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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

五島列島の新上五島町(中通島)でアサギマダラの初マーキングをした [SRT3011-3012。071025。五島列島。1日目]

■五島列島は長崎県に属し、九州の西側に位置する数多くの島々の総称である。
そこで初めてアサギマダラのマーキングを行った。
この日は東京から飛行機で移動して、福岡→福江島と旅をして、
フェリーオーシャンという船で若松港に到着。
そこからタクシーで若松橋を越えて、
目標とした中通島の新上五島町に着いたのは午後15時20分頃だった。
それからレンタカーを借りて、米山展望台に上って、
中通島の南部の印象をとらえた後、島の中部に移動した。
目指す山の頂上近くに移動したときはすでに16時40頃になっていた。
最初のアサギマダラを捕獲したのはそれから数分後の16時45分。
これが第一例で、その標識を図に示す。
「SRT3011 GT 10/25」と記載した。
GTは今回初めて使う記号で、GT=五島。
おそらく五島列島でアサギマダラの標識が行われるのは
これが初めてではないかと思う。
ここで出会ったのはわずか2頭であったが、
アサギマダラが活動を中止する時刻に行って
ともかくも2頭に出会えたのは幸運で貴重な事始めだったと思う。
この日の2頭はいずれも雄であった。
17:20頃まで周囲を調べて、
アサギマダラに対して誘引力のある吸蜜植物としては
ヒヨドリバナ、サザンカ、セイタカアワダチソウ、アメリカセンダングサ、アザミ
という5候補を見出した。
このうち、実際に有効なのはサザンカとヒヨドリバナではないかとこの日は思った。
翅の状態は、どこかから旅をしてきたことと矛盾しないように見えた。
この日は、東京では天候に恵まれなかったが、
九州では終日快晴で、天候、温度ともに快適で恵まれていた。
SRS3011
[071026]長崎県南松浦郡新上五島町青方郷(中通島)。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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