五岳山・善通寺(ごがくさん、ぜんつうじ)には、
境内の一角に秩父第二十八番石龍山・橋立堂の本尊である
馬頭観音が模刻して祀ってあります。
ここではそれをクロス法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080505] 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 。
四国第七十五番札所(霊場)真言宗善通寺派総本山 五岳山・善通寺。馬頭観音。
-------------------------------------------------------------
■馬頭観音の六観音のひとつで、
六道のうちの畜生界(畜生道)で働く菩薩です。
無智や煩悩を取り除き、もろもろの悪を破壊します。
■観音は一般には女性的な容姿で優しさを感じさせる像が多いのですが、
馬頭観音は忿怒の表情をとります。
しかも、顔は三つあり、正面の顔には目が三つあり、
腕は八本あります(八臂)。本例もその形をとっています。
中には一面四臂、三面二臂、三面六臂といった像容の例もあります。
頭に馬頭をいただいています。
胸の前で、馬頭印と呼ぶ印相をとります。
■馬頭観音を本尊とする寺院は多くはありません。
秩父三十三箇所の札所の中では、一ヶ所だけです。
■馬頭観音は明王に分類されることもあり、
その際には、馬頭明王と呼ばれます。
■民間信仰では、馬やその他の家畜の守護神とみなされることも
少なくありません。
■真言は「オン アミリト ドバンバ ウン ハッタ (ソワカ)」。
-------------------------------------------------------------
■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP> 以下では、本ブログの仏像を種類毎に分類して探しやすくしてあります。
●3D仏像集(SRS研究所)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

