これは三重県鳥羽市の札立峠で小学校4年生の谷彩音(あかね)さんが標識した個体でした。
この蝶は、28日間をかけて、南西方向に1640kmもの長い距離を移動しました。
これは与那国島で2007年に再捕獲・再確認された6例目にあたります。
(11月5日から15日かけて4例が再確認されています。
そのうち、2例は筆者が福島県で放蝶した「SRSデコ」と標識された個体です)。
本例は筆者の与那国島での2番目の再捕獲個体となります。
■以下に、アサギMLに投稿した記事の一部を紹介します:
●[asagi:012441] 【移動情報】 三重県熊野市 10/20
→ 与那国島 11/17 (あかね1 → SRY4903)
♂ [三重県→与那国島]
●谷さんから標識情報をいただきましたので、
三重県札立峠から与那国島への移動情報を示します。
●移動情報
三重県熊野市札立峠 10/20 → 与那国島 11/17
(南西方向に約1640km移動。移動日数は28日間)
●標識:あかね 1 札タテ10/20
性別:♂
●標識日:2007年10月20日13:00
標識地:三重県熊野市金山町札立峠
標識者:谷 彩音
↓
●再捕獲日:2007年11月17日17:16
●再捕獲地:沖縄県八重山郡与那国町宇良部岳鞍部
●再捕獲者:栗田昌裕
●備考 :シロノセンダングサにて吸蜜。鮮度 中の中。左右前翅破損。
辺縁白毛3割残存。「SRY4903 ヨナグニ 11/17」と記載して、放蝶。
画像あり。
<コメント>
●彩音さんは小学4年生とのことです。
「今シーズンは飛来も遅く、本人も風邪をひくなどして
36頭しかマーキングできませんでしたので、
杉下さんからご連絡いただいた時は驚きました」とのことです。
●07年11月17日には与那国島で130頭に標識しました。
この日は、15:30頃から、
宇良部岳に新しい個体が増えて来たように思われ、
島外から新たな移動集団が渡って来たように感じられました。
●「与那国関連」の個体の再捕獲データは以下の頁にまとめつつあります。
2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●本例の再捕獲時の11月17日の画像は以下に示しました。

[071117]沖縄県八重山郡与那国町(与那国島)。宇良部岳鞍部。
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■<追記>谷さんからは、さらに以下のような御連絡をいただいています(一部のみ)。
「昨年は喜界島で福島さんに再捕獲していただき、
今年は栗田先生(昨年放送されたクローズアップ現代も
食い入るように見ておりました)に再捕獲していただき大変喜んでおります。
マーキングを始めて6年になりますが、アサギマダラのおかげで
多くの方々とも知り合うことができ、我が家ではまさにフェアリーレターです。
本当にありがとうございました。
熊野ではまだわずかですが、まだ飛来しております」(11月26日の御連絡)。
11月26日にもまだ飛来があるとは驚きです。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●与那国島の自然旅行体験
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
●2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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