過去数年のうちに明らかになって来ました。
これは「姫島のアサギマダラを守る会」(会長は中城信三郎氏)の方々の
尽力に寄るところが少なくありません。
■その過程で、姫島でもアサギマダラの幼虫が越冬し、
成虫になることが確認されて来ました。
■ここでは、姫島の「フジバカマ園」で
食草のキジョランの葉裏で見出され、
中城氏が観察を続けた蛹の中で、
一番最後に羽化することになる個体の画像を紹介します。
水滴がついているのは、前夜まで雨が降っていたからです。
■中城氏は一冬を経過しながら、屋外で19個の蛹を観察して来られましたが、
18個目の蛹は5月25日までに羽化を終えたことが確認されました。
本例が最後に残った一個体となりました。
■下の画像はパラレル法で裸眼立体視ができます。
■以上、「姫島のアサギマダラを守る会」顧問 栗田昌裕・記。
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■[080525] 大分県東国東郡姫島村。アサギマダラの蛹。撮影は栗田。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
●2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
●姫島のアサギマダラを守る会の紹介
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
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