平安京時代から残っている唯一の寺院です(開基は桓武天皇)。
弘法大師空海は嵯峨天皇からこの寺を賜り、
真言宗が流布される基礎を作りました。
東寺には国宝を含む夥しい数の文化財があり、
現在は世界遺産の一部を形成しています。
■その塔頭のひとつである宝菩提院(ほうぼだいいん)には
釈迦如来の立像があります。
すばらしい模様の光背をもつ金色の説法釈迦如来像です。
それをクロス法で立体視してみましょう。
(写真は許可を得て撮影いたしました)。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080421] 京都府京都市南区八条通大宮西入下る九条町。
東寺真言宗総本山東寺・宝菩提院。釈迦如来立像。
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■釈迦如来像には一生のどの段階をテーマとするかによって種々の姿があります。
ここに示したのは説法釈迦如来像と呼ばれるものです。
説法釈迦如来像には転法輪印をとっている姿と、
左手で与願印、右手で施無畏印をとっている姿とがあります。
本例は後者です。
与願印は、願いに応ずるというメッセージであり、
施無畏印は、恐怖心を取り除き、安心を与えるというメッセージです。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●3D仏像集(SRS研究所)
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