■前項では写真は群馬県のある神社にある庚申塔の画像を示しました。
それは初夏の画像でしたが、
ここでは冬の画像を示します。
夏の間は緑陰に位置して涼しげに見えるこの場所も、
冬には灌木の緑が消え、杉林も茶色っぽくなり、
日差しを受けてぽつねんとたたずんでいるように見えます。
■この写真はパラレル法で立体視ができます。
[080312] 群馬県吾妻郡月夜野町。村主八幡神社の庚申塚。
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■庚申塔は道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた塔。
この塔は、庚申講と呼ぶ催しを3年間にある回数行うと、
その記念に建てたものと言われます。
その催しは、庚申の日に、体内の「三尸虫」が睡眠中に
天帝に悪事の報告に行くのを防げるため、
眠らないで天帝、猿田彦、青面金剛を祀って宴会をするもの。
庚申塔が全国に広く建てられた歴史を見ると、
人間の心がいかに理屈に合わない
非合理的なものに動かされるかがよく見えてきます。
■多くの庚申塔は明治以後に廃棄されましたが、
神社などの片隅にはいまだに残っている例を見ます。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
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