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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

福島県グランデコで標識をしたアサギマダラが奄美大島(鹿児島県)に1446kmの旅をして撮影された[070901→071029。SRS8024。♂。デコ。奄美大島][SRSデコ→奄美]移動の第2例

■福島県グランデコスキー場で筆者が標識したアサギマダラが、
鹿児島県奄美大島で再捕獲されました。
この蝶は、58日間をかけて、南西方向に1446km移動しました。
住用町の峠で撮影されたことで筆者が知ることとなりました。
これは福島県発の個体が奄美大島で2007年に再捕獲された2例目にあたります。
2例ともSRSデコ個体でした。
福島県発の個体が喜界島で再確認されたのは7例ありますので、
併せて9例が、鹿児島県で再確認されたことになります。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
 ●[asagi:012137] 【移動情報】 グランデコスキー場 9/1
    → 奄美大島 10/29 (SRS8024 → ・) ♂
     [デコ→奄美大島]第2例(SRSの2例目)前(後)画像有り
 ●アサギネット掲示板(No.1470)の再確認情報に基いて、
  グランデコから奄美大島への移動情報を示します。
  これはグランデコで放蝶された個体では、
  2007年に奄美大島に移動が確認された第2例です。
 ●移動情報
   グランデコスキー場 9/1 → 喜界島 10/29
   (南西方向に約1446km移動。移動日数は58日間)
 ●標識:SRS 8024 デコ 9/1
  性別:♂ 
  標識日:2007年9月1日10:42
  標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山グランデコスキー場
  標識者:栗田昌裕
  備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。破損なし。鮮度上の中。
      辺縁白毛8割残存。腹部横径 正常範囲。
   ↓
  再確認日:2007年10月29日
  再確認地:鹿児島県大島郡奄美市住用町 三太郎峠 
  再確認者:T.I.(匿名希望)
  備考  :写真による記録。
<コメント>
 ●本例は、アサギネット掲示板ではtさんの名前で紹介されました。
  その後、イニシャルはT.I.さんであることを知りました。
T.I.さんのHPのURLは以下の通りです:
http://ayahabera.com/
 ●本例の放蝶時の9月1日の画像は以下に示しました。
 撮影時に、湿度が高くレンズが結露していたので、画像がぼんやりしています。
 ●本例の10月31日の画像は、アサギネット掲示版のNo.1470にあります。
  その画像は左側だけですが、その範囲では破損はなく、
  辺縁白毛はほとんどなくなっているようですが、
  翅の裏面の摩耗は均一に見えます。
 ●9月1日はグランデコで244頭の標識をしましたが、
 本例はそのうちの一頭です。
 ●「グランデコ発」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。 
  「2007年のアサギマダラの移動調査記録」
 2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
 ●グランデコ発の個体は、10月31日現在、合計111例以上再捕獲されています。
SRS8024
[070901]福島県北塩原村グランデコリゾート。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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