尾例は5例となった。
これは1.08%に該当する)。
グランデコでの標識個体の合計は3031頭となった。
■この日の標識が少ないのは、途中から雨天となり、
その後終日雨続きとなり、霧も出たためである。
温度も1400mレベルのゴンドラ駅で19度以下と、低温すぎた。
そこで、途中からは湿原の観察にでかけることとした。
■この日は、古い個体は0例だった。この日までの古い個体は22例で、
累積3031例のうちの22例までとなり、0.73%となる。
中古の個体も0例だった。その累積は17頭となり、
「古+中古」例の合計は39頭で、3031例の中では1.29%となる。
すなわち、古い印象を与える個体は2%以下である。
逆に見れば、98%以上が、新しい個体と言える。
■この日、前日の8月16日(14日目)に筆者が標識した個体のうち、
0例を同所自己再捕獲した。2日以上前に標識した個体の自己再捕獲も含めると、
自己再捕獲例は9頭のうちの2例となった。
これらの数字を用いると、昨日までのゲレンデの個体数の推定値は、
約14000頭程度となる。
この推定値は例数が少ないので、信頼性は乏しいが、
前日までの流れから見ると比較的妥当と感じられる。
2007年はやはりグランデコ全体で2万頭を超えないで推移しているように思われる。
■写真は、8月17日に撮影したブナの幹とそこに上るツタウルシ。
8月も半ばを過ぎると、ツタウルシにも紅葉の兆しが現れて、
ちらほらと赤い葉が見られるようになる。
温度の低いときには、秋の足音がすぐそこに聞こえてきそうである。
■ツタウルシに関しては以下のブログ記事を参照:
06.09/05●「ブナの幹にからんで伸びるツタウルシの実」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-113.html

[070817]福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場(グランデコスノーリゾート)。デコ平。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■ウルシ科ウルシ属ツタウルシ。学名Rhus ambigua。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
●2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●SRS植物図鑑
●3D植物園(SRS研究所)
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