秋10月ともなると、森の中にはあけびの実りを随所でみかけることができる。
写真はそのような果実の2例。1例ははじけて中身が出ている。
もう一例はまだ弾ける前である。
ヒヨドリ(鵯)の群れがこの島に渡ってくると、
多くの実が食べられてしまうという。
2007年はヒヨドリはすでに渡って来ているが、
画像のアケビはまだ大丈夫だった。
ちなみに、ヒヨドリの渡りと、アサギマダラという蝶の渡りは、
姫島ではほぼ同時期、ほぼ同じルーとで行われている。
偶然の一致ではない理由があると考えられる。
■アケビはアケビ科の蔓性の落葉低木。
秋に10cm程度の大きさの果実をつける。
果実が成熟して裂けると、
内部に甘く白い「胎座」とそこに埋まった種子が見える。
胎座は食用になる。

■[071020] 大分県東国東郡姫島村。
■アケビ科アケビ属アケビ(木通。通草)。学名Akebia quinata。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●姫島のアサギマダラを守る会の紹介
●姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
●SRS植物図鑑
●3D植物園(SRS研究所)
●2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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