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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

姫島の3日目はアサギマダラの40頭に標識。雌は1頭で5%。低温で極めて少ない遭遇 [071020。SRT2905-2940。姫島]

■大分県の姫島では、3日目の07年10月20日、
一日で合計40頭のアサギマダラに標識した。
SRT2905からSRS2940までがマーキングした個体の番号である。
そのうち雌は1頭で、交尾例はそのうちの1例だった。
(この日の雌の割合は5%となる)。
秋の姫島での標識個体の3日間の合計は282頭となった。
■この日の天候は曇りで、朝から温度が17度と非常に低かった。
そのため、8時から10時まではまったくアサギマダラを見ることはできなかった。
10時を過ぎてから、多くて7頭くらい、少ないと全く見ない状態が続いた。
全国的には晴天との天気予報で、九州の北部は曇ときどき晴れの予測だったが、
予測以上に雲が多い天候だった。
この日の標識は全く姿を見なくなった14時で終えた。
■この日は、古い個体は0例だった。
■前日の標識個体139頭のうち同所自己再捕獲したのは9頭。
2日前に標識した個体の自己再捕獲を含めると、
自己再捕獲例は40頭のうちの13例となった。
これらの数字を用いると、昨日までのゲレンデの個体数の推定値は、
約600頭から750頭程度になる。
春の推定値は千を超えるが、秋はみかけも千を超えることはなく、
推定値も千を超えない。すなわち、秋の移動の方が個体数が少ない。
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■[071020] 大分県東国東郡姫島村。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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