無尽山・地蔵寺(むじんざん・じぞうじ)には、
奥之院には等身大の木像の五百羅漢があります。
そこには釈迦堂があり、釈迦の脇侍として、
向かって右に普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう)が祀ってあります。
ここではその普賢菩薩をクロス法で立体視してみましょう。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080503] 徳島県板野郡板野町らかん。
四国第五番札所(霊場)真言宗御室派 無尽山・地蔵寺。奥之院の釈迦堂の普賢菩薩。
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■釈迦三尊の脇侍は、文殊菩薩と普賢菩薩であることが通常です。
本例も例外ではありませんが、
通常は、釈迦に向かって右に文殊菩薩、左に普賢菩薩がつとめています。
しかし、本例では、それが逆になっています。
上が普賢菩薩であることは白い像に乗って
結跏趺坐をしていることから明らかです。
■普賢菩薩の真言は「オン・サンマヤ・サトバン」。
普賢は「あまねく賢い」という意味。
いたるところに現れて衆生の苦しみを救う菩薩であることを示します。
文殊は智慧の側面を表し、
普賢は慈悲(苦しみを除き、安楽を与えること)の側面を表すとも言います。
普賢菩薩は密教では金剛薩埵(別名:金剛手菩薩)と
同一視されますことがあります。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
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●SRS研究所の公式HP
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●3D仏像集(SRS研究所)
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