大石堂に安置してある仏舎利塔の
周囲に配置された阿閦如来(アシュクニョライ)を紹介します。
クロス法で立体視をしましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080317]奈良県高市郡高取町壺阪3。壺阪寺。阿閦如来坐像。
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■阿閦如来は、五智如来の一つです。
仏の智慧は、
法界体性智・大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智
の五つありますが、阿閦如来はそのうちの
「大円鏡智(だいえんきょうち)」を表しています
(唯識思想では第八識に対応)。
大円境智は差別をしないですべてのものを
ありのままに映し出して受け入れる智慧をいいます。
■阿閦如来の印相は、左手は衣をつかみ、
右手は手の甲を外側に向けて下げ、
指先で地に触れる「触地印」(しょくちいん。そくちいん)を結びます。
触地印は、誘惑や障害に負けないで真理を追究する強い心を表すとされます。
■五智如来は、密教では金剛界五仏とも呼ばれ、
配置される場所が定まっています:
大日如来(中心)、阿弥陀如来(西方)、
宝生如来(南方)、阿閦如来(東方)、
不空成就如来(北方)。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●3D仏像集(SRS研究所)
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