●文殊菩薩は釈迦の実在の弟子であったとされています。
仏典の製作に関わったとも言われます。優れた智恵の持ち主であったことから、次第に神格化されて、信仰の対象となりました。
●獅子の背中の上の蓮の台に乗って、右手には剣を持ち、左手には経巻を持つ像が一般的です。剣は「切れのよい智恵」を示しています。
童子として表現する場合と老僧の形で示す場合があります。
●普賢菩薩と一緒に釈迦如来の両脇に侍して、「釈迦三尊」として祀られます。
このときは釈迦を悟りに至る智恵の働きで助けることを象徴しています。
悟りに至る智恵は「般若の智恵」と呼ばれます。
●「智恵の文殊菩薩」として単独でも信仰されます。この場合は、一般的な賢さを求める人々の祈りに答えるもので、「三人寄れば文殊の知恵」ということわざも生まれました。
●御真言は「オン アラハシャノウ」。
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■文殊菩薩の写真(3D画像)の代表的な例は以下に示しました:
<高知県・竹林寺の例> 単独の像。
●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1489.html
<奈良県・壺阪寺> 釈迦三尊の像。
●http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1395.html
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■仏像に関する知識と仏像鑑賞を能力開発にどのように活かすかに関する具体的なアイデアに関しては、2008年7月4日に、筆者による講演会が予定されています(「仏像法」)。詳細はSRS研究所のHPをごらんください:
●SRS研究所の公式HP
●講座日程案内
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■仏像を鑑賞する意義に関しては、以下の記事もご参照ください:
08.05/28●「仏像を鑑賞する意義 [080528。3D仏像。画像処理]」
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■能力開発、眼力開発における3D立体視訓練の意義や方法に関しては、
SRS研究所のHPにある著書一覧の中にある
3D写真シリーズを参考にしてください。
http://www.srs21.com/books/index.htm
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP> 以下では、本ブログの仏像を種類毎に分類して探しやすくしてあります。
●3D仏像集(SRS研究所)
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