大分県姫島で春の北上移動の季節には、
多くの雄が海岸のスナビキソウに集まります。
2008年の移動のピークは5月23日-26日頃に見られました。
その頃、写真に示したベニバナバイカウツギはまだ7分咲きでした。
この頃には、アサギマダラが吸蜜に集まる場面は見られませんでした。
しかし、それから一週間ほどした5月30日、31日には、
この花が満開となり、同時に、
30頭以上のアサギマダラがベニバナバイカウツギに次々と訪れて
吸蜜していました。

[080531] ベニバナバイカウツギで吸蜜するアサギマダラ。
大分県東国東郡姫島村。
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■スイカズラ科ベニバナバイカウツギ(紅花梅花空木)。別名:赤花空木(アカハナウツギ)、マギシェン。
学名Deutzia x hybrida 'Magicien'。
ウツギ(卯の花)の園芸品種。ピンク色の八重の花弁の美しい品種です。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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<参考HP>
2008年のアサギマダラの動向は直下の頁をごらんください:
●2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
本例の記録もそこの表にまとめてあります。
●姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
●姫島のアサギマダラを守る会の紹介
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
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