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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

台風9号は07年9月7日にグランデコを直撃。大変なダメージを関東地方以北の多くのアサギマダラが受けたに違いない [070907。デコ平]

■07年9月8日の午前2時頃、台風9号が神奈川県に上陸し、朝方に関東地方を北に抜け、東北地方を真北に貫いて移動した。
グランデコのある福島県の北塩原村は午前10時から11時頃に通過したと考えられた。この台風は、風速30mレベルの強風に、山地を中心とした大雨を降らせた。
 関東地方だけでも53人が重軽傷を負った。東北新下線は運転を見合わせ、山形新幹線は終日運休となった。
■このことから推察されることは、グランデコを中心としたエリアにいたアサギマダラは大変大きなダメージを受けたであろう、ということだ。
 南西諸島の例では、台風直後にはぼろぼろになったアサギマダラを見ることが多い(観察体験による)。
 筆者がグランデコに滞在したのは9月5日までであるが、下山した直後から雨が降り始め、台風の影響が見られ始めた。9月5日の時点でまだまだたくさんのアサギマダラがグランデコにおり、おそらく東北全体にも数多くのアサギマダラがいたと推定される。これらはこれから南下しようとしていたところである。
 それらのアサギマダラの多くが南下の旅を始める前に、風速30m近くの強風と、大雨に打たれて、相当な翅の破損を生じたに違いない。強風で吹き飛ばされればそれだけでも翅に破れなどの破損が生じる。強い雨滴に当たると、翅の表面の鱗粉や防水の仕組みが破壊される。吹き飛ばされてどこかにぶつかったりすることがあれば、さらにひどいダメージを受ける。その一部は命を失ったり、遠方まで飛ぶことに耐えられない障害を受けた可能性がある。想像するだだけでも胸が痛む。
■もしかしたら、運のいい一部のアサギマダラは、台風の西側の風に乗って、南下が加速して、日本海側への移動が促されたものもいるかもしれない。
■いずれにしても、助かった個体にとっては、明日の9月8日は台風後の移動日和になる可能性がある。アサギマダラの秋の旅の本格的な始まりとなることだろう。
■写真は午前中のNHK総合テレビ放送の台風情報の一場面を撮影したもの。07年9月7日の11時15分の時点で、台風の中心がちょうどグランデコの位置あたりにあることが示されている。北北東の風35km/h。風速30m/s。気圧980hPa。台風の速度は時速約30km。
台風情報
[070907]福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場(グランデコスノーリゾート)。デコ平。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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