日本ではガジュマルがその代表ですが、
ガジュマルは他の国でも見られます。
5枚の写真で示したのは、
ニューカレドニアの有名な観光地であるヌメアから
やや南下した位置にあるシトロン湾沿いに生えているガジュマルです。
気温の高い場所にこのような大樹があることで、
ビーチに緑蔭をたたえた憩いの場が生まれています。
■下の写真は画像処理が施してあります。

[080324] ニューカレドニア。シトロン湾。上は写真A。
これは北側の遠方から眺めた全体像。車と比べると大きさが分かる。
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[080324] ニューカレドニア。シトロン湾。上は写真B。
これは東側からやや離れて眺めた全体像。向かって右の樹に注目している。
多くの気根が垂れているのが分かる。
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[080324] ニューカレドニア。シトロン湾。上は写真C。
これはやや近づいて気根を見たところ。
色が薄いところは、古い気根ではなく、新しい気根が伸びていることを示す。
こんなに多くの新しい気根が伸び出しているのは珍しい。
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[080324] ニューカレドニア。シトロン湾。上は写真D。
気根を接近して眺めたもの。無数の細かい根の集合であることが分かる。
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[080324] ニューカレドニア。シトロン湾。写真E。
2束の気根に注目しているが、右はよく見る古い気根。
左が新鮮に伸びつつある成分を持つ気根。
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■クワ科イチジク属ガジュマル。学名Ficus microcarpa L.f.
中国名榕樹。英名Chinese Banyan。Malayan Banyan。
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