九品寺大仏(くほんじだいぶつ)と呼ばれる阿弥陀如来坐像があります。
これを立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

東京都台東区花川戸二丁目。九本寺。阿弥陀如来。
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■以下は、台東区教育委員会による解説板の内容です:
「境内の左側に立つ大きな仏像は銅像の阿弥陀如来坐像で、
『九品寺大仏』の名で親しまれている。この仏像は、
明暦三年(一六五七)の大火で亡くなった人々の菩提を弔うために、
当寺第二世住職天誉が江戸市民から浄財を募って
万治三年(一六六〇)に造立した。
蓮華坐には、造立に協力した人々やその縁故者と思われる人物の
戒名・法名などを刻む。
作者の長谷川五郎兵衛尉益継(ごろべえのじょうますつぐ)は、
万治から寛文年間(一六五八~一六七二)の頃に活躍した鋳物師のひとりで、
遺品としては九品寺大仏を含め四点の仏像・梵鐘がある。
■阿弥陀如来の像容には複数の種類があります。
そのうち、本例は「上品下生」の印象をとっています。
■阿弥陀如来の極楽浄土への迎え方には九種類があるとされます。
上品・中品・下品(じょうぼん、ちゅうぼん、げぼん)と
三つの段階があり、それぞれがさらに、
上生・中生・下生(じょうしょう、ちゅうしょう、げしょう)
の三段階に分けられる。
上品は両手の親指が人差し指と触れ合っています。
中品は両手の親指が中指とふれ合っています。
下品は両手の親指が薬指と触れ合っています。
上生では定印(じょういん)、中生では説法印、下生では来迎印をとります。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●東京の自然旅行体験(SRS研究所)
●3D仏像集(SRS研究所)
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