その中央にある阿弥陀如来を立体視してみましょう。
これは平安時代後期に作られた木製の像で、
国の重要文化財に指定されています。
以前は金箔で全体が覆われていたと思われますが、
現在は、特に顔面の剥落が目立つ状態です。
それゆえにより明確に歴史を感ずることができるかもしれません。
こういう像こそ、
心眼を持って往事の姿を眺めることの意義があります。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080316]奈良県奈良市管原町。喜光寺。
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■喜光寺は、行基が創建したという古い寺です。
創建は715年(霊亀元年)または721年(養老5年)とも言われます。
前者であれば元明天皇の発願であり、
後者であれば行基によって創建されたことになります。
上記の阿弥陀如来が中央に座している金堂は、
東大寺の大仏殿の10分の1の試作品として造られたと言われています。
蓮の寺としても知られており、100を越える蓮の鉢を見ることができます。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●3D仏像集(SRS研究所)
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