大変な威厳と迫力とを感じさせる像です。
■この写真はクロス法で立体視ができます。

[080315] 奈良市雑司町。東大寺。
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■仏像の一部をなす天部像は、
もともとはインドで古くから信仰されてきた神々です。
仏教の守護神としての役割を持つとともに、
限りない福を授けるとみなされています。
■広目天は四天王のひとつ。
四天王は神々の帝王である帝釈天(たいしゃくてん)の家来です。
若き聖徳太子は蘇我馬子と物部守屋との戦いに参加し、
四天王に戦勝祈願して勝利したと言われています。
広目天は仏教では、須弥山(しゅみせん)の西側にあたる
西牛貨洲(さいごけしゅう)を守護し、
龍神、毘舎闍(びしゃじゃ)を眷属とします。
そこで、仏教世界の縮図としての須弥壇(しゅみだん)においても、
西に配置されます。
■広目天は梵名はヴィルパークシャ。
「種々の眼をした者」あるいは「不格好な眼をした者」という意味が、
「尋常でない眼、特殊な力を持った眼」、千里眼と拡大解釈されて
広目と訳されたといいます。
天平時代の表現では、筆を持ち、
巻物に何かを書き留めている姿で表現されたとのこと。
東大寺の広目天の場合は、
右手に筆を持ち、左手に巻物を持っています(上記画像参照)。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●東京の自然旅行体験(SRS研究所)
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