栴檀山・香園寺の大日如来座像を立体視しました。
この記事を掲載した翌日、大分県の姫島を歩いていたら、
姫島の八十八ヶ所のうちの第六十一番の場所がありました。
ちょっとした偶然の出会いをうれしく思いました。
■姫島の八十八ヶ所は、四国の八十八ヶ所にちなんだもので、
姫島の自然の地形に八十八の場所を設定して、
そこを巡りながらお祈りをしていくために作られています。
それぞれの場所には、四国八十八ヶ所の各寺院の「お砂」が敷かれており、
姫島にいながらにして、四国を巡礼するのと同様の意義があるとされます。
■写真はその六十一番目に置かれた二つの像です。
向かって右側は香園寺の御本尊である大日如来を表し、
向かって左側は弘法大師(空海)を表します。
どちらも可愛いらしい表情をしているのが特徴のように思われます。
山の中に設置されていますから、像の表面は
ちょうど衣を着せたかのような苔が蒸していて印象的です。
また、弘法大師の像の前面には、
一株の植物(オニタビラコ)がすくすくと育って、
花茎が像の頭を越えて伸びているのも注目されます
(花期は終わって種子が散った後の状態です)。
■豊かな自然の中での仏像との出会いは、
それを設置し維持することに関わる方々の
さまざまな思いの歴史を感じさせてくれます。
■写真は画像処理が施されています。
クロス法で立体視ができます。

[080531]大分県東国東郡姫島村。
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
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http://www.srs21.com/books/index.htm
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